測位法とは? わかりやすく解説

測位法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 07:23 UTC 版)

グローバル・ポジショニング・システム」の記事における「測位法」の解説

GPS測位方法は、コード搬送波変調)に基づく方法コード測位方式)と、搬送波位相に基づく方法搬送波測位方式)に分けられる一般にコード測位用いられているが、精密測位には搬送波測位用いられる単独測位 コード測位誤差10m程度民生用)。 DGPS(ディファレンシャルGPS) Differential GPS相対測位方式)。コード測位測位対象となる移動局のほかに、位置わかっている基地局でもGPS電波受信し誤差消去する方法基地局生成され補正情報送信し移動局受信すれば、実時間DGPS補正処理を行うことができる。誤差数m。日本国内では海上保安庁中波ビーコンにより補正情報送信されていたが、「GPS精度の向上」、「衛星等による別の補正システム運用開始」、「2019年平成31年4月7日発生するロールオーバー後述の『1999年8月21日問題』を参照)による信頼性保証できない」を理由として、2019年平成31年3月1日正午をもって廃止となったRTK測位 Real Time Kinematic GPS干渉測位方式DGPS同様に電子基準点から受信する電波位相差計測し測位計算測位時間1分以下、誤差cmが可能。測量地点では、基準受信機参照基準点既知)に設置し、(複数の)移動受信機測位高速スタティック測位 干渉測位方式測量地点で、複数アンテナ固定設置し測位時間30分以下、誤差1cm以下が可能。 VRS測位 Virtual Reference Station RTK-GPSRTK測位弱点初期待ち時間複数受信機が必要、移動範囲限定電子基準点から電波届かない等)を改良仮想基準点方式複数電子基準点通信回線を結ぶVRSセンターがあり、測量地点では、1つ移動受信機から得られるデータを、携帯電話等によりVRSセンター送受信し(データ持ち帰り後日計算も可能)、RTK測位実施

※この「測位法」の解説は、「グローバル・ポジショニング・システム」の解説の一部です。
「測位法」を含む「グローバル・ポジショニング・システム」の記事については、「グローバル・ポジショニング・システム」の概要を参照ください。

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