Timna
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 03:46 UTC 版)
「Intel Celeron」の記事における「Timna」の解説
競合企業の低価格市場向け製品の成功により、Intelはより低価格なCeleronの発売企画を計画し、Coppermineを基本設計にメモリコントローラなどを統合したプロセッサTimna(ティムナ)およびグラフィックス統合版Timna+を開発した。しかしTimnaに統合したメモリコントローラで利用できるメモリはDirect RDRAMのみであり、Direct RDRAMのメモリモジュール自体の発売価格がインテルの予想に反し安くならなかったことから、Timnaは低価格帯パソコンには不適合と判断され計画自体は中止された。0.25μm版MMX Pentium(Tilamook)の後にTimnaとTimna+の設計を担当することで経験を積んだIntelのイスラエルの開発チームは、後のPentium Mとそれに続くCoreマイクロアーキテクチャの開発を担当することとなった。
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