測位・地形調査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/01 09:02 UTC 版)
海底地形調査のため、周波数12/50キロヘルツのマルチビーム音響測深機(MBES)が設置された。
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測位・地形調査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/17 21:51 UTC 版)
海底地形調査のため、船底にはシービーム2120型マルチビーム音響測深機(MBES)が設置された。これは、1983年に海上保安庁の測量船「拓洋」に搭載されて日本に導入されたものの同系機であるが、従来のMBESは比較的長波長の12キロヘルツが主流となっていたのに対し、本船の搭載機は、世界で初めて、より高周波で分解能が高い20キロヘルツ帯となった。 また、極深海用精密音響測深器(PDR)として12キロヘルツ帯のコングスベルグ社製EA 600も搭載されているほか、必要に応じて、曳航式サイドスキャンソーナーIZANAGIや、深海曳航式サイドスキャンソーナーWADATSUMIも運用可能である。
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測位・地形調査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/21 22:20 UTC 版)
「天洋 (測量船・2代)」の記事における「測位・地形調査」の解説
測位用として、米マグナボックス社製の複合側位装置(シリーズ5000サーベイシステム)、精密電波測位機(542型トランスポンダ)を搭載した。これはロランC、デッカ航法、GPSによって船位を求めるとともに、マルチビーム測深儀など他の観測機器とも連接されており、時刻・船位・針路・船速や予定コースからの偏位量、水深などの周辺情報を一元的に管理し、ディスプレイ表示や磁気テープ記録、プリンタやプロッタ、ビデオターミナル等に出力する機能を備えており、測量船運航の中枢機構となっている。 「拓洋」と同様にマルチビーム測深儀を備えており、その機種はハイドロチャートIIとされた。これは「拓洋」で搭載されたシービームと同じく米ジェネラル・インストゥルメント社の製品であり、シービームよりも浅い海域で効率的に海底地形調査を行えるよう、1回の送信で得られる横方向の測深幅は水深の2.5倍と拡大されていた(シービームは0.8倍)。このため、送受波器は左右両舷に配置された。送波器は船首尾と直交方向に24個の素子が配置され、中心周波数36キロヘルツのファンビームを送信する。受波器は待受け受振方式を採用しており、左右それぞれ9本(うち1本は直下方向)の待受けビーム(preformed beam)を合成することができた。また2001年2月には、シービーム1180に換装された。 この他に、中深海音響測深機(アトラス・デソ20)、多素子音響測深機(千本電機製501型)も装備された。
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測位・地形調査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/22 16:50 UTC 版)
「みらい (海洋地球研究船)」の記事における「測位・地形調査」の解説
海底の地形・地層データについては、依然として未知の部分が多く残されている。このことからJAMSTECでは、本船と、並行して建造が進められていた「かいれい」とを対にして、「みらい」は高緯度荒天海域を、「かいれい」は海溝域を中心として分担して観測を進めることを構想した。このため、船底には「かいれい」と同型のシービーム2112.004マルチビーム音響測深機(MBES)が搭載された。これは、周波数12キロヘルツ、2°×2°のナロービームを151本生成して、水深11,000メートルまでの海底地形を即座に等深線図として作図することができた その後、2014年には、やはり「かいれい」などと歩調を合わせて、シービーム3012への更新が行われた。これは、送波ビームフォーミングによって送信ビームの安定化を図るというスエプトビーム機能を付与するとともに、ビーム数も301ビームに倍増、スワス幅も拡大されている。
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測位・地形調査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/22 15:04 UTC 版)
深海調査の要請の高まりを受けて、本船では、日本初のマルチビーム音響測深機(MBES)として、アメリカ合衆国のジェネラル・インストゥルメント社製のシービームの搭載が計画された。これは1回の超音波の発振で16個の高精度の水深情報を得て、海底地形を即座に等深線図として作図することができるため、従来の精密音響測深機(PDR)およびサイドスキャンソーナーなどを用いた手法よりも、遥かに広範囲かつ詳細な地形情報を得ることができた。なお実際には、海上保安庁が昭和56年度予算で建造していた「拓洋」が1983年に先行して竣工したため、こちらが日本初導入となった。重力計や磁力計は搭載していなかった。v また1999年には、送受波器は従来のシービーム("Classic SEABEAM")のままで、船上局を新型のシービーム2112のものに換装する改修が行われた。
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測位・地形調査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 04:59 UTC 版)
「昭洋 (測量船・2代)」の記事における「測位・地形調査」の解説
測位用としては、ディファレンシャルGPS・GPSジャイロ・ロランCによる複合測位装置(SAINS-10)を搭載した。海上保安庁の測量船では、複合側位装置は単に船位を求めるだけでなく、マルチビーム測深儀など他の観測機器とも連接されており、測量船運航の中枢機構となっている。 海底地形調査のため、船底にはシービーム2112型マルチビーム音響測深機(MBES)が設置された。これは、周波数12キロヘルツ、2°×2°のナロービームを151本生成して、海底地形を即座に等深線図として作図することができる。日本初導入として「拓洋」で装備化されたものの発展型であり、後に同船の搭載機も本機に準じて更新された。また海上自衛隊の「にちなん」や海洋研究開発機構の「よこすか」「白鳳丸」「かいれい」にも搭載されている。 またこのほか、深海用曳航式サイドスキャンソナー(通称「アンコウ」)、海上磁力計(PMM-200)、海上重力計(KSS-31)が搭載された。 そして2017年12月から2018年2月にかけて高機能化工事が行われ、浅海(200メートル以浅)用のマルチビーム音響測深機が追加装備された。中深度や深海用のマルチビーム音響測深機でも浅海域の測量は可能だが、周波数の異なる専用機を用いたほうが、より精度が高い測量が可能とされる。
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