佑河家とは? わかりやすく解説

佑河家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/03 16:36 UTC 版)

刻刻」の記事における「佑河家」の解説

佑河 樹里(ゆかわ じゅり) 声 - 安済知佳 本作主人公。佑河家の長女28歳就職活動中であり、最近男と別れたことが家族知れ渡っている。誘拐された真と翼を救出するため祖父と貴文と共に止界に入る。 祖父曰く子供のころから「ムキになり易い」性格であり、そのこと祖父止界術秘匿される原因一端となる。実愛会との戦い中でも予備知識なしで巻き込まれにも関わらず迷わず即断して行動に移す場面が多い。それは思慮の浅い無謀さとして表れることもあるが、自分の身を危険に晒してでも家族を守るという覚悟裏打ちされており、状況打開するとなっている。 霊回忍融合することで止界内で自由に活動ができる者から霊回忍追い出し強制的に止者とすることができる特殊能力をもつ。 6歳のころ、可愛がっていたアンドレ死期迫ったときに祖父作った止界入ったことがあり、その時初め祖父間島翔子に対して上記特殊能力使用する。もっとも、祖父により、その際出来事全て夢だと思い込まされていたため、誘拐事件発生するまで止界術のことも自身特殊能力のことも忘れていた。 じいさん 声 - 山路和弘 樹里祖父、貴文の父親ファーストネーム作中明らかにされておらず、単行本人物紹介においても「じいさん」と表記されている。 誘拐された真と翼を助け出すため、樹里と貴文を連れて止界へ入る。 年齢80前後それ以上だと思われる。現在は隠居の身で、佑河家の離れ暮らしている。 止界術代々伝承者であり、止界術自身祖父から教わる。また、止界の中では1回につき5 - 10メートル限度とする瞬間移動特殊能力使える。もっとも、必ずしも狙った通り地点正確に移動できるわけではなく移動距離比例して狙いとのズレ大きくなりやすい)、着地姿勢安定しないため頭から地面落下することもある。移動に際しては、触れている者(止者を除く)を一緒に連れて行くことができる。 当初止界術伝承することを考えていた。しかし、貴文・翼の自堕落な性格に不安を感じ2人には止界術教えないことを決意する(貴文が4歳時に止界に連れて行ったことがあるが、その時には全て夢だと思い込ませた)。そこで、樹里止界術伝承する候補考え6歳樹里止界に連れて行く。しかし、その際アンドレの死を受け入れられない樹里が、感情的になって上記特殊能力自身じいさんに対して使用して逃走した経緯から、「止界術教えれば、いつか見境のない使い方をするかもしれない」との危険性感じ、やはり止界術教えないことを決意する結果誘拐事件発生するまで止界術家族誰にも秘密にしていた。 性格は頑固で、日常生活では協調性があまり高くなく、隠居後入った複数趣味クラブメンバートラブル起こして辞めている。反面実愛会との戦いでは、自分秘匿していた止界術のせいで家族全員危険に晒しているという負い目もあり、家族守って日常帰るために冷静な判断行動をするよう努めている。 かなり昔に妻と撮った思われる写真部屋にある。しかし、実愛会が確保すべき佑河家の家族として把握している中にじいさんの妻はいない模様死別したのか、その他の理由で現在佑河家で同居していないのかは不明。 佑河 貴文(ゆかわ たかふみ) 声 - 辻谷耕史 翼・樹里早苗の父親で、じいさん息子止界術のことは一切教えられていなかった。 誘拐された真と翼を救出するため、じいさん樹里とともに止界へ入る。 50歳代だと思われるが、会社を首になって現在は無職で自ら「中年ニート」と称していた。家長としての立場漠然としたこだわりはあるものの、今の自分父親としての威厳がないことは自覚している。単行本人物紹介には「佑河家の細い大黒柱と書かれている。 妻の名は伸子。佑河家の家計多く伸子収入頼っていると思われる家庭人間としては頼りないが、あっさりと神ノ離忍出現させるほどの殺意一瞬で出す、佐河に躊躇無く切り掛かるなど異常な一面もある。その姿を見て迫には「イカレ具合大概」、樹里じいさんには「なんだろうこの人」と思われている。 佐河との決戦の際に右指三本切断する大怪我を負うが、後日談では幸いにもくっついた思われる描写がある。 佑河 翼(ゆかわ つばさ) 声 - 野島裕史 樹里の兄。31歳。ほぼ引きこもりの生活を送っているが、珍しく真の迎え行った時に一緒に誘拐されてしまう。止界では最初止者であったものの、阿南死亡した際に彼に入っていた霊回忍体内入り動くことが可能となる。止界にいる不安から一時神ノ離忍化しかけるも、真の無邪気な行動によって止界留まるその後自宅帰宅した際に実愛メンバー一人待ち伏せをくらい、戦闘となるもからくも勝利する。しかし真と離ればなれになったせいか再び精神不安定になり、神ノ離忍化しかけたところ樹里によって止界から脱出させられた。 この止界での出来事きっかけとなり引きこもり脱出明確な描写はないものの、家を離れ独り立ちした思われる。 佑河 真(ゆかわ まこと) 声 - 岩田龍門 早苗息子樹里・翼の甥で、貴文の孫、じいさん曾孫こまどり幼稚園通っている。 幼稚園からの帰り道に、迎えに来た翼とともに誘拐される。 翼からは「まーたん」と呼ばれる。翼よりもしっかりしている一面がある。貴文を「じーじー」、翼を「翼にーちゃん」、樹里を「樹里ねーちゃん」と呼ぶ。 止界での戦い最中神ノ離忍化した飛野を操る特殊能力目覚めた止界への予備知識考え方バラバラのまま実愛会との戦い巻き込まれる佑河家の面々だが、「真の安全を確保する」ことは、樹里じいさん・貴文・翼に共通の優先事項である。 佑河 早苗(ゆかわ さなえ) 声 - 生天目仁美 樹里の妹。25歳一人息子の真がいるシングルマザー真の父親家族にも明かしていない。 パート掛け持ちして働いており、真の養育費をすべて自分で稼ぐつもりだと樹里推測されている。

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