千代田線小田急線直通列車についてとは? わかりやすく解説

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千代田線・小田急線直通列車について

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 23:16 UTC 版)

多摩急行」の記事における「千代田線・小田急線直通列車について」の解説

1978年昭和53年3月31日当時帝都高速度交通営団営団地下鉄千代田線全線開業に伴い千代田線 - 小田急線相互乗入が開始された。当時乗り入れ対応車両が6編成しかなかったため、1日上下ともわずかに14本、平日朝夕のみの乗り入れであった小田急線内は「準急」として設定され折り返し設備上の問題からすべて本厚木駅発着であった。なお、経堂駅ホーム長さ8両編成分しかなかったため、10両編成直通列車例外的に通過となった1990年までは、これ以外にも運用都合上生田駅読売ランド前駅百合ヶ丘駅通過するものもあった。その後休日乗り入れ経堂駅停車実現したものの、2000年12月1日までは朝夕中心日中はほとんど運転されなかった。12月2日ダイヤ改正から直通準急大幅に増発され、朝夕加え日中時間帯についても千代田線内 - 相大野駅間で30分間隔での設定となったまた、このダイヤ改正千代田線直通する唐木田発の急行新設された。 2002年3月23日ダイヤ改正で、それまで相模大野駅発着直通準急大部分置き換える形で唐木田駅発着多摩急行新設された。 2003年3月29日営団車両用いた列車原則的に全て多摩線直通急行または多摩急行での運転となる(2016年3月26日ダイヤ改正にて本厚木方面直通準急運用復活)。2004年12月11日ダイヤ改正より、運転時間帯が夜間まで拡大されるとともに乗り入れ先の車庫での停泊行われるようになった2016年3月26日ダイヤ改正で、前述通りJR東日本小田急電鉄車両による3社直通運転開始された。これに合わせて日中時間帯輸送形態大幅に変更され快速急行・急行各駅停車毎時6本ずつ、約10分間隔でのダイヤとなるのに伴い同時間帯の千代田線直通列車このうち3本20分間隔)の急行変更となったそれに伴い多摩急行はこれ以外の時間帯での運転となり、夕夜間千代田線直通準急再設定された。 JR線内では他の列車と同様、東京メトロ6000系除いて各駅停車」と表示していた。これは多摩急行登場以前準急も同様であり、唐木田駅行の種別綾瀬駅多摩急行変更され小田急からの直通列車代々木上原駅から各駅停車種別無表示。6000系以外で常磐線直通電車の場合は「各駅停車」と表示)に変更された。JR線内発列車場合E233系2000番台小田急線内の停車駅を、東京メトロ16000系電車小田急4000形は「各駅停車」の下に「小田急線 多摩急行」とLCD表示したまた、千代田線代々木上原まで各駅停車」であること、「小田急線多摩急行」であることをアナウンスに付け加えることもあった。これは、JR側のシステム都合と、日本国有鉄道国鉄時代からJR原則では急行急行料金を必要とする列車であり、準急料金制度廃止されているが、常磐緩行線は「各駅停車」のみ走る路線であり、常磐快速線並走しているため、混乱を招く可能性があるからである(常磐快速線では「快速」の種別表示はしない)。そもそもJR前身国鉄時代には、近距離電車各駅停車対す速達種別として「急行電車」があったものの、急行列車との区別問題から「快速電車」と改称した経緯がある(中央線快速急行列車#急行電車急電)も参照)。 小田急車両千代田線内で各駅停車運用となる場合千代田線内のみの運転および小田急線からの直通列車での代々木上原駅から先)、かつて使用され1000形では種別用の幕は各駅停車青文字の幕ではなく黒地無地となっていた。LED式4000形場合は、いっぱい行先表示された(駅停車時には下部に「次は■■■」の表示がされる)が、廃止直前には全ての運用で必ず左に青地で「各駅停車」と表示されていた。 平日の朝や日中時間帯は、直通急行運転された。なおこの急行所定停車駅基づいていたため、新宿駅発着急行同様に向ヶ丘遊園駅停車しまた、ラッシュ時については経堂駅通過した千代田線内における車内の英語自動放送では、2016年まで一部東京メトロ車で種別名を省略していたが、小田急4000形登場時から、それ以外車両2016年放送更新以降種別名を放送していた(「This train is Tama-Express bound for Karakida」となる)。 しかし小田原線複々線化完成に伴う2018年3月17日ダイヤ改正では一転して多摩急行千代田線直通急行廃止となり、日中急行千代田線直通から新宿方面置き換わるほか、朝の通勤時間帯に小田急多摩センター駅 - 新宿駅間を運行する通勤急行新設や、帰宅時間帯における新宿駅発の快速急行新設など、多摩線優等列車千代田線直通から新宿方面直通転換されることとなった多摩急行唐木田駅行の場合綾瀬駅唐木田駅間は、このように表示されていた。 多摩急行綾瀬駅行の場合唐木田駅代々木上原駅間は、このように表示されていた。 千代田線運用および多摩急行綾瀬駅行の代々木上原駅綾瀬駅間は、種別無表となった06系LED表示場合日本語・英語も多摩黄緑急行は赤であった6000系も同様)小田急4000形フルカラーLED表示場合同形JR東日本E233系ベースにしているため、右下に「次は■■■」の表示があった。 東京メトロ16000系電車フルカラーLED

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