再開業後
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2015年現在「EXPOCITY」が開業し、その他の計画も既に着工しているため、アトラクションは全て撤去されている。 特別展覧会場 多客時に合わせて特別展を行っていた。入場券は「のりもの券」で入場し、料金は特別展ごとに決められていた。最終回は「大モアイ展」と「新・芸能人の多才な美術展」を2007年10月24日 - 2008年1月14日の予定で行ったが、2007年12月10日でエキスポランドは休園になったため、翌11日からは両展覧会のみを公開することになり、会期も同年12月25日までに短縮になった。会場までは正門を無料で入場し、それぞれの入場口で料金を現金で払って入場する形が取られた。正門から展覧会場までのルート以外は、ロープが張られ立ち入り禁止の措置が取られた。ルート上の一部の売店や軽食店は営業していた。最後の展覧会が終わった後も2011年頃までは残存していた。 国鉄D51形蒸気機関車 764号車 静態保存された蒸気機関車。これも2011年頃まで残っていた。2013年11月に解体された。 テクノスター 1985年(昭和60年)、茨城県つくば市で開催された科学万博つくば85で京セラが中心となって出展した「観覧車を含むパビリオン」である「テクノコスモス」の目玉である金色の観覧車「スーパーゴンドラゴン」を移設したもの。85メートルの全高は「科学万博つくば85」にちなんでいる。製造は泉陽興業で、同社は「テクノコスモス」の出展会社のひとつでもあった。閉幕後にエキスポランドに移設され、同園のシンボルになっていた。色は移設の際に塗り替えられた。2009年11月から解体が始まり、12月に撤去が完了した。 風神雷神II 1990年(平成2年)、大阪府大阪市鶴見区の花博記念公園鶴見緑地で開催された国際花と緑の博覧会(大阪花博)の会場内で運行していたスタンディングコースター「風神雷神」がモデル。初代のものは、熊本県荒尾市のグリーンランド(旧:三井グリーンランド)に移設。大阪花博では2本の軌道を使い、青を基調とした「風神」と、赤を基調とした「雷神」を同時走行することもあった。エキスポランドでは単独の軌道で、「風神」と「雷神」のいずれか1編成のみでの運行、多客時は1編成が走行中に相方の編成が出発準備をする形態をとっている。設計・製作・施工はトーゴで、2008年3月に撤去された。 OROCHI(オロチ) エキスポランドの最終期を代表する遊具。スイスB&M社製・全長1200m・最高地点43m・最大傾斜40度・最高時速90km・最大傾斜40度・車両4人×8両3編成、1996年3月15日に導入され完成当時は世界最大の宙吊り式ジェットコースターだった。マスコットの「おろちくん」はエキスポランド全体のマスコット的存在でもあった。2009年8月に撤去された。撤去後はフランスに売却され、Walygator Grand-Estにて「Monster」として稼働している。 ビスタライナー 科学万博での会場内の移動手段として泉陽興業が製作した小型モノレール。テクノスターとほぼ同期に大阪へ移り、園内の遊覧列車(同じ駅に戻ってくる)として運行していたが、軌道部分は2008年3月に駅の部分は2009年(平成21年)8月に撤去された。なお、軌道部分は万博の残存施設であった。 スペースザラマンダー スクリュー式宙返りコースター。1979年8月導入、アメリカ・アロー社製、最高地点24m・最大傾斜50度・全長600m・車両6両編成24人乗り。直径15mの垂直ループと直径8mのスクリュー2回転をあわせた日本初の3回転構造とし、名称は公募で決定され「宇宙を飛ぶ火を飛ぶ怪物」の意味が込められた。2009年10月に撤去。 世界一高い飛行塔 開業当初に運行されていた「宇宙ステーション」を改造したもの。2009年8月に撤去された。 アラビアンメリー メリーゴーランド。2009年9月に撤去された。 ジェットコースターのダイダラザウルスは模様替えしながらも万国博開催当時から残存していたが、2008年(平成20年)5月に撤去された。また、南口部には当時のエキスポタワーが残されてシンボルとなっていたが、老朽化のために2003年(平成15年)に解体撤去された。詳細はそれぞれの項目を参照とのこと。
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