形式詳細
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東海道・山陽新幹線上での新幹線車両における前位とは車両の博多方、後位とは東京方のことである。 116形 (M's) グリーン席を備える中間電動車。X・G編成10号車として125形とペアを組んで使用される。前位に車掌室を備え、集電装置・主変圧器・整流装置・電動空気圧縮機などを搭載する。9000番台は当初、客用扉が2箇所あったが、量産化改造を経て1箇所になった。 1991年にパンタグラフ半減工事が実施され、集電装置は撤去された。 121形 (Mc) 普通席を備える制御電動車。V編成1号車として126形とペアを組んで使用される。前位に博多向き運転台、後位に便所・洗面所を備え、主制御器・抵抗器・補助電源装置・蓄電池・LCXアンテナなどを搭載する。0番台は存在しない。 122形 (M'c) 普通席を備える制御電動車。V編成16号車として125形とペアを組んで使用される。後位に東京向き運転台を備え、集電装置・主変圧器・整流装置・運転用インバータ装置などを搭載する。0番台は存在しない。 1990年3月にパンタグラフ半減工事が実施され、集電装置は撤去された。ただし、3008, 3009の2両は新製時から集電装置を搭載していなかった。 123形 (Tc) 普通席を備える制御車。X・G編成1号車として使用される。前位に博多向き運転台、後位に便所・洗面所を備え、LCXアンテナなどを搭載する。 124形 (T'c) 普通席を備える制御車。X・G編成16号車として使用される。後位に東京向き運転台を備え、運転用インバータ装置などを搭載する。 125形 (M) 普通席を備える中間電動車。116形・122形・126形とペアを組んで使用される。 0, 3000, 9000番台 X・G編成3・5・13・15号車、V編成3・13・15号車、K編成5号車として使用される。後位に便所・洗面所を備え、主制御器・抵抗器・補助電源装置・蓄電池などを搭載する。 500, 9500番台 X・G編成7号車として使用される。後位に便所・洗面所・業務用室・多目的室・電話室を備え、主制御器・抵抗器・補助電源装置・蓄電池などを搭載する。 700, 3700, 9700番台 X・G・V編成11号車、K・P編成3号車として使用される。後位に便所・洗面所・車内販売準備室・車椅子対応設備・多目的室を備え、主制御器・抵抗器・補助電源装置・蓄電池などを搭載する。 3800番台 V編成5号車として使用される。後位に便所・洗面所・車販準備室・多目的室を備え、主制御器・抵抗器・補助電源装置・蓄電池などを搭載する。 126形 (M') 普通席を備える中間電動車。X・G・V編成2・4・6・12・14号車、K編成2号車、P編成2号車として121形もしくは125形とペアを組んで使用される。集電装置・主変圧器・整流装置・電動空気圧縮機などを搭載する。 148形 (T'sbd) グリーン席とカフェテリアを併設する2階建て中間付随車。G編成8号車として使用される。1階にはカフェテリアが、2階にはグリーン席が設置された。 149形 (Tsd) グリーン席を備える2階建て中間付随車。1階にグリーン個室、2階にグリーン席が設置された。0番台 X・G編成9号車として使用される。グリーン個室は1人用5室、2人用3室、3人用1室が設置された。G1 - G3編成には当初0番台が連結されていたが、グリーン個室の配置を見直したことにより100番台に改番された。 100番台 G編成9号車として使用される。グリーン個室は1人用3室、2人用3室、3人用1室、4人用1室が設置された。 9000番台 X0 → X1編成9号車として使用される。 168形 (T'dd) 売店(1階)と食堂(2階)を備える2階建て中間付随車。0, 9000番台 X編成8号車として使用される。この形式のみ、9000番台も大窓仕様である。 3000番台 V編成8号車として使用される。車端部分が両側とも切妻になっている。 178形 (T'sd) 普通席(1階)、グリーン席(2階)を備える2階建て中間付随車。V編成10号車として使用される。博多方に車掌室を備え、AV機器用インバータ装置を搭載する。0番台は存在しない。 179形 (Tsd) 普通席(1階)、グリーン席(2階)を備える2階建て中間付随車。0番台は存在しない。3000番台 V編成7号車として使用される。業務用室を備える。 3100番台 V編成9号車として使用される。電話室を備える。
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121形 (Mc) 5000番台 K・P編成1号車として126形とペアを組んで使用される。種車は121形3000番台で、230 km/h走行用トランスポンダ車上子を撤去している。元番号に2000が加算されている。 P編成に組み込まれた5001, 5006, 5008には乗務員室出入り台に、業務用電話、旅客指令操作盤などが取り付けられている。 5050番台 K・P編成1号車として126形とペアを組んで使用される。V編成の中間車である125形3000番台にG編成123形0番台廃車体の先頭部を切り継いで先頭車化を行なったもの。G編成のATC装置や列車無線など、ほとんどの機器をそのまま流用している。G編成で使用していたATC装置はV編成のものと歯車比が違うため、速度入力信号の変更を行った。 P編成に組み込まれた5051 - 5053, 5058 - 5063には乗務員室出入り台に、業務用電話、旅客指令操作盤などが取り付けられている。 車両概観は121形5000番台車両とほぼ同様であるが、運転台側にあるジャッキアップポイント付近の形状や床下機器ふさぎ板の形状が若干異なる。 125形3016 3003 3018 3024 3021 3015 3027 3002 3009 3012 3006 3023 3007 121形5051 5052 5053 5054 5055 5056 5057 5058 5059 5060 5061 5062 5063 122形 (M'c) 5000番台 K編成6号車、P編成4号車として125形とペアを組んで使用される。種車は122形3000番台で、230 km/h走行用トランスポンダ車上子を撤去し、新たに空気圧縮機と集電装置を搭載している。元番号に2000が加算されている。 P編成に組み込まれた5001, 5006, 5008には乗務員室出入り台に、自動放送装置、列車案内中央装置、業務用電話、旅客指令操作盤などが取り付けられ、車掌室としている ほか、博多方デッキに公衆電話が設置されている。 5050番台 K編成6号車、P編成4号車として125形とペアを組んで使用される。V編成の中間車である126形3000番台にG編成124形0番台廃車体の先頭部を切り継いで先頭車化を行なったもの。G編成のATC装置や列車無線など、ほとんどの機器をそのまま流用している。G編成で使用していたATC装置はV編成のものと歯車比が違うため、速度入力信号の変更を行った。 P編成に組み込まれた5051 - 5053, 5058 - 5063には乗務員室出入り台に、自動放送装置、列車案内中央装置、業務用電話、旅客指令操作盤などが取り付けられ、車掌室としている ほか、博多方デッキに公衆電話が設置されている。 車両概観は122形5000番台車両とほぼ同様であるが、運転台側の床下機器ふさぎ板の形状が若干異なる。 126形3028 3003 3027 3038 3033 3023 3043 3002 3013 3018 3008 3036 3011 122形5051 5052 5053 5054 5055 5056 5057 5058 5059 5060 5061 5062 5063 125形 (M) 3750番台 K・P編成3号車として126形もしくは122形とペアを組んで使用される。G編成11号車に連結されていた125形700番台の車体とV編成の電装品を組み合わせたもの。125形3700番台にあわせて客室ドアを空気式から電気式に、方向幕を3色LED式に変更している。 3751・3758 - 3763がJR西日本所属の、3752 - 3757がJR東海所属のG編成125形700番台の車体を使用しているが、名義上は3751・3758 - 3763は車体を提供したG編成を種車とし、3752 - 3757は電装品を提供したV編成を種車として処理されている。 車両概観は125形3700番台と同様。 125形(種車)車体712 715・716・721・725・736・749 709 711 707 708 713 710 電装品3806 3801 3017 3808 3807 3805 3809 3001・3004・3010・3802 - 3804 125形3751 3752 3753 3754 3755 3756 3757 3758 3759 3760 3761 3762 3763 太字は名義上の種車 126形 (M') 3200番台 K編成4号車として125形とペアを組んで使用される。種車は126形3000番台で、博多方2列の座席を撤去して車掌室を組み込んだ。集電装置は撤去されている。博多方デッキに公衆電話が設置されている。 126形3032 3037 3022 3012 3031 3017 3021 3042 3007 3041 126形3201 3202 3203 3204 3205 3206 3207 3208 3209 3210 形式車両番号定員重量改造数総数備考121 5001 - 5009 52名 55.7 t 9両 22両 3000番台からの改造 5051 - 5063 13両 中間車を先頭車化したもの車内設備は5000番台と同様 122 5001 - 5009 60名 56.0 t 9両 22両 3000番台からの改造 5051 - 5063 13両 中間車を先頭車化したもの車内設備は5000番台と同様 125 3751 - 3763 58名 52.3 t 13両 13両 700番台車両の車体と3000, 3800番台の電装品を利用車内設備は700, 3700番台と同様 126 3201 - 3210 72名 52.1 t 10両 10両 車掌室付き 最終的にV編成の電動車108両のうち、102両がK・P編成に改造された。残りの6両はG編成(西日本車)から改造したため、改造から漏れた以下の6両は2004年度末までに廃車・解体された。 125-3001(元V1編成)2003年5月21日廃車 125-3803(元V3編成)2003年11月9日廃車 125-3804(元V4編成)2003年11月9日廃車 125-3802(元V2編成)2004年6月7日廃車 125-3010(元V4編成)2004年10月29日廃車 125-3004(元V2編成)2005年3月22日廃車
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