とうきょう‐わん〔トウキヤウ‐〕【東京湾】
東京湾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/29 07:02 UTC 版)
東京湾(とうきょうわん)は、日本の関東地方にある、南に向けて太平洋に開けた湾である。
注釈
- ^ 江戸時代後期、廻船で賑わう江戸前の佃島(現・東京都中央区佃)より、遥か富士山を望む。
- ^ 『複数の令制国に囲まれた湾であることから、湾岸における最大の都市名から命名された。
- ^ 国際エメックスセンターによる、2009年時の物である。
- ^ 「1」以上を示す海域のため、排水規制対象である。cf. 閉鎖性水域、水質汚濁防止法
- ^ ピンク色の範囲が狭義の東京湾であり、それに水色の範囲(浦賀水道)を加えたものが広義の東京湾である。ピンク色の海域は比較的浅いが、水色の海域には急激に深い「海底谷」がある。
- ^ 海上保安庁・J-EGG500データ
- ^ 房総半島と三浦半島の間の海域。
- ^ 図のピンク色の範囲。
- ^ 図の水色の範囲であり、「外湾」と呼ぶ場合がある。
- ^ 横須賀港、横浜港、川崎港、東京港、千葉港、木更津港など。
- ^ 水深が浅いのは観音崎の北までで、隣接する久里浜の南の沖。
- ^ 東木龍七(1926年)『地形と貝塚分布より見たる関東低地の旧海岸線』
- ^ ただし渡良瀬川はおよそ5万年前までは、現在の深谷市付近へ向かい、利根川へ合流していた。
- ^ 多摩川もこの地点で合流していた。
- ^ 「古東京川」と呼ばれる。
- ^ 大宮台地の西は「古入間湾」とも呼び、利根川河道に由来する。
- ^ 現在の東京湾の海底にも、澪筋が外海から海岸線に向かって伸びている。
- ^ 江戸時代末期、江戸前の佃島沖にて漁師が行う網漁の様子を描いた一図。
- ^ 『日本書紀』や『古事記』におけるヤマトタケルの東征。771年以前の東海道(古代官道)。
- ^ 浦賀水道の城ヶ島と館山の中間付近。
- ^ 2015年に135年ぶりに再確認された。
- ^ とくにヒゲクジラ類とツチクジラなど。
- ^ ホエールウォッチングの対象になっている事もあって保護が進み、個体数の回復に従って微弱ながら北海道・本州・四国・九州の沿岸部への増加が見られる。
- ^ 現代の東アジアに分布する大型鯨類では比較的に現存個体数が多い。
- ^ シャチは1960年代後半までの捕獲によって日本列島の各地で激減し、東京湾でも1970年に11頭の群れの中の5頭が市原市で捕獲されている。
- ^ 後述の通り、東京湾でツチクジラ猟が開始されたのは、古式捕鯨の主対象だった沿岸性のヒゲクジラ類が西日本各地での操業ですでに減少した後の可能性があるため、本来の状況でどの種類の大型鯨類がどの程度東京湾内に見られたのかは不明瞭である。
- ^ 海棲哺乳類やウミガメや大型魚類などの大型生物。
- ^ クジラやイルカやスナメリやシャチ。
- ^ ナガスクジラ科が海面で行う採餌行動と推測される。
- ^ 上記の通り、同様に深海性であり現在も東京湾口や三浦半島の周辺で見られることもあるマッコウクジラが、当時は安定して一帯に回遊していたのかは不明である。
- ^ 名の知れた鯨捕りであった間瀬助兵衛が関東に進出した際に東京湾周辺のクジラの多さに着目したとされる。助兵衛がこの地に進出した理由は、おそらく関西方面で狩猟圧の結果としてクジラが減少し、助兵衛が新たな猟場を探していためとされる。
- ^ 日本列島を含む東アジアでは、鯨神やえびす信仰の対象としてクジラを神聖視する事例が目立ち、積極的な捕獲を忌諱していたり捕鯨自体をタブーとしていた地域が多かったとされる。それゆえか、日本では伊勢湾周辺で商業捕鯨が発祥して各地に伝播するまでは、各地域において積極的な捕鯨が大々的に行われていたという記録は存在せず、古式捕鯨が行われたのは西日本に集中していた。東日本で組織的および商業的な古式捕鯨が大々的に行われていたのは、東京湾と三浦半島の他には、現在の福島県いわき市の沿岸部のみである。
- ^ 具体的に対象としていた鯨種は不明。
- ^ 「関東諸浦」では年に平均して100-200頭の捕獲がされていたが、20年ほどで年に4-5頭の捕獲にまで減少した。これは、三浦浄心が「このままでは後世にはクジラが消えるだろう」と憂慮した通りであった。
- ^ 古式捕鯨の主対象とされていた沿岸性のヒゲクジラ類は、おそらく当時はすでに関西における古式捕鯨によって減少していたとみられる。これらの種類は回遊の途上で東京湾周辺を通過していた可能性が高く、「関東諸浦」で捕獲されていた鯨種にもこれらの沿岸性のヒゲクジラ類もふくまれていた可能性は高いものの、主立った捕獲対象はツチクジラ以外は不明となっている。
- ^ とくにヒゲクジラ類やツチクジラなど。
出典
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東京湾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 01:51 UTC 版)
「海へび大帝の猛襲」などに登場。海へびのような大怪物が出現し、漁船などが被害を受けていた。その正体は海へび大帝の海龍戦艦シー・ドラゴンで、襲われた海上保安庁の巡視船「くろしお」は遠隔操縦で船を襲う幽霊船にされてしまった。その後「鉄の獅子の襲来」でも、鉄の獅子の侵略兵器ゴルゴンに上陸され大きな被害を受けた。
※この「東京湾」の解説は、「海の王子」の解説の一部です。
「東京湾」を含む「海の王子」の記事については、「海の王子」の概要を参照ください。
「東京湾」の例文・使い方・用例・文例
- 東京湾
- 東京湾に入港する
- それがまさに東京湾流通大戦争時代の様相を呈しています
- 私は昨日、東京湾で釣った魚を冷蔵庫の冷凍室に保存しました。
- 私は東京湾で帆走を楽しんだ。
- 東京湾.
- 隅田川は東京湾に注ぐ.
- 東京湾を埋め立てた土地にはビルが林立し, 今や第 2 の副都心となった.
- 隅田川は東京湾に入る
- 凱旋記念として東京湾に観艦式が挙行された
- 東京湾築港
- 隅田川は東京市中を流れて東京湾に入る
- 隅田河は東京湾に落ちる
- 隅田川は東京湾に注ぐ
- 3月31日,東京都江(こう)東(とう)区に東京湾岸警察署が開署した。
- 湾岸署は東京湾岸地区とその周辺地区を担当する。
- 新しい9階建ての署の建物は東京湾全体を見渡せる監視室が屋上にある。
- 東京湾からの高潮が都心を襲う。
- 羽田空港では現在,新しい滑走路を東京湾で建設中だ。
東京湾と同じ種類の言葉
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