陰の章
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 01:52 UTC 版)
原初の渾沌(こんとん)から生じ、悠久(ゆうきゅう)の時間にあるこの世の真理と、この物語の本流であり、主人公たちが活躍するこの世のもうひとつの側面と、「ガランの日を遥かに上回る禍の始まり」と、それらに係わる物事。※この物語の根幹となる5つの事象と5つの言葉については、記載していない。 組織 高天の民 太古に栄えたといわれる一族。 紫微仙 登場人物を参照。輪 登場人物を参照。五神宝珠と五つの武具 五神宝珠とは五氣の内1つの特性を持ち、使用者の持つ「氣」に倣った(ならった)霊力を齎し、旺氣を操るのを助ける力も持つ宝珠。各個の宝珠と武具については、登場人物の五方輪を参照。 非日常 富士文明 太古に存在した史実には無い、失われた文明。 陰陽五行 ゲームシステムを参照。八卦 陰陽五行から発展した、この世の基になる8つの要素(エレメント)で「乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤」や「天地雷風水火山沢(てんちらいふうすいかさんたく)」などとあらわす。 九星 宿曜道(しゅくようどう)ともいい、西方大陸で発達した九星(きゅうせい)や九曜(くよう)に、影響を受けた日本の陰陽五行から発生した占星術。五行と八卦を組み合わせ九つに分類したもので、五行を五曜(ごよう)とし、それに陰陽の月と日を加えて七曜(しちよう)とし、さらに、日食・月食を齎す計都(けいと・釈迦)と羅睺(らごう・不動明王)の二つの星を加え、九曜として暦や日時に当てはめたり、天体そのものの、北斗七星を七曜星、カシオペヤ座を五曜星、北極星を紫微星(しびせい)と呼称するなど、その星の動きや方位や暦を九星に振り分けるなどして、物事の未来を予想したりした。 衰氣・旺氣 生きとし生けるものの生命活動の気の循環をあらわす。衰氣は気枯れ・穢れ(ケガレ、ただしこれは民間語源であり、現実には迷信でありフィクションであることに注意)、旺氣は気張る・気晴らし(ハレ)。現世の生きとし活けるものは旺氣を吸い衰氣を吐き出す、よって大量の衰氣は体を衰えさせる。寄り神はその逆であるため、五方輪は旺氣を寄り神にぶつけることにより撃退ができる。 常世と現世 現世は現実世界であり、常世はその現世に相対する異世界。寄り神は常世から流れ着く物と考えられている。
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