121形 (貨車)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/20 18:17 UTC 版)
「阪神111形電車」の記事における「121形 (貨車)」の解説
「アミ電」こと121形の123を種車に、1956年(昭和31年)に改造された車両である。 車体は111・112形と同様の凸型車体であるが、軌道工事(保線)用の土砂運搬を主目的にしているため、運転室の下部に設けられていた空間はなく、その代わりに山側(右側)に出入り台が設けられたほか、前後に荷台が設けられて、神戸側は山側(右側)に、大阪側は海側(浜側)に傾斜して土砂の散布に適した構造になっていた。しかし、傾けるためのモーター等の動力はなかったことから、まずはスコップ等で土砂をかき出し、残り少なくなってから人力で傾斜させていた。 台車及び電装品は種車のものを流用して台車はJ.G.ブリル社製Brill 27MCB-1を装着し、主電動機は1時間定格出力37.3 kW のGE社製GE-90-Aを4個搭載、制御器は同じくGE社製K-40Aを、ブレーキはSM-3直通ブレーキをそれぞれ装備していた。また、戦後の登場であることから、集電装置はパンタグラフ(東洋電機製造PT-11A)を搭載した。
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121形 (Mc)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 16:48 UTC 版)
「新幹線100系電車」の記事における「121形 (Mc)」の解説
普通席を備える制御電動車。V編成1号車として126形とペアを組んで使用される。前位に博多向き運転台、後位に便所・洗面所を備え、主制御器・抵抗器・補助電源装置・蓄電池・LCXアンテナなどを搭載する。0番台は存在しない。
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