大人の友達
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 01:12 UTC 版)
ユキ/吉田紘之(よしだ ひろゆき) 声 - 本田貴子 修一とよしのの大人のお友達。背の高い綺麗なお姉さんに見えるが、実はニューハーフ。しーちゃんの小学生時代の同級生で恋人。 よしのに興味を持っている節があり、男装したよしのをナンパしたことから修一とよしのに知り合うことになった。バーのママ。実家は制服屋「吉田洋品店」。母親と冷戦中で実家には長らく帰っていない。おしゃべりでいつも前向き。修一とよしののよき理解者で、2人を心の底から応援している。 なお、短編集『ぼくは、おんなのこ』に収録されている作品「花」の主役であり、こちらには母親以外の家族も出ている。実家の家族構成は父、母、兄、兄嫁(愛ちゃん)、特に兄と仲がよかった。テレビ出演の経験あり。佐田啓二のファン。 しーちゃん/椎名(しいな) 声 - 藤原啓治 2巻から登場。修一とよしのの大人のお友達。ユキの小学生時代の同級生で恋人。 基本的にはユキの傍らにいて修一とよしのを優しく見守っているが、よしのとの初対面時には男装した彼女をユキの浮気相手ではないかと疑い、女の子と気付かずに突然股間を鷲掴みにするなど、予想外の大胆な行動に出ることもある。 海老名泰一朗(えびな たいいちろう) 13巻から登場。女装を取材されていた修一とたまたまファーストフード店ですれ違ったことで知り合う。女装をする中年男性。みどりという幼い一人娘と一緒に、女装姿のまま時折街を出歩いている。 普段は銀行員をしていて、周囲には女装をすることは隠している。小学生の頃からきざしはあったが、本格的に女装をしたのは妻と死別して1年経ち、遺品を着用してみたことから。母親と同居しており、度々彼に見合い話を持ちかけている。 女装が似合わないことを自覚しており、世間体を考えつつ娘が小学生に上がる頃にはやめなければと思っているが、「ありのままの自分」とは何かと度々葛藤している。修一と知り合い、「女装していても世間体を守れそうな存在」である彼に複雑な感情を抱いている。
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