寄り神
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 01:52 UTC 版)
寄り神・寄神(よりがみ)も、全て五行のいずれかに属していて、倒した時に弾ける光球の色でも判断できる。寄り神には等級があり、下級・中級・上級となっていて、結界の捕縛できる時間と、衰氣ゲージの中和に関係し、上級ほど捕縛時間が短く衰氣ゲージの旺氣の上昇量が大きく、下級はその逆になる。特徴は固定・移動・高速移動・浮遊・飛翔や、突然出現するもの、透明、不死身のものもいる。攻撃は物理と衰氣弾を行い、特殊な攻撃では、毒液や毒霧を吐いたり、衰氣レーザーなど、珍しい手段で攻撃してくるものなどがいる。防御や特殊能力は、旺氣反射や弾性性能(体ごと弾かれる)や衰氣感染を齎すもの、結界を仕掛けるものや結界無効などの能力を持つものがいる。 寄り神の名は、ほとんどが、日本で伝承される妖怪から採られ、ホオナデの頬を撫でるような仕草や、センポクカンポクの姿など、その妖怪の特徴を踏襲しているものも多い。 珠洲 寄り神はすべてHP96アンモ(体当たり型) - 下級。もとになった妖怪、アンモ。 ホオナデ(固定型) - 下級。もとになった妖怪、頬撫で。 ヒダル - 上級。もとになった妖怪ヒダル神。 メドチ - 中級、弾性能力。もとになった妖怪、メドチ。 モウジャブネ - 上級、触れるとダメージとなる潮を吹く。もとになった妖怪、亡者船。 高千穂 寄り神はすべてHP128イッシャ - 下級。もとになった妖怪、イッシャ。 イッポンダタラ - 下級。衰氣弾と毒霧攻撃をしてくる。もとになった妖怪、一本だたら。 ガンゴ - 上級、不死身。もとになった妖怪、がんご。 ジュズガケ - 下級、毒液攻撃をしてくる。もとになった妖怪、数珠掛または数珠掛狐。 ノタバリコ - 下級、終点近くの岩の柱の上に出現する1体は夜斗にしか倒せない。もとになった妖怪、のたばり子。 沖ノ島 寄り神はすべてHP160カラキガエリ - 上級、弾性能力を持っている。 ケボロギ - 中級、衰氣弾攻撃をする。 コトリゾ - 下級、もとになった妖怪、子取りぞ。 センポクカンポク - 中級、もとになった妖怪、センポクカンポク。 モウスケ - 下級。もとになった妖怪、猛助。 出雲 寄り神はすべてHP192アンモ(衰氣弾型)- 中級。 カクシンボ(透明) - 上級、地面に映る影しか見えない。あずさの氣の矢、若しくは超級太極弾でしか倒せない。もとになった妖怪、隠しん坊。 ノウマ - 下級、結界能力のみ攻撃はない。もとになった妖怪、野馬。 ハテンゴ - 中級、衰氣弾攻撃。もとになった妖怪、ハテンゴ。 ホオナデ(移動型) - 中級、衰氣弾攻撃をする。 大和 寄り神はすべてHP224クネユスリ - 上級、結界無効。もとになった妖怪、くね揺すり。 サダ - 下級。本作では涎を垂らし攻撃してくる寄り神だが、日本で伝わるのは、青森県西津軽の妖怪で山に出没し、「サダに憑依されると鼻水が止まらなくなる」となっている。 ズンデ - 上級、触手の物理攻撃と衰氣弾を仕掛けてくる。 ニクスイ - 下級。もとになった妖怪、肉吸い。 ヨブコ - 中級。もとになった妖怪、呼ぶ子。 富士 寄り神はすべてHP256アカテコ - 下級。もとになった妖怪、赤手児。 オンモラキ - 上級、結界能力のみ攻撃はない。もとになった妖怪、陰摩羅鬼。 カゴショイ - 中級、素早い動きで体当たりをする。籠背負とは岩手県九戸の妖怪で、子供たちが恐れるとされ、一説には官軍勢が訛って籠背負に転化されたとする解釈もある。 キリイチベイ - 下級、衰氣弾攻撃と2体で挟み打ちをする。もとになった妖怪、桐一兵衛。 テンヅルシ - 上級、近づくと自滅攻撃をするものがいる、もとになった妖怪、天吊るし。 鹿島 寄り神はすべてHP288イゲボ - 中級、衰氣レーザーで攻撃してくる。もとになった妖怪、鬼火(方言でいげぼと読む)。 カブソ - 中級。もとになった妖怪、かぶそ。 シャグマ - 下級、傘のような体で包み込んでくる。静岡県の西部と愛知県の東部に伝わるもので、髪が長く全身が毛深く、人の形をした人のようで人ではない妖怪とされる。 ナモウレイ - 上級、アンコウのような形で、水面を泳ぎながら衰氣弾で攻撃する。もとになった妖怪、なもう霊。 フチカリ - 上級、結界無効。もとになった妖怪、フチカリ。 淡島 寄り神はすべてHP320アンモ(高速移動型) - 上級。 センポクカンポク - 上級、弾性能力を備える。 カブソ - 上級。
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