漂着神(えびす)・寄り神信仰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/17 10:11 UTC 版)
「座礁鯨」の記事における「漂着神(えびす)・寄り神信仰」の解説
日本において「寄り鯨」・「流れ鯨」と呼ばれた座礁鯨・漂着鯨は「えびす」と呼ばれ、資源利用が盛んであり、「寄り神信仰」の起源ともいわれている。特に三浦半島や能登半島や佐渡島などに顕著に残っており、伝承されている。座礁鯨の到来は七浦が潤うともいわれ、恵比寿が身を挺して住民に恵みをもたらしてくれたものという理解もされていた。もっとも、地域によっては漂着神ではなく魚を寄せ大漁をもたらす漁業神として鯨を信仰したため、座礁鯨を食べると不漁になるという伝承も存在した。
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