じょう【嬢〔孃〕】
読み方:じょう
じょう〔ヂヤウ〕【嬢/▽娘】
お嬢さん
お嬢さん(おじょうさん)- お姉さん、お嬢さま、ご令嬢、嬢(敬称)ともいう。主に若年未婚女性や他者の娘に対する敬称となる。外国語だとMISSやマドモワゼルという同意語である。
- お嬢さん (1927年の映画) - 村上徳三郎オリジナル脚本、牛原虚彦が監督した1927年(昭和2年)の日本映画
- お嬢さん (1930年の映画) - 北村小松オリジナル脚本、小津安二郎が監督した1930年(昭和5年)の日本映画
- お嬢さん (2016年の映画) - サラ・ウォーターズ『荊の城』を原作としてパク・チャヌクが監督した2016年の韓国映画。
- お嬢さん (吉屋信子) - 吉屋信子の小説、および同作を原作として山本薩夫が監督した1937年(昭和12年)の日本映画
- お嬢さん (三島由紀夫) - 三島由紀夫の小説、および同作を原作として弓削太郎が監督した1961年(昭和36年)の日本映画
関連項目
嬢(じょう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 17:05 UTC 版)
未婚女性に対して用いる。君を男子だけに用いる場合、女子には嬢が用いられることがある。稀に既婚女性に対して使う事もある。
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嬢
出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 00:27 UTC 版)
発音(?)
名詞
嬢(じょう)
異表記・別形
- (まれ)娘
用法
接尾辞
嬢(じょう)
- 女性、特に若い女性の名前、職名につける接尾辞。
- セシル・ソレル嬢といへば、パリ人ならだれでも知つてをり、アメリカ人と日本人とに多少名前を覚えられてゐるコメディ・フランセエズの幹部女優であるが、婆さんの癖に器量自慢で、いつもコケツトの役を得意になつて演じてゐる。(岸田國士『世界覗眼鏡』)〔1928年〕[1]
- 最近日本では、その筋書とは逆な侯爵令嬢の十七日女給ということが、現実の社会で行われた。その侯爵令嬢が、ほかならぬ故東郷元帥の孫娘であったことは、世間の視聴をそばだてしめた。/良子嬢が、浅草のカフェー・ジェーエルで、味噌汁をかけた飯を立ち食いしつつも朗らかに附近のあんちゃん連にサービスし人気の焦点にあったという新聞記事をよんで、一般の人々はどんな感想を抱いたであろうか。(宮本百合子『花のたより』)〔1935年〕[2]
- 春日野、神代の両嬢が男に扮して宝塚的な男性美を発揮するのは「虞美人」に関する限りはカブキ的の約束や所作を利用しているところが多い。(坂口安吾『安吾の新日本地理 宝塚女子占領軍――阪神の巻――』)〔1951年〕[3]
- 未婚女性。
異表記・別形
- (まれ)娘
派生語
参照
熟語
孃
嬢
孃
「嬢」の例文・使い方・用例・文例
- あなたの2歳のお嬢さんはとても早熟だ
- 奥様;お嬢様
- お嬢さん
- アン嬢
- 市長のお嬢さんは理想的な結婚相手ですよ
- お嬢さんたち,お願いだから行儀よくしてください
- 彼のお嬢さんは最近急に背が伸びた
- どうぞ座ったままで,お嬢さん
- ビアンカ嬢は休暇を両親と過ごした。
- ドゥカーレ宮の切符売り場のお嬢さんに尋ねた。
- みんな彼女はいいとこのお嬢さんだけれどちょっといかれていると思っていた。
- おとなしそうな若いお嬢さん
- お嬢さん、なにか飲まれますか。
- あなたのお嬢さんはとても美しい。
- あなたのお嬢さんとお話ししても良いですか。
- あなたのお嬢さんと話しても良いですか。
- 生粋のお嬢様だからな。残念ながら悪戯とかじゃなくてあれで素だ。
- さすが、お嬢様。自由奔放な生活をしていたわけじゃないんだ。
- 彼女はいささかとりすました良家のお嬢さんだった。
- 彼はブラウン嬢との婚約を発表した。
嬢と同じ種類の言葉
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