千代田線用6次車(1979年製)
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「営団5000系電車」の記事における「千代田線用6次車(1979年製)」の解説
5127号・5359号・5927号 1979年(昭和54年)の千代田線北綾瀬支線(北綾瀬 - 綾瀬)駅間開業用の車両を組成するために中間車3両を増備した。これは10両編成を組成する5両+5両編成に中間車3両を組み込み10連貫通編成化し、そこから3両編成1本(先頭車2両・中間車1両)を捻出し、これを北綾瀬区間列車用に充当することとなった。 この北綾瀬支線開業時点では6000系1次試作車を営業用に改造した6000-(ハイフン)車と、前述の本形式を合わせた3両編成2本を使用車両として予備編成はなかった。このため、本線用の5両+5両の連結編成を3両+7両に組成変更し、3両編成を北綾瀬区間列車の予備車として使用できるようにした。 その後、1981年(昭和56年)初頭時における千代田線用の5000系は10両編成5本、3両編成1本の53両であった。そして、同年には東西線の輸送力増強用として同線への転属を実施することとなった。このため、千代田線には6000系4次車(第22 - 28編成・一部は輸送力増強用)を投入し、千代田線用の本形式は北綾瀬支線として使用される3両編成2本を残し、残る47両は東西線へと転属させた。 なお、転籍時に本形式に搭載していたCS-ATC装置、誘導無線装置などの機器は6000系4次車に移設改造を行った。
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