四聖天
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 03:44 UTC 版)
「SAMURAI DEEPER KYO」の記事における「四聖天」の解説
鬼眼の狂に従い、共に数多の死線を越えて来た四武神、アキラ・梵天丸・ほたる・灯の四人のこと。豊臣軍・徳川軍に匹敵する武力をもち、四年前まで鬼眼の狂と共に戦場を駆け抜け幾つもの国を塵に変えてきた死神の如き最凶最悪の侍集団である。ちなみに女人禁制。 アキラ 声 - 保志総一朗 年齢推定19歳、4月17日生まれ(灯が決めた)、身長165cm、体重53kg、血液型A型 四聖天の中では唯一サムライの血を引いていないが、「血」の差を努力のみで縮め、自らの視覚を封じて、どのサムライでも開眼できなかった「心眼」を使いこなす努力の天才。元は孤児であったが、野党や盗賊に襲われていたところを狂に拾われる。狂の強さに憧れを抱き、世界で2番目(1番目は狂)に強い漢を目指している。強力な冷気を使った技を操る。冷静で毒舌だが、狂のことになると手がつけられなくなる。視覚を封じてからは丁寧な言葉づかいになっているが、激昂すると昔のように口調が荒々しくなる。武器は後ろ手に差した刀二本。氷を操る能力者でもあり、代表的な技は「夢氷月天」、「氷繭星霜」、「氷魔十字霜舞(グランドクロス)」、「氷影の聖母(マリア)」など。 アニメ版では十二神将の時は真達羅、摩虎羅、珊底羅と行動を共にする(原作では真達羅、毘羯羅、安底羅)。また、ほたるとの対決シーンが登場する。 梵天丸 / 伊達政宗 (ぼんてんまる / だて まさむね) 声 - 若本規夫 年齢37歳、8月3日生まれ、身長198cm、体重85kg、血液型O型(KYO的に) 東北の雄・伊達政宗その人であるが本来の政宗のイメージからは想像できない大男(ただし、右目を失明している点は史実に則っており、眼帯をしている)。上半身裸で下は袴。「征夷大将軍上等」と派手な昇り龍が刺繍された羽織を羽織っている。いつも一歩引いたところから仲間たちを見守り、その絆を人一倍大切にしている。「黒はばき組」という暴走族に似た風貌の親衛隊がいる。普段は自分の中にいる「獣」を抑えつけているが、いったん暴れだすと動いているもの全てに対して攻撃を仕掛ける凶暴性の持ち主で、死にかけて回復をするたびに強さを増す。この状態になると狂にしか元に戻すことができない。武器は木刀だがあまり使用せず、殺人体術なる力技で戦う。代表的な技は「鵼爪牙」「飛鷲昇脚」など。 ほたる / 熒惑(けいこく) 声 - 子安武人 外見上の年齢22歳、8月13日生まれ、身長176cm(ゲタ無しで166cm)、体重53kg、血液型B型 壬生一族の五曜星・熒惑でもあり、太四老の一人「遊庵」の弟子。炎を自在に操る。天然ボケな性格でいつも何を考えているのかわからない。武器は柄にも刃を取り付けた諸刃の剣(名称不明だが遊庵曰く、名刀らしい)。代表的な技は「魔皇焔」「灼爛炎帝」「黒き炎(デモンズ・ブレス)」「堕天使(ルシファー)降臨」「悪魔の顎(ヘル・クラッシュ)」「炎のヨロイ(ファイヤー・ウォール)」「焔血化粧」「熒惑輝炎」など。 辰伶とは異母兄弟であるが、仲は最悪。独りで強くなることしか考えていない孤高な性格であったが、狂との戦いでかつての四聖天との思い出を思い出し、狂一行に加わる。辰伶とも彼が弟である自分を見守っていた事を知り、距離が縮まる。 灯(あかり) 声 - 三石琴乃 年齢推定24歳、12月13日生まれ、身長177cm、体重55kg、血液型AB型 本名は御手洗灯吉郎(みたらい とうきちろう)で、一見美人の女性だが実は男。狂に恋心を寄せる。シャーマンとしての実力はかなりのもので、治療からドーピングまでこなす。しかし治療のたびに見返りとして相手の秘密を聞き出すので、四聖天メンバーは灯に頭が上がらない。武器は錫杖。代表的な技は「吸気啌(エア・ヴァンプ)」「排気光(リ・ジェクト)」など。 左手に、見た者を灰にしてしまう「悪魔の眼(メドゥサ・アイ)」を持つ。これは太四老の一人ひしぎによって植えつけられたものであり、壬生にいた当時は彼の近衛隊士を務めていた。
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