特殊パーツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 10:22 UTC 版)
アルテミスの優勝商品や特殊武器など、シナリオに深く関連するLBXパーツ。 サイロップスAI オメガダインが開発した特殊なAI。LBXバトルの経験置を積ませることでそれらの戦闘データを記録・蓄積し、経験値が100%に達すれば「パーフェクト・ブレイン」へと進化し、搭載したLBXの性能を格段に向上させる。風摩キリトはテストプレイヤーの勧誘を受けた際に、これをパーフェクト・ブレインに完成させればアンドロイドに人間と同様の感情を持たせることができる(=エイミーを蘇生させることができる)と教えられたため、バンたちにバトルを挑んできたが、実際はLBX専用のAIであるためアンドロイドへの転用はできず、パーフェクト・ブレインとなった直後に奪取されてゼウスに搭載される。『ゲーム版』では、パーフェクト・ブレインのデータが原因でアダムとイヴは暴走している。バンたちの活躍によって、ゼウス諸共消滅した。 シグマDX9 タイニーオービット製の最新式超高速モーター。アニメではアングラビシダスの直前に北島店長からもらう。しかし『ゲーム版』では、大きい・低出力・高燃費等の欠点ばかりの産廃モーター。 スパーク3000 アルテミス2051の優勝商品となったモーター。クリスターイングラム製。『W』では、ランキングバトル1位でピノンからのドロップアイテムどして使用可能。 ドングリ イノベーターが開発した「超小型メガトン爆弾」で、その名のとおりドングリと同程度のサイズだが、その外見に反してメガトン級の威力を有している。 ビームガーター タイニーオービットの全ての技術が詰め込まれた盾。オーディーンの追加兵装として霧島から託された。『アニメ版』では詳しい説明がされており、強化ダンボールを粒子状に分解して中央部の機械に集積し、使用時に展開する事で防御力を維持したまま重量の削減に成功した。また、出力を高めることで防御範囲を広めることも可能。イフリートの必殺ファンクションのヴァルゾダースによって破壊される。 後にこの技術をつかった後継装備が複数登場している。 マイスターX3 BCエクストラズの優勝商品。世界最高容量のLBX用メモリ。 プラチナカプセル AX-00に内蔵されたカプセル。中身はエターナルサイクラーの設計図である。無理やりこじ開けようとする者を毒矢で抹殺し、同時にデータを抹消する「デスロック」が内蔵されている。 メタナスGX アルテミス2050の優勝賞品となったCPU。クリスターイングラム製。「ゼタFLOPS級の高速演算子をコプロセッサ化し超並列演算を可能にした夢のCPU」であり、「しかも製造される数が極端に少ないことから稀少価値も高く、価格をつければ一つ数億クレジットはする」、その処理能力は「通常のLBX搭載CPUの200倍」と、劇中説明されている。ただ、劇中でLBX用CPUとして活用されることはなく、プラチナカプセルの解読コードが隠されているキーアイテムとしておもに扱われた。また、アルテミス会場では実行委員会により、正体を伏せた精巧なガイノイドに組み込んで受付嬢として動作させてみせた後、彼女が人間でないことを観客に明かし、その高度な処理能力をサプライズ演出するのに使われた。 ルミナスシューター 結城が対ベクター用に開発した新型狙撃銃。基本フレームに強化ダンボールの衝撃吸収力を使用し、超小型粒子加速器を搭載したことで従来の火器を上回る火力を獲得した。ただし、発砲時には強化ダンボールでも打ち消しきれないほどの反動が発生し、機体を物理的に固定できない空中では使用不可能である。また、再充填に30秒もかかるため、速射が利かないという短所も存在する。劇中では長距離射撃を最も得意とするカズに託され、アキレスディードの新専用銃となった。 その後、結城が量産化に取り組んだが難航し、ミゼルとの決戦までには8丁の追加製作が成ったに留まっている。トキオシティでの決戦の際に、一部のプレイヤーに託されている。1発1発が貴重であるため、2機のベクターが1列縦隊になった瞬間を狙ってまとめて撃ち抜く戦法が多用された。
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