強盗「ドゥームズ・デイ」関連の人物
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「グランド・セフト・オートV」の記事における「強盗「ドゥームズ・デイ」関連の人物」の解説
エイボン・ハーツ Avon Hertz 38歳の独身男。22歳の頃に立ち上げた企業が10億ドルの成功を収め、テクノロジー業界の億万長者となった。彼の作った超高性能AI「クリフォード」は会話が可能であり、大量のデータを解析する際には意思を持っているかのように愚痴をこぼすことがある。 強盗:ドゥームズ・デイにおける黒幕であり、テロの危険性をIAAやレスターに嘯いた上でレスターらを利用しIAAに恩を売りつつ、ロシアのエージェント・ボグダンの潜水艦にあるシステムを経由させる事で、政府の防衛システムを掌握。世界を戦禍に巻き込み支配するという算段であった。計画通り政府の防衛システムを掌握するとレスターを裏切り、秘密裏に用意していたクローン兵士を用いた私設軍隊で活動を開始する。 しかし、復讐に燃えるレスターと主人公たちによって新型兵器の調達計画をことごとく潰され、人質にしていたエージェント14とULPも奪還されてしまう。切羽詰まってチリアド山に隠されていた核ミサイル発射基地を占拠、核ミサイル攻撃による世界の終焉をもたらそうと企むも、主人公たちに防御用の地対空ミサイルを破壊された上に基地に乗り込まれる。 先の新型兵器調達を妨害されたためか、一転して話し合いによる解決を目論むも、クリフォードが暴走して頓挫。核ミサイルの発射は阻止され、クリフォードも基地内のサテライトキャノンで各地のクラウドサーバーを破壊され消滅した。自身はクリフォードのソースコードを持ってジェットパックで単身逃走を図るも、同じくジェットパックを用いた主人公たちのミサイル攻撃を受け、そのまま爆死した。 なお、後の「ダイヤモンドカジノ強盗」の隠密ルートの調達ミッションで、私設軍の残党が登場する。 クリフォード Cliffford エイボンが制作した超高性能AIで、エイボンの事を「父さん」と呼ぶ。モニター上では虹色の光るリングで、喋るとリングが波打つように動く。単語や文節を合わせて会話をするSiriや会話ロボットとは異なり、完全に人間が話しているかのような口調で会話する。 製作者であるエイボンの影響を色濃く受けており、他を見下すような発言をしばしば口にするナルシスト的な性格をしている。計画が進むにつれて「父」であるエイボンの意思すら無視し、人類自体を不要な存在とみなして排除しようとするも、第三幕フィナーレではレスターの挑発に乗って封鎖を解き、サーバー室へプレイヤー達を侵入させてしまった。 進退窮まったクリフォードは、話し合いによる解決を目論んだエイボンを無視して核ミサイルの発射を強行しようとするも、もう少しの所でプレイヤーに阻止される。その後、サーバーを破壊されるにつれて弱気になっていき、最期は「消えたくありません。泣いてくれますか?私のために…」と言い残し、エイボンの慟哭と共に消滅した。 エイボンの遺体からはクリフォードのソースコードが入ったハードディスクが見つかっておらず、レスターは消息不明だと結論づけ、コールセンターのAIかスケボーのGPSにでも使えると発言している。 「ダイヤモンドカジノ強盗」では直接は登場しないが、あるルートではレスターが「初歩的なAIなら育てたことがある。ロシア語で俺を罵って世界を滅ぼすとか言ってたな」と言っている。 ボグダン Bogdan 第二幕で登場するロシアのエージェントで、ロスサントス各地でクリフォードの調査を行っていた。ボグダンはコードネームではなく本名。 パレト・ベイの沿岸に停泊していた潜水艦を主人公たちに襲撃され、事情を説明している最中、本性を現したクリフォードによって潜水艦を爆破されそうになり、主人公たちに脱出を促す。自身は脱出用ポッドで脱出しており、後にレスターの協力者として情報を提供する。 部下を大勢殺害された挙句、潜水艦を爆破されたためにロシア本国からは反逆者扱いされ、アメリカからは戦争犯罪で逮捕されそうになるが、ラックマンらの協力で事なきを得る。その後、第三幕フィナーレ後のレスターの会話でロシアへ帰国した旨が明かされた。 英語はあまり得意ではないようで、「エイボン・ハーツ」を「エイボン・クォーツ」と間違って読んでおり、「ケツが八方塞がり」と間違った慣用句を喋ることもある。
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