尖閣・島嶼についてとは? わかりやすく解説

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尖閣・島嶼について

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 21:32 UTC 版)

石原慎太郎」の記事における「尖閣・島嶼について」の解説

沖ノ鳥島視察上陸しシマアジ稚魚放流するなど、島嶼防衛尖閣防衛について度々言及している。 尖閣諸島について江藤淳との共著1991年)において次のように記している。「尖閣列島周辺海底油田があるという話が持ち上がって以来次々と妙なことが起こった返還前のことですが、米国石油メジャー会社が、時の佐藤首相に外相がらみで自分たちによる試掘持ちかけてきた。佐藤首相自国日本ことだからといってそれを退けた。すると彼らは、同じ話を台湾北京持ち込み、『あの島々は本来なら中国領土の筈だ』とそそのかした」。 2009年石原は、日中科学技術文化センター会報掲載され対談にて、尖閣について日本主権棚上げにした上で共同開発すべきとの見解示した2010年5月27日全国知事会には、米国尖閣防衛消極的である例を示した上で日本の領土守らないなら、何のため沖縄膨大な基地構えるのか。抑止力を現政府アメリカ問いださない限り訓練分散論じ足場がない」と、当時日本国政府糾弾した関連して会合出席していた、当時首相だった鳩山由紀夫対し総理外国人参政権問題で、『日本列島日本人のためだけのものではない』と述べた衝撃だ」と発言し、それら石原問い対し鳩山は「日中の間で衝突があったとき、アメリカ日米安保条約立場行動する。しかし(尖閣諸島の)帰属問題日中当事者同士議論して結論を出す、と私は理解をしている」との見解示したため報道陣に、「日中間で尖閣諸島帰属協議しようって、こんな馬鹿を云う総理大臣いるのか?正式に米国から)返還されたんだ。馬鹿な会合だよ。ナンセンス!」と怒り露わにしている。 尖閣諸島魚釣島に「日本青年社」が本格的な灯台造ったことに対し謝辞述べている。2010年11月起きた尖閣沖での中国漁船衝突事件ビデオ流出後の記者会見では「なんで政府発表しないのか。国民の目に実態見てもらいたい思って流出した。結構なことじゃないか」と述べ海上保安官一色正春ビデオ映像流出行為肯定した2012年4月には、東京都による尖閣諸島購入計画発表したが、9月11日野田政権は、魚釣島北小島南小島の3島を海上保安庁20億5千万円で埼玉県在住地権者から買取らせ、所有権移転登記完了し尖閣諸島国有化した。この尖閣諸島国有化は、東京都による購入計画実効支配強化のために島に様々な施設作る)を阻止し日本実効支配強化が進むことへの中国の反発抑えることを目的として行われたが、中華民国総統であった李登輝は「経済力背景に、ベトナムから西沙諸島奪い南沙諸島フィリピン領有していた地域手を出し、そして日本領土である尖閣諸島領海領空侵犯繰り返す中国は、札束の力で威張り散らす浅ましい成金』の姿そのものである。野田前首相時代尖閣諸島国有化されたが、あのような手続き行ったところで、どれほど効果があるのか。国が買わないなら都で買う、と表明した石原慎太郎都知事にしても彼の個人的な意気を示すだけの話であったように思う。もともと尖閣諸島日本国民領土なのだから、日本政府手続き論に終始せず、中国手を出してくるなら戦う、ぐらいの覚悟を示す必要がある」と批判している。

※この「尖閣・島嶼について」の解説は、「石原慎太郎」の解説の一部です。
「尖閣・島嶼について」を含む「石原慎太郎」の記事については、「石原慎太郎」の概要を参照ください。

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