全体的な変化
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「星のカービィ カービィとデデデのプププ日記」の記事における「全体的な変化」の解説
1話 - 10話 カービィとデデデ大王、パラソルワドルディがプププランドの仲間たちとやり取りする話になる。10話(路版としては事実上の最終話)からメタナイトが登場し、カービィと決闘を始める。この設定は路の別作品『星のカービィ ぽよぽよな毎日』に継承されている。 11話以降 作者の変更に伴い、既存の世界観をベースにしつつキャラクターの設定(主にカービィやデデデ大王などの主要キャラクターの性格など)が大幅に作り直され、11話が実質的な1話という形となっている。物語初期は『星のカービィ 参上!ドロッチェ団』が発売された時期であったため、ドロッチェ団がデデデ大王から宝を盗もうとするという話だった。
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全体的な変化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 14:41 UTC 版)
「星のカービィ デデデでプププなものがたり」の記事における「全体的な変化」の解説
初期 1 - 2巻(1994年5月頃 - 1995年3月まで)1巻では前述のとおり、ゲーム『夢の泉の物語』にちなんで、スターロッドを奪ったデデデ大王(原作のようにナイトメアを封じるといった目的ではなく、単なるエゴのため)をカービィとチービィがスターロッドを取り返しに行くというストーリーだった。デデデが用意したダンジョンやイベントを攻略していくというもので、キャラクターはほとんどデデデの手下かつカービィたちの敵だった。1巻の途中からはデデデがプププランドを水戸黄門の世界に変えるためスターロッドをあっさり返したことで、普通の1話完結ギャグとなっているが、メインのボケ役はカービィが担っており、デデデがボケをかましたり、悲惨な目に遭うといった場面は少なかった。また、この頃のポピーは非常にズル賢い性格で、積極的にデデデの悪事に加担していた。カービィに対するデデデやチービィのツッコミに、ハンマーやバットで殴るなどの暴力的なものが多かった。 前期 2 - 7巻(1995年4月 - 1997年9月まで)2巻の第7話、第8話で『星のカービィ2』の仲間キャラクターであるリック、クー、カインが初登場する。反対に、チービィは敵キャラ「ディジー」としてデデデ大王側に寝返った(それ以降はほとんど登場していない)。相変わらずデデデとポピーはカービィたちに意地悪をするが、その分仕打ちを受けることも多くなり、オチでデデデが悲惨な目に合うパターンはこの頃に確立され、それと同時にデデデが並外れた体力の持ち主であるという設定が定着した。4巻では、ポピーのキャラクターデザインが一新された。 中期 7 - 17巻(1997年10月 - 2002年1 - 2月まで)この頃になるとパロディネタ(昭和後期から平成初期に流行したもの)が非常に多くなる。また、カービィたちが色々な活動をしたり、色々な世界(江戸時代や原始時代など)や職業に扮して騒動を起こすことも多くなる。リック、クー、カインの活躍がメインだが、9巻からは『星のカービィ3』の仲間キャラクターであるグーイ、ナゴ、チュチュ、ピッチ、12・13巻からは『星のカービィ64』の仲間キャラクターであるリボン、アドレーヌ(初登場時は「アド」)も登場。特にチュチュはカインと入れ替わる形でリック、クーに並ぶカービィの相棒、保護者的存在となる。また、ポピーの性格も初期のズル賢さが薄れて真面目なしっかり者キャラに変化していき、デデデもカービィにあまり意地悪をしなくなる(喧嘩や対決は相変わらず続いていた)。反面、カービィはデデデや住民に迷惑をかけたり悲惨な目に合わせるなどのトラブルメーカー、疫病神と言ったキャラクターが定着し、またデデデの自堕落な生活ぶりや「王様の癖に貧乏」という設定はこの頃から定着した。後年、作者はこの頃(14巻頃)がピークだったとしている。 前記から中期にかけては、マリオや『ゴーゴー!ゴジラッ!!マツイくん』のマツイヒデキ、『ポケットモンスター』のピッピ、フシギバナなど他作品のキャラクター、その他実在の人物が多数ゲスト出演した。 後期 17 - 23巻(2002年3月 - 2005年12月まで)この頃からさらにパロディネタ(前述と違い現代で流行したもの)や時事ネタが増え、個性的なゲストキャラクターが生き様や特技をカービィやデデデ大王に説く話が多くなる。それに伴い仲間キャラクターの出番が減少し、カービィ、デデデ、ポピーの3人がメインとなり、3人で一緒に色々なことをする話が大半を占めるようになった。また、カービィよりデデデを物語の主軸に置いた話が多くなっている。21巻を最後に、裏表紙に作中に登場するゲストキャラクターが描かれなくなった。 末期 24 - 25巻(2006年1月 - 11月まで)この頃になるとゲストキャラクターの登場が減少し、リック、クー、チュチュ、グーイなどの仲間キャラクターの出番が少し増えるようになるが、カイン、ナゴ、ピッチ、アドレーヌ、リボンは出番が減少し、後半からは殆ど登場が無くなる。24巻7話からはまるで作者が交代したかのように絵のタッチが雑になる(詳しくは後述)。過去の話を少し焼き直したような話が多くなる(これは後期でも見られる)。また、最終話は、ごく普通の展開で繰り広げられる話で、最終回であることについては一切触れられなかった。連載再開期にはこの頃の絵柄を線が大袈裟に歪んだ絵で自虐的に描いている。 再連載期 傑作選(2017年冬 - )『コロコロアニキ』連載再開後のエピソード群。絵柄は後期のものに近い。従来の時事ネタ・パロディに加え、十数年ぶりの復活である事や『アニキ』の読者対象が青年である事から「(小学生が読む)『コロコロ』ではできなかった事」として大人向けのブラックネタの他、作者による自虐ネタやメタフィクション要素も多く見られる。カービィの性格は初期~前期のものに近くなり、住民に迷惑をかけるようなことは少ない。リックやクー、チュチュと言った古参の仲間キャラも同様に登場し、ナゴ、アドレーヌ、リボンと言った後期以降出番が殆ど無かったキャラにも再び焦点が当てられている(アドレーヌはキャラデザインも少々変更されている)。更に新作での人気に合わせて、メタナイトが新たなレギュラーキャラに昇格した他、ワドルディやゴルドーと言ったコロコロ時代は終始モブ扱いだったキャラが主役の回も描かれている。なお傑作選収録時には連載当時から現代の世相の変化に合わせて一部セリフが変更されている場合もある。 他に新作ゲームを題材にした話もあり、19巻では『夢の泉デラックス』編が2話、20巻および21巻では『エアライド』編が4話、23巻では『タッチ!カービィ』編が2話、傑作選・ペポポ編では『スターアライズ』編が1話収録されている。
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