大人の地球人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 14:13 UTC 版)
ケイト・ハザウェイ 声 - 滝沢久美子 26歳。女性。地球出身。クレークの助手としてクレアド星に派遣されていた地質学者。クレークが行方不明となって以降、ジェイナスの子供達の引率者・母親代わりとなる。ククトニアンであるラレドとの接触を持ってしまったことで、カチュアの出生の秘密を知り、また、地球に向かっても逢えると思われていたクルーたちの両親には会えず、敵の衛星であるタウト星に両親がとらわれていることがわかるなど、次々に解決困難な問題に直面。すでに大人は彼女一人であり、頼れる者もなく一時は酒に溺れる。しかし、ロディの説得などもあって立ち直る。16話で子供達を救うため自らパペットファイターで出撃するも被弾、ショックでウェアパペットのロックが外れなくなり、脱出不能のままロディたちの目の前で閃光に包まれ死亡したかに思われた。しかし後にOVA版においてシド・ミューラァに救助され、生存していることが判明する(ただし、軍部の凄惨な拷問により記憶を失っていた)。ロディの初恋の人であり、唇を奪った最初の女性。喫煙者。 メルビン・クレーク 声 - 笹岡繁蔵 42歳。男性。地球出身。クレアド星の遺跡調査隊のチーフとして派遣された宇宙考古学者・地質学者。学者にしては胸板厚くワイルドな風貌で、正規のクルーや多くの避難民を失ったジェイナスを抜群の行動力で指揮する。ケイトがひそかに愛していた人。ベルウィック星で攻撃を受け、消息を絶つ。乗っていた輸送機の残骸は発見され、コクピット付近の屍肉に群がる猛禽類が死を暗示していたが、「死体は一つも見つからなかった」との台詞もあって生死ははっきりしない。 フレデリック・ローデン 声 - 仲村秀生 / 藤本譲 男性。地球連邦宇宙軍駆逐艦レーガン艦長。階級は大佐。イプザーロン系での異星人襲来の報を受け、派遣された地球軍先遣艦隊の司令。その際にタウト星へ向かうジェイナスと接触し、子供たちを保護し地球へ送還しようとするが、両親を救出したいという彼らの純真な思いに心を動かされる。だが、彼も職業軍人である思考の枷を逸脱できず、タウト星では子供達に厳しい現実を突き付けた。後のタウト星上空での戦闘で、死亡している可能性が高い。 アデル 声 - 小野健一 男性。地球連邦宇宙軍駆逐艦レーガン所属。階級は大尉。ローデン大佐の補佐を担当。シュトロハイムと組んでトゥランファムにも搭乗した。『バイファム13』においては中尉になっていた。 シュトロハイム 声 - 福士秀樹 男性。最新鋭RVトゥランファム隊のパイロット。階級は少尉。ローデン艦隊と合流したジェイナスに、4名の部下と共に配属された。警告の「敵は新型です」に対し「おじさん、最新モード大好きだよ」と軽口を返すノリもある。 中尉 声 - 山田俊司 本名不明。男性。クレアド星脱出の折、艦長が搭乗前に死去してしまったため、ジェイナスの指揮を執ることになった先任士官。妻と息子がいる。バイファムに自爆装置をセットしてXU23aへ突撃し、生存確率0.29%の可能性に賭けて敵艦と差し違える。 ギャラクレー 声 - 喜多川拓郎 男性。地球連邦軍第七航空艦隊旗艦、駆逐艦バンガード艦長。ジェダらリベラリストとの会見を行った。 司令官 声 - 富田耕生[要出典] 地球軍の将官でクレアド星駐留部隊の司令(氏名などは語られておらず、不明)。ベルウィック星ジワィメルゥ基地の司令(ベロア大佐)などを富田耕生が演じている。いずれも中年の男性。 ミセスロビンソン 声 - 佐久間なつみ 中年あるいは初老の女性。クレアド星の少年少女のよりどころである「センター」の責任者。クレアド脱出の際、ロディ・フレッド・ペンチとともに行動している。ジェイナスに乗り込むものの大規模戦闘の起こった2話でほかの大人たちとともに死亡。 このほか、クレアの父親であるバーブランド大佐、声だけの出演としてロディ/フレッドの父親、スコットの父親、マルロの母親、ルチーナの母親が登場。クレアの回想シーン中にクレアの母親も登場している(いずれも名は不明、年齢も不詳)。 また、一瞬ではあるがカチュアの育ての両親も映っている。
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