如水会とは? わかりやすく解説

じょすい‐かい〔‐クワイ〕【如水会】

読み方:じょすいかい

一橋大学卒業生同窓会社団法人


特定非営利活動法人如水会

行政入力情報

団体名 特定非営利活動法人如水会
所轄 福島県
主たる事務所所在地 塙町大字塙字大町四丁目6番
従たる事務所所在地
代表者氏名 深谷 佳孝
法人設立認証年月日 2004/10/05 
定款記載され目的
この法人は、次世代を担う子供若者始めとする一般市民対象に、主に剣道始めとするスポーツ通じてスポーツ指導教育環境整備とともに心身の健康と真の人格形成」を養うことで、社会活かせる「強い」精神力を培い向上することを目指しまた、その中で地域社会市民行政企業各種スポーツ団体、他団体等融和協働して地域新し活性化拠点として世代超えた人々次世代を担う人づくりまちづくりをするため、街の環境整備活動とともに子育て並びに男女共同参画等の調査研究企画提案啓発助言事業行ない、そして高齢者対象に、地域住民とのつながり助け合い)の中で、健康と福祉総合的なケアマネジメント行なうことで、自宅における介護だけではなく自立して地域社会で暮らすため支援行なうことを通じて真のノーマライゼーション満ちた社会創造地域福祉の推進目指し住民参加地域社会実現といきいきとした人づくり寄与することを目的とする。 
活動分野
保健・医療福祉     社会教育     まちづくり    
観光     農山漁村中山間地域     学術・文化芸術スポーツ    
環境保全     災害救援     地域安全    
人権・平和     国際協力     男女共同参画社会    
子どもの健全育成     情報化社会     科学技術振興    
経済活動活性化     職業能力雇用機会     消費者保護    
連絡助言援助     条例指定    
認定
認定・仮認定
認定   認定   旧制度国税庁)による認定   認定更新中  
PST基準
相対値基準     絶対値基準     条例指定()    
認定開始日:       認定満了日:       認定取消日:   
認定年月日:    認定満了日:    認定取消日:   
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解散情報
解散年月日  
解散理由  

如水会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/09 00:05 UTC 版)

如水会館(千代田区一ツ橋)

一般社団法人如水会(じょすいかい)は、一橋大学の後援等を目的とする団体である。東京都千代田区一ツ橋に、地上14階、地下2階の高層ビル「如水会館」(1982年9月16日、如水会ビルディングとして竣工落成)を所有している。学士会館の斜向かいに位置する。

「如水会」の名は、『礼記』の「君子交淡如水」(君子の交わりは淡きこと水の如し:才徳のある者の交際は水のようにさっぱりしており、濃密ではないが長続きする)に由来する。会員同士の良き交流が継続することを期して付けられた。命名者は渋沢栄一

概要

東京高等商業学校(現一橋大学)専攻部廃止の文部省令に対し同校の全校生徒・同窓会が抗議し、学生総退学決議がなされた申酉事件を受けて結束を固めるため同窓会館が設立されるに伴い、1914年に同窓会の名称を如水会とした[1]。1916年に文部大臣より設立許可を受け、社団法人となった。

これまで、図書館建設や、東亜経済研究所(現一橋大学経済研究所)支援のための東京商科大学奨学財団の設立、財団法人一橋大学後援会の設立、兼松講堂の改修、一橋大学基金の支援など、一橋大学支援活動を行ってきた[2]

一橋大学学生・教員に対する海外留学援助制度は留学先の学費のみならず、往復旅費や月6~8万円の滞在費まで支給する。その他、学生のゼミナール活動に対する如水会館での飲食費補助、如水会館での新入生歓迎会の開催、各界で活躍する卒業生を招いた寄付講義の開講など、その援助の対象は多岐に亘る。会館の利用は一般開放されており、ウエディングから記者会見まで、多種多様な行事が行われる。

沿革

初代如水会館(1919年)

1914年、既存の高等商業学校同窓会と如水会館設立組織であった「如水会」が合併し、同窓会如水会となる。

1917年、一ツ橋図書館建造し大学に寄付。

1940年、東亜経済研究所(現一橋大学経済研究所)支援のため、東京商科大学奨学財団を設立して大学経費9年分に及ぶ寄付金を集める。

1950年、一橋ファンドを設立し、1956年には、井藤半彌学長が村田省蔵理事長や菅礼之助相談役らに諮り、文部大臣の認可を得て財団法人一橋大学後援会となる。

1962年から海外留学奨学金制度を開始し、のちに明治産業の協力を得て、一橋大学海外留学奨学金制度となる。

1989年から卒業祝賀会を、1991年から新入生歓迎会をそれぞれ開始。

1992年国立市に外国人研究者宿泊施設・如水ゲストハウスを建設し大学に寄付。

1994年、初代学長佐野善作による佐野書院を建て替え大学に寄付。

1999年、小平キャンパスに如水スポーツプラザを建設。2003年には一橋大学のシンボルである兼松講堂(国の登録有形文化財)が如水会の募金活動によって全面改修された。この時の募金額は10億円に上った。また、石弘光理事および清水啓典理事の提案で、100億円を目標とする一橋大学基金が設立され、江頭邦雄理事長が募金支援会会長に就任。

2004年2月より特に若手卒業生(平成元年以降)を対象に社団法人如水会平成卒業生の会という名称にて積極的に若手による活動を展開中[2]

名誉社員

歴代理事長

氏名 任期 備考
初代 江口定条 1925年 - 1927年 三菱合資会社総理事、南満州鉄道副総裁
2代 江口定条 1930年 - 1933年
3代 藤村義苗 1930年 - 1933年 生命保険協会理事長、萬歳生命創立者
4代 江口定条 1933年 - 1935年
5代 田中都吉 1935年 - 1937年 ソヴィエト連邦特命全権大使外務次官
6代 平生釟三郎 1937年 - 1940年 大日本産業報国会長、日本製鐵会長、文部大臣
7代 平生釟三郎 1940年 - 1943年
8代 正田貞一郎 1943年 - 1946年 日清製粉創立者、東武鉄道会長、上皇后美智子の祖父
9代 菅礼之助 1946年 - 1949年 経団連評議会議長、東京電力会長、石炭庁長官
10代 菅礼之助 1949年 - 1952年
11代 村田省蔵 1952年 - 1955年 大阪商船社長、逓信大臣鉄道大臣
12代 村田省蔵 1955年 - 1957年
13代 菅礼之助 1957年 - 1961年
14代 中島慶次 1961年 - 1964年 王子製紙社長
15代 中島慶次 1964年 - 1966年
16代 本田弘敏 1966年 - 1968年 日本ガス協会会長、東京ガス会長
17代 本田弘敏 1968年 - 1970年
18代 竹村吉右衛門 1970年 - 1972年 安田生命社長
19代 竹村吉右衛門 1972年 - 1974年
20代 高橋朝次郎 1974年 - 1976年 キリンビール社長
21代 高橋朝次郎 1976年
22代 茂木啓三郎 1976年 - 1978年 キッコーマン第2代社長・中興の祖
23代 茂木啓三郎 1978年 - 1980年
24代 川又克二 1980年 - 1982年 経団連副会長、日産自動車社長
25代 川又克二 1982年 - 1984年
26代 田部文一郎 1984年 - 1986年 日本商工会議所副会頭、三菱商事社長
27代 田部文一郎 1986年 - 1988年
28代 鈴木永二 1988年 - 1990年 日経連会長、三菱化成社長
29代 鈴木永二 1990年 - 1992年
30代 齋藤裕 1992年 - 1994年 経団連評議員会議長、新日本製鐵社長
31代 齋藤裕 1994年 - 1996年
32代 伊藤助成 1996年 - 1998年 経団連副会長、日本生命社長
33代 伊藤助成 1998年 - 2000年
34代 奥田碩 2000年 - 2002年 日本経団連初代会長、トヨタ自動車社長
35代 奥田碩 2002年 - 2004年
36代 江頭邦雄 2004年 - 2006年 日本経団連副会長、味の素社長
37代 江頭邦雄 2006年 - 2008年
代行 石坂芳男 2008年 米国トヨタ自動車販売社長、トヨタ自動車副社長
38代 高萩光紀 2008年 - 2010年 春光懇話会会長、JXホールディングス社長
39代 松本正義 2010年 - 2012年 関西経済連合会会長、住友電気工業社長
40代 松本正義 2012年 - 2014年
41代 松本正義 2014年 - 2015年
42代 岡本毅 2015年 - 2016年 日本経団連副会長、東京ガス社長
43代 岡本毅 2016年 - 2018年
44代 岡本毅 2018年 - 2019年
45代 杉山博孝 2019年 - 2021年 不動産証券化協会会長、三菱地所社長
46代 杉山博孝 2021年 - 2023年
47代 杉山博孝 2023年 -

関連項目

脚注

外部リンク

座標: 北緯35度41分30.9秒 東経139度45分30.4秒 / 北緯35.691917度 東経139.758444度 / 35.691917; 139.758444




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