五曜星
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 03:44 UTC 版)
「SAMURAI DEEPER KYO」の記事における「五曜星」の解説
壬生城下町の入り口、五曜門を固めるサムライたち。その実力は全員が狂に匹敵するほど。火の熒惑、水の辰伶、木の歳子・歳世、土の鎭明、そして長で金の太白からなる。 熒惑(けいこく) 「火」を司る五曜星。上述の通り、四聖天のほたると同一人物。熒惑は遊庵につけられた名。第一の門で狂と戦う。 歳子(さいし) 声 - 野川さくら 外見上の年齢20歳、3月15日生まれ、身長159cm、体重47kg、血液型O型、3サイズB90、W59、H87 「木」を司る五曜星の一人で、看護婦のような外見。第二の門でアキラと闘う。歳世をこの世に呼び戻した張本人。無邪気な振る舞いとは裏腹に、自己中心的で残忍な心を持つ。何度斬られても再生する身体と死人をよみがえらせて使役する能力を持っている。歳世には道具としての愛着しかない為アキラの怒りを買った。本気モードで戦うときは、ウサギのコスプレ(?)をする。ふざけているようにしか見えないが、その体術は強力。 歳世(さいせい) 声 - 植田佳奈 外見上の年齢25歳、8月16日生まれ、身長162cm、体重46kg、血液型B型、3サイズB87、W59、H85 歳子に造られた死人で、通常時は歳子同様の看護婦姿。前世は「巴御前」。既に死んだ身である自分に唯一優しく接してくれた辰伶に淡い恋心を抱いていた。歳子とは主従関係だが、彼女が闘うのは主人である歳子の為ではなく、辰伶を守る為だった。「心霊手術」という能力で自分の体を亜空間状態にして他人の体と結びつける(ダメージを他人に跳ね返す)ことができる。アキラと闘い、彼の心に影響を与えた。武器は巨大な薙刀。主な技は「絶・百花櫻蘭」。 アニメ版では歳子に作られた人工生命であることは共通だが、巴御前であるとは明言されていない。 鎭明(ちんめい) 声 - 真殿光昭 外見上の年齢34歳、11月6日生まれ、身長176cm、体重55kg、血液型AB型 「土」を司る五曜星で、大地の力を利用する無明大陰流の使い手。第三の門で狂・真尋らと闘う。数年前天狼を奪いに村正邸を襲い、刀を守ろうとした真尋の姉を殺した張本人。普段は京都弁を使いヘラヘラしているが、その裏には冷酷な本性を持つ。重力を自在に操る。不死身のような能力を持ったり、大四老の長、吹雪と裏でつながっていたりと謎が多いが、実は先代紅の王の直属の部下であり先代紅の王の血肉によって造られた神の子、「紅十字」の四守護士(レッドクロス・ナイツ)の一人。武器は扇子だが、刀も使っていた。代表的な技は「地友気」、「幸福来々(ハッピー・カムカム)弾」、「鎭星烈火彗星将」、「鎭星黒天球」、「重力崩壊翔(ブラックホールクライシス)」など。 太白(たいはく) 声 - 田中総一郎 外見上の年齢38歳、9月3日生まれ、身長201cm、体重90kg、血液型A型 「金」を司る五曜星の長。第四の門で紅虎と闘う。もともとは一大名のもとに仕える武将であったが、戦で樹海に迷い込んだ所を紅の王に助けられ、壬生一族同等の不老長寿を得る。元が人間のため他の五曜星と違い特殊能力はないが、それを技と心の強さで補う。壬生を心から愛し、できそこないの子供達をひそかに匿って育てている。紅虎との戦いの末諭されて仲間になるが、その矢先に吹雪に殺される。死に際に紅虎に壬生の未来を託し、狂に吹雪には気をつけるようにと忠告した。武器は普通の刀。代表的な技は「斬・阿修羅掌」。 辰伶(しんれい) 声 - 関智一 外見上の年齢23歳、2月14日生まれ、身長176cm、体重69kg、血液型A型 「水」を司る五曜星の一人。太四老の長・吹雪の愛弟子で、水を自在に操る術者。狂達が村正宅に訪れた際に現れ、ゆやに呪縛をかけて、狂達を壬生の地に向かわせるきっかけを作った。狂たちに対しては壬生一族の邪魔と見なし敵意を露にしていたが、狂やほたるとの闘いによってその考えを変え始め、吹雪に裏切られ真実を知ったことから狂たちの側につく。 性格は頑固でプライドが高く、熱血バカ、生真面目。決別したとはいえ彼は吹雪を最後まで尊敬していた。ほたるとは異母兄弟であるが仲は最悪。だが、影ながらほたるを見守っていた良き兄でもある。武器は小型の曲刀「舞曲水」の二刀流で、太刀筋を強引に変えることで回避を困難にする「舞曲の太刀」という剣術を使う。代表的な技は「水破七封龍」、「祠龍裂破翔」、「龍の赫き涙(ドラゴン・レッド・ティアーズ)」。 アニメ版では彼とほたるが異母兄弟という設定はない。
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