連続王手の千日手
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千日手の手順において連続王手(一人の手順が全て王手である)の場合は王手を仕掛けている側が千日手の成立条件を満たした際に反則負けとなる。例えば右側の盤面でも、▲2二龍△2四玉▲3三龍△1三玉と進むと元の局面に戻るが、この場合は連続王手の千日手にあたるため、反則行為を避けるには先手が着手を変えなければならない。しかし先ほどの▲7一銀△7三銀打▲8二銀成△同銀の手順は王手を含むが連続王手ではないため反則行為とはならない。 なお、過去に公式棋戦では1999年6月3日の泉正樹-川上猛戦(早指し将棋選手権)で、泉が連続王手の千日手で反則負けとなった事例がある。 両者が連続王手(連続逆王手)で千日手となった場合のルールは明確に定義されていないが、公式戦では前例が存在せず、現在のところ特に問題視されていない。両者連続王手の千日手は手順(局面)としてはおそらく存在しないだろうと見られており、一応証明も試みられてはいるが、完全な証明はいまだなされていない。
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連続王手の千日手(れんぞくおうてのせんにちて)
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同じ手を繰り返す千日手のうち、王手を連続でするのはできない。指し手としては同一局面3回までは可能であるが、次の手で回避しなくてはならない。
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