代表的な高目定石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/01 13:20 UTC 版)
小目へのカカリに内側からツケヒいて打つ定石。黒は2,4と相手を二線の低位にへこませ、5と辺に展開する(局面によって、aなど狭くヒラくこともある)。白も6の手では、局面によってbと控えたり、手を抜いて黒から6の点やcなどへのカケを許して打つ手もある。 小目へのカカリに対して黒は1とカケ、白は隅の実利を、黒は外勢を取るワカレとなる。 白2のツケに対しては、黒5から7とキリサガり、この2目を捨て石にして外勢を得る打ち方もある。 黒1,3のツケヒキに対しては、白4とハネ上げるのが普通。黒5とキリ、この石を犠牲に隅の実利を取る。 黒5では、上図のように内側に切る手もある。黒9までシチョウに抱えて一段落。黒はシチョウがよくなくてはこの定石を打てず、対隅にシチョウアタリを打たれたら一手かけてaに抜かねばならない。 表 話 編 歴 囲碁用語用具 碁石と碁笥 - 碁盤 - 対局時計 - 碁罫紙 ルール 盤上:コウ - 地 - 長生 - 作る - 取らず三目 - 持碁 - ダメ - ハマ対局:互先 - ニギリ - コミ - 定先 - 置き碁 - 持ち時間 - 早碁 - 封じ手 着点 三々 - 小目 - 目ハズシ - 星 - 高目 - 大目ハズシ - 大高目 - 五ノ五 - 天元 基本の形 自分の石から:グズミ - ケイマ - コスミ - サガリ - サルスベリ - シマリ - スベリ - トビ - ツギ - ナラビ - ノビ - ヒラキ - フクラミ - マガリ - ワタリ相手の石に:アタリ - アテコミ - オサエ - オシ(ソイ) - カカエ - カカリ - カケ - カタツキ(カド) - キリ - ツキアタリ - ツケ - ツメ - ヌキ - ノゾキ - ハザマ - ハサミ - ハネ - ヒキ - ボウシ - ワリウチ - ワリコミ 手筋 石の下 - ウッテガエシ - オイオトシ - オキ - オシツブシ - ゲタ - シチョウ - シボリ - 捨て石、ホウリコミ - ダメヅマリ - マクリ - ユルミシチョウ 死活 一合マス - 欠け眼生き - クシ六 - 隅の板六 - 隅のマガリ四目 - セキ - 詰碁 - ナカデ - 如仏の判決 - バカ八 - 六死八活 序盤 定石:大斜定石 - ツケヒキ定石 - ナダレ定石 - ハメ手 - 村正の妖刀布石:新布石 - 三連星 - 中国流 - ミニ中国流 - 小林流 中盤 厚み、模様 と 消し - 荒らし - 打ち込み - 大場 と 急場 - 攻め と シノギ、サバキ、フリカワリ - 攻め合い - 力戦 終盤 ヨセ - 出入り計算 - 見合い計算 棋理 囲碁十訣 - 格言 - 形勢判断 - 大局観 - 先手 と 後手 - 利かし と 手抜き - 本手 - マネ碁 - 見合い その他 囲碁九品 - 純碁 - 棋風 - 長考 - 妙手 関連項目 歴史 - 段級位 - 囲碁の記録一覧 - 碁会所 - コンピュータ囲碁 - ネット碁 - 棋士 (囲碁) - 囲碁のタイトル在位者一覧 - 本因坊 - 名人 - 棋聖 - 棋道賞 - 観戦記者 - ヒカルの碁
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