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新世紀ウルトラマン伝説

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/21 02:47 UTC 版)

ウルトラシリーズ > 新世紀ウルトラマン伝説
新世紀ウルトラマン伝説
監督 鈴木清
製作総指揮 円谷一夫
出演者 布川敏和
小野日路美
くぼかんじ
音楽 矢野立美
主題歌 Project DMM「ウルトラマン伝説」
撮影 大岡新一
製作会社 円谷プロダクション
配給 松竹
公開 日本2002年8月3日
上映時間 15分
製作国 日本
言語 日本語
次作 新世紀2003ウルトラマン伝説 THE KING'S JUBILEE
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新世紀ウルトラマン伝説』(しんせいきウルトラマンでんせつ)は2002年8月3日に公開された円谷プロダクション製作の映画。松竹系にて公開。同時上映は『ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET』。

概要

初代ウルトラマンからウルトラマンコスモスまでのウルトラマンたちが総登場し、家族が見るテレビで巡る総集編的なライブ映像と、天空魔と戦う新撮部分から構成される。監督は、平成ウルトラシリーズでプロデューサーを務めていた鈴木清が担当した[1]

アニメ『ザ☆ウルトラマン』のウルトラマンジョーニアスや、アニメ映画『ウルトラマンUSA』のウルトラマンチャック、ウルトラマンスコット、ウルトラウーマンベスも、実写で登場する。登場するウルトラマン全員がスペシウム光線を放つシーンもある[注釈 1]

映像の所々では、ウルトラマンたちがオリジナル体操「ウルトラマンエクササイズ」を披露している。「ウルトラマンエクササイズ」は、2002年のアトラクションショーでも定番曲として用いられた[1]ほか、テレビ番組『トリビアの泉』でも取り上げられた。「ウルトラマンエクササイズ」の開発は、後の「カラフィットエクササイズ」の考案者である周防進(進之介)によって行われている。

あらすじ

ウルトラマンが大好きな家族のボクとパパは、不思議な紙飛行機にのってテレビの中の世界に入り、ウルトラ戦士たちと一緒に怪獣たちと戦う。全ての世界を回った後、空が暗雲に包まれ怪獣たちの怨念が集結して誕生した暗黒妖鬼天空魔が出現。ウルトラ28ヒーローとの決戦が始まる。

登場ウルトラマン

登場怪獣

暗黒妖鬼 天空魔

諸元
天空魔
別名 暗黒妖鬼
身長 666m[3][4][5][6]
体重 66万6,000t[3][4][5][6]
出身地 異次元[3][4][5]

ウルトラ戦士たちが過去に倒した怪獣たちの怨念が集結して誕生した、顔だけの悪鬼。口から1発に20体の怪獣の怨念を込めた怨念火炎弾[6]を連続発射する。ガイアとアグルのタッチアンドショットを浴びて怯み、さらにキング、父、母、ゾフィーの指示を受けたウルトラ24戦士の光線を一度に浴びて倒された。

歴代シリーズからの登場

全てライブ映像。並びは登場順。

キャスト

  • ウルトラ28ヒーロー
    • ウルトラマンナイス:秋草涼
    • ウルトラマンティガ、ウルトラマンコスモス:安藤道泰
    • ウルトラマンキング、ウルトラマンコスモス:岩田栄慶
    • ウルトラマン80:岩崎賢太郎
    • ゾフィー:岩崎晋弥
    • ウルトラマンチャック:永田朋裕
    • ウルトラウーマンベス:太田智美
    • ウルトラマンガイア:釜下和之
    • ウルトラマンスコット:加藤尚之
    • ウルトラマンタロウ:河本賢彦
    • ウルトラマンエース:国本司
    • ウルトラセブン21:小林豊明
    • ウルトラマンジャック:小宮啓志
    • ウルトラマンキング:黒崎真司
    • ウルトラの母:酒井亜美
    • ウルトラマンダイナ:白浜孝次
    • ウルトラマンネオス:相馬絢也
    • ウルトラマングレート:田辺信彦
    • ウルトラマンゼアス:田畑幸路
    • ウルトラマンアグル:中村博亮
    • ウルトラマン:平井敬太
    • ウルトラの父:平間大輔
    • ユリアン:福岡まどか
    • ウルトラマンコスモス:藤瀬裕幸
    • アストラ:諸間亮
    • ウルトラマンレオ:山田達也
    • ウルトラマンコスモス(ルナモード)、ウルトラセブン:山本諭
    • ウルトラマンパワード:吉田淳
    • ウルトラマンジョーニアス:吉野徹
    • ユリアン:鈴木理香子
    • 荻野英範
    • ウルトラマンゼアス:長谷川恵司

※以下ノンクレジット出演者

スタッフ

脚注

注釈

  1. ^ ただし、ウルトラマンゼアスのみスペシュッシュラ光線の姿勢を取っている[1][2]

出典

  1. ^ a b c 「106号巻末特別付録 宇宙船 YEAR BOOK 2003」『宇宙船』Vol.106(2003年5月号)、朝日ソノラマ、2003年5月1日、157頁、雑誌コード:01843-05。 
  2. ^ コスモス超全集 2003, p. 141.
  3. ^ a b c 画報 下巻 2003, p. 216, 「COLUMN/27 ウルトラマンの未来」
  4. ^ a b c コスモス超全集 2003, p. 139
  5. ^ a b c 円谷プロ全怪獣図鑑 2013, p. 305, 「新世紀ウルトラマン伝説シリーズ」
  6. ^ a b c UPM vol.28 2021, p. 25, 「カオスヘッダー、怪獣、カオス怪獣、宇宙人」

参考文献

  • 竹書房/ブレインナビ編 編『ウルトラマン画報 光の戦士三十五年の歩み』 下巻、竹書房、2003年5月9日。ISBN 4-8124-0999-3 
  • 『ウルトラマンコスモス超全集小学館てれびくんデラックス愛蔵版〉、2003年9月20日。 ISBN 4-09-101492-5 
  • 大石真司、江口水基・島崎淳・間宮尚彦『円谷プロ全怪獣図鑑』円谷プロダクション監修、小学館、2013年3月11日。 ISBN 978-4-09-682074-2 
  • 講談社 編『ウルトラ特撮 PERFECT MOOK』 vol.28《ウルトラマンコスモス》、講談社〈講談社シリーズMOOK〉、2021年8月24日。 ISBN 978-4-06-520962-2 

関連項目

外部リンク


新世紀ウルトラマン伝説

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ツインテール (ウルトラ怪獣)」の記事における「新世紀ウルトラマン伝説」の解説

グドンと共にジャックを襲うが、ボクパパ放った弾丸倒される

※この「新世紀ウルトラマン伝説」の解説は、「ツインテール (ウルトラ怪獣)」の解説の一部です。
「新世紀ウルトラマン伝説」を含む「ツインテール (ウルトラ怪獣)」の記事については、「ツインテール (ウルトラ怪獣)」の概要を参照ください。

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