李 超狼(リー・チャオラン)[Lee Chaolan]
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「鉄拳の登場人物」の記事における「李 超狼(リー・チャオラン)[Lee Chaolan]」の解説
キャッチコピー:銀髪の悪魔 格闘スタイル:三島流喧嘩空手+マーシャルアーツ(〜4)→マーシャルアーツ(5〜) 国籍:日本 登場:鉄拳、鉄拳2、鉄拳TT、鉄拳4、鉄拳5、鉄拳5DR、鉄拳6、鉄拳6BR、鉄拳TT2 声:中田譲治(鉄拳)→佐々木望(鉄拳2〜鉄拳TT)[要出典]→ウィリアム・ワード(鉄拳4)→置鮎龍太郎(鉄拳5以降)/ 三木眞一郎(OVA、ドラマCD)、カイジ・タング(鉄拳 BLOOD VENGEANCE〈英語版〉) 平八の元養子。一八の当て馬としてあてがう目的のため、12歳の時に平八によって中国から連れて来られた。一八と共に帝王学をたたき込まれる。その一環として武道も身につけたが、三島流喧嘩空手は左踵落とし以外教わっていない。 第1回大会では一八同様三島財閥の乗っ取りを企てるが、一八に敗北。平八を倒し、財閥頭首となった一八の雑用係としてこき使われるという屈辱を味わわされる。それ以降スランプに陥り技のキレが衰えるが、謎の老人によって鍛え直され、彼の命と引き換えに以前を凌ぐ強さを手に入れた。2年後、再び頭首の座を狙って第2回大会に参加。大会後、一八側に付いたために再び財閥頭首となった平八の怒りに触れ、三島家より追放される。以後しばらくは平八への怒りに燃えていたが、どうせ自分より早く死ぬ老人なのだから、と考えを改める。それから約20年間、某ヒューマノイドメーカーの筆頭株主となり、バハマで悠々自適の生活を送っていた。そんな折、遺伝子学分野で躍進を続けている新興企業、“G社”の株が大量に売り出されているのを知る。不審に思い調べてみると、三島財閥との間に何かあった模様で、そこへタイミングよく第4回鉄拳大会の開催が告知される。三島家への恨みとかつての情熱が蘇り、銀髪を紫に染め、名前も「ヴァイオレット」と偽り大会に参加。また、これは自社の最新鋭ロボット「コンボット」のテストおよびPRを兼ねたものだった。しかし、死んだはずの一八が対戦相手として現れ、動揺から敗北する。その後、平八の死後混乱する三島財閥の乗っ取りを試みるが失敗する。第5回大会では、一八が財閥を乗っ取り大会を主催したと勘違いし、一八への復讐と財閥乗っ取りを目指し大会に参加。しかし、大会の途中で主催者が一八ではないことを知り、棄権する。やがて、世界を混乱に貶めた三島財閥に対抗する組織としてG社が台頭し始めたころ、その武力行使に疑問を抱く。調査した所、一八が実権を握っていることを知る。その一八が大会に参加することを知り、G社の株を多数持っていたことから、株主優待券を使って第6回大会に参加する。 銀髪が特徴的で「エクセレント(Excellent)」が口癖。『鉄拳4』では英語を喋っていたが、『鉄拳5』からは基本的に日本語を喋っている。ビジュアルや言動はキザな二枚目だが、家庭用のエンディングムービーなどでは三枚目を演じることが多い。 『鉄拳タッグトーナメント2』では『鉄拳4』のエンディングでコンボットの誤作動により、大衆の面前で恥をかいたことをきっかけに、最新の技術を取り入れた「スーパーコンボットDX」でリベンジすることを決心し、ヴァイオレットシステムズ社の総力を挙げて開発に着手していた。そのスーパーコンボットDXはついに完成したが、作動ボタンと緊急爆破ボタンを押し間違え、水の泡にしてしまう。秘書と共に、通常のコンボットを1から育成していくことを決意し、最終的にあらゆる格闘家のデータを取り入れた最強のコンボットが完成し、三島平八、一八、風間仁を研究所へ誘拐して闘わせるもデビル仁の雷紅波で首を切り離されてしまう。ヴァイオレットがデビルのデータのみ取り入れるのを忘れていたことを平八に笑われると再びコンボットを爆破させ、3人を道連れにした。その後の3人の生死は不明。 『鉄拳7』では『鉄拳6』のシナリオキャンペーンモードで知り合ったラース率いる鉄拳衆の離反部隊に対し、会社を挙げて支援しており、施設の提供やシナリオキャンペーンモードで機能停止したアリサの修復作業などを行っていた。メインストーリーではアリサ復活後、昏睡状態の仁の身柄を奪取せんとするニーナ率いる鉄拳衆に対し、ラースたちと共に一戦を交えることとなる。 独特な足技を主体とし「レイザーズエッジキックコンボ」や「マシンガンキック」、コマンドを入力している限り永遠に続く固有技「インフィニティーキックコンボ」などのキックコンボを持つ。『鉄拳』と『鉄拳2』ではマーシャルのコンパチブルだったが、シリーズが進むにつれて差別化が図られ、現在では共通の技はごく一部となっている。 年齢は『鉄拳』で25歳、『鉄拳2』で27歳、『鉄拳3』(未登場)で46歳、『鉄拳4』〜『鉄拳7』は48歳。血液型はA型。身長178cm、体重65kg。ストーリー上で初登場から20年以上が経過しているにもかかわらず、全く老けていない。彼が未登場の『鉄拳3』を題材にした漫画『鉄拳 〜闘いの彼方に〜』では老けた姿で登場しており、ポジションは三島財閥の長官で、平八に対しては忠誠的である。またボスコノビッチが実験中の薬「Timna-β(ティムナ ベータ)」を使って若返るという展開もある。 パチスロ鉄拳3rdでは、バトル演出におけるリングアナウンサーとして登場している。
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