円谷エンターテインメントとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 組織・団体 > 企業・法人 > 企業・法人 > 渋谷区の企業 > 円谷エンターテインメントの意味・解説 

円谷エンターテインメント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/24 15:39 UTC 版)

株式会社円谷エンターテインメント(つぶらやエンターテインメント)は、かつて存在した日本の映像制作会社。

会社データ

歴史

1989年7月、円谷プロダクションを退社した円谷粲が円谷映像を設立。

設立にあたって円谷プロダクションは一切関与していないが、円谷プロダクションの下請けとして『ウルトラシリーズ』関連番組などの制作も手掛けていた。

2004年1月、売り上げの低迷により、アートポートに事業譲渡して名称を円谷エンターテインメントに変更。

その後2015年の円谷映像新社を経て、2022年9月までにマーチャント・バンカーズの子会社化(娯楽TV→娯楽TVメディア・コンテンツ[1][2])した円谷メディア・コンテンツが継承していた[3][4]。2024年9月にはマーチャント・バンカーズは娯楽TVメディア・コンテンツをアートポートインベストへ譲渡、元親会社の傘下に戻ったと見られる[5]

作品

ドラマ

アニメ

映画

オリジナルビデオ

制作協力

制作著作

訴訟

  • 2007年12月27日、円谷映像から円谷エンターテインメントへの事業譲渡について、円谷粲の説明内容に虚偽があったとして東京地裁に提起した。円谷粲に対して不法行為に基づき、事業譲渡代金相当額5億5千万円の損害賠償を求めると共に、円谷粲が円谷プロダクションの副社長を務めていたことから、円谷プロダクションに対しても使用者責任に基づく、同額の損害賠償の支払いを求めるものであった[8]
  • 2010年7月8日、『ウルトラQ dark fantasy』の企画費未払いについて東京地裁より、約7800万円の支払いを命じられている。円谷プロダクションは円谷映像が債務超過に陥り、円谷エンターテインメントに事業譲渡された際に、プロデューサー料を含む企画費として約9500万円を支払う契約についても引き継がれたと判断されて、円谷プロダクションに支払われなかった約8600万円を求めた訴訟を起こしていた[9]

関連書籍

  • 竹書房 / イオン 編『超人画報 国産架空ヒーロー40年の歩み』竹書房、1995年11月30日。ISBN 4-88475-874-9。C0076。 

脚注

関連項目





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「円谷エンターテインメント」の関連用語

円谷エンターテインメントのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



円谷エンターテインメントのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの円谷エンターテインメント (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS