121NaK "スウィング"
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 03:00 UTC 版)
「カリーニングラード市電」の記事における「121NaK "スウィング"」の解説
「スウィング(Swing)」は、ポーランドの鉄道車両メーカーであるペサが展開する超低床電車ブランドである。そのうちカリーニングラード市電に導入されたのは3車体連接式の「121NaK」と呼ばれる形式で、ペサ初のロシア連邦向け路面電車車両として2012年から営業運転に投入された。カリーニングラード市電に新造車両が導入されるのは1994年のKT4以来18年ぶりであった。 当初は2018年までに35両が量産され、カリーニングラード市の支援の下でこれらの組み立てを実施する企業も設立される予定だったが、政治面での影響により2014年に連邦政府当局から増備を禁止する命令が下され、1両のみの導入に終わった。また、路線に存在する木造橋梁の老朽化が進み、重量27 tの121NaKの通過が事件な状況となった事や、移設された路線の車両限界よりも車幅が広い事などから2015年から2016年まで運用を離脱し、復帰以降も故障のため長期の休車が相次いだが、電気機器や駆動装置の修繕や交換を経て2019年5月以降は通常の営業運転を再開している。 「スウィング」も参照
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