宇部商の劇的な試合とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 宇部商の劇的な試合の意味・解説 

宇部商の劇的な試合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/08 01:01 UTC 版)

玉国光男」の記事における「宇部商の劇的な試合」の解説

83年夏2回戦 6-5帝京(東東京4-51点ビハインド迎えた9回裏、無死一塁場面で強攻策をとり、前の打席も本塁打放っている浜口大作逆転サヨナラ2ラン決着浜口は2打席連続本塁打記録)。これが玉国監督甲子園勝利であった85年準々決勝 5-3鹿児島商工=現・南(鹿児島鹿児島商工宇部商の先発左腕田上立ち上がりをとらえ1回裏3点先取2回裏無死一二塁と攻め立てる。ここで宇部商はリリーフ右腕古谷投入甲子園初登板ながら古谷はこのピンチ抑えると、打線藤井ホームランなどで反撃し追いつき、9回には佐藤田処タイムリー勝ち越した。結局古谷最後まで鹿児島商工を無失点抑え見事に勝利をもたらした試合後、鹿児島商工監督は「なぜ控えにあんな良い投手がいるのでしょうか?」と悔しさあらわにしていた。 85年準決勝 7-6東海大甲府山梨2-6リードされた7回裏に藤井進同点3ラン(この時点藤井は3試合連続本塁打大会タイ記録・1大会4本塁打大会新記録だった)などで6-6とし、9回裏一死満塁からサヨナラ打決勝進出決める。宇部商は準々決勝同様に前半田上打ち込まれリード許したが、リリーフ古谷が1失点好投をみせ味方打線反撃呼び込んだ 85年決勝 3-4PL学園大阪当時最強と言われ桑田清原の「KKコンビ擁するPL学園死闘繰り広げた。この試合PL学園清原に2本塁打浴び清原は1大会5本塁打大会新記録を樹立した。またエース番号背負いながら登板機会無かった田上悔しさから試合後ひとり号泣していた。 88年2回戦 3-2堀越((西東京1点を追う9回表二死ランナー無しから代打小松四球選びすかさず二盗。続く1番坂本雄が同点タイムリー放ち延長突入12回表先頭坂本二塁打出塁バント送って3番田村タイムリー勝ち越し。裏のピンチエース木村踏ん張り勝利大活躍の坂本は次戦でさらに劇的な活躍をすることとなる。 88年3回戦 2-1中京=現・中京大中京愛知中京エース木村龍治(元巨人)に対し9回表1死まで一人走者も出すことができず、球場内に完全試合への期待高まり始めていたが、9回表一死から西田ヒットでそれを阻止すると、その後二死二塁から1番坂本の逆転2ラン飛び出し一気試合ひっくり返してしまった。 坂本雄はこの逆転ツーラン公式戦の初本塁打。 しかし、翌日宇和島東との準々決勝では最終回2点リードひっくり返されての逆転サヨナラ負け一夜にして悲劇を味わう結果に。 88年3回戦 4-2東海大甲府山梨1-2迎えた9回表一死二、三塁とチャンスをつくり、1年生代打宮内洋(元横浜)のバックスクリーンへの3ラン逆転勝ち。9回にビハインドの展開での「代打逆転本塁打」は永い甲子園歴史中でもこの1本だけである。 90年夏2回戦 8-4渋谷大阪終盤に点の取り合いになり、4-4のまま試合延長へ。迎えた10回表、二死満塁から松本謙吾レフトグランドスラムをたたき込み試合決めた松本謙吾はこの大会で3試合連続本塁打大会タイ記録樹立している。 95年1回戦 10-9桐蔭学園神奈川前年秋の関東大会覇者優勝候補筆頭称されていた桐蔭学園初回いきなり6点先制されるも、5回に福田2ランなどで一挙6点挙げて同点追いつくその後6-9とされたものの再び9-9追いつき、9回表1点勝ち越し蔭を下した98年1回戦 5-2日大東北福島4-2迎えた6回表、清水夏希打球はレフトフェンスを直撃。それを捕球しようとした日大東北左翼手の手フェンスの下の隙間挟まっている間に清水本塁生還した左翼手は約10分後に救出されたが、甲子園思わぬ死角発見されることとなった98年夏2回戦 2-3豊田大谷(東愛知2-2のまま迎えた延長15回裏、宇部商は無死満塁ピンチを招く。ここで2年生エース藤田による甲子園史上初の「サヨナラボーク」により激闘試合終止符打たれた。この時ボーク宣告した球審今でも忘れることのできない試合」と語っている。 05年夏準々決勝 5-3日大三(西東京) 2-3迎えた9回表無死1,2塁から2番打者上村ライト頭上越えるタイムリースリーベースで逆転。この回にさらに1点追加し5-3としそのまま逃げ切る。この試合の中の8回裏終わった時点応援リーダーチアリーダー)の何名かはすでに号泣していた。しかし、上村タイムリー放った瞬間表情一変したという話があり、その場面が「熱闘甲子園」などで放送されていた。 表 話 編 歴 西鉄ライオンズ - 1966年ドラフト指名選手第1次ドラフト1位岡村佳典 2位柳田俊郎 3位甲斐和雄 4位:村上公康 5位:田中武(入団拒否) 6位:小野泰敏 7位:大津秀美 8位:村上利春(入団拒否) 9位:玉国光男入団拒否10位:内藤久 第2次ドラフト1位荒武康博 2位塩沢誠入団拒否3位清水正輝入団拒否) 4位:斎藤正人入団拒否

※この「宇部商の劇的な試合」の解説は、「玉国光男」の解説の一部です。
「宇部商の劇的な試合」を含む「玉国光男」の記事については、「玉国光男」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「宇部商の劇的な試合」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「宇部商の劇的な試合」の関連用語

1
14% |||||

宇部商の劇的な試合のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



宇部商の劇的な試合のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの玉国光男 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS