連続的か不連続かとは? わかりやすく解説

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連続的か不連続か (DES)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/30 07:09 UTC 版)

解離 (心理学)」の記事における「連続的か不連続か (DES)」の解説

コリン・ロスの2軸のひとつに「病的/健康」があったが、ジャネもモールトン・プリンスも、「現在の解離性同一性障害あるいは解離性障害範囲に対して解離」という用語を用いており、「正常な解離」など想像もしていない。それを正常、あるいは日常的な範囲まで拡大したのがヒルガード の新解離論であり催眠実験である。そこでは「解離」は普通の人にも当たり前にある正常な状態から、障害として扱われる異常な状態まで無段階連続しているとした。 パトナム当初はその連続体モデル立場に立ち、1986年という、まだ誰もが手探り状態のときに、解離体験尺度(DES:Dissociative Experience Scale)を作成する。そしてその解離体験度の大きい者の中に解離性障害潜んでいる可能性が高いと考えたDES は、正常範囲解離現象から精神病的な解離現象までについて尋ねた 28項目の質問紙であり、各問いに0%から100%までの11段階答えてもらい、全28 項目の平均体験率をDES得点とする。そしてそのDES得点平均30点以上の場合に、解離性障害疑ってみるというツールである。あくまでもスクリーニングテストであり、それで障害確定するものではない。 冒頭解離正常な範囲のものから、障害として扱われる段階までを含むとしたが、それは無段階連続的なのか、それとも不連続で正常と障害2つグループがあるのかという問題がある。パトナム当初はその連続体モデル立場であったが、後に離散的行動モデルへ傾き、それを不連続な2つ別のグループという見方考え改めている。それがDES解離体験尺度にも現れているので、以下その項目を例としながら3段階に分けて見ることにする。

※この「連続的か不連続か (DES)」の解説は、「解離 (心理学)」の解説の一部です。
「連続的か不連続か (DES)」を含む「解離 (心理学)」の記事については、「解離 (心理学)」の概要を参照ください。

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