五更家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 15:30 UTC 版)
「俺の妹がこんなに可愛いわけがないの登場人物」の記事における「五更家」の解説
黒猫(五更瑠璃)の家族たち。原作に先駆けてアニメ版第9話、Webラジオ第8回、アニメ版BD/DVD第1巻付属の短編「堕天聖の追憶」、ゲーム『俺の妹P』などに登場する。原作では第1巻から幾度か言及があるものの、長らく姿を見せる場面がなく、ファンの間ではその正体について関心が寄せられていたが(詳細は「他の伏見つかさ作品との繋がり」を参照)、アニメ版第9話に端役として登場した際には『ねこシス』の東雲姉妹とは異なる容姿の少女として描かれた。その後『俺の妹P』を経て原作8巻にて登場。京介や桐乃と面識を持つこととなる。 五更 日向(ごこう ひなた) 声 - 花澤香菜 黒猫の上の妹。小学校5年生。黒猫に対する呼び名は「ルリ姉」。京介のことは「高坂くん」、桐乃のことは姉の話から「ビッチさん」と呼んでいたが、実際に会って以降は「桐乃さん」、最近では「キリ姉」と呼んでいる。 非常に活発な性格で、姉妹の中でも人見知りしないほうである。また原作及び『俺の妹P』では五更家を訪問した京介と姉の仲をはやし立て、根掘り葉掘りの質問を浴びせるなど少しませた一面を見せている。 姉である黒猫に対しては自分達の面倒見てくれていることから慕ってはいるものの、痛々しい言動に関しては本気でやめてほしいと思っている。京介に対しては会う前から姉に話を聞いており、実際に出会った当初は「話に聞いたほどパッとしない人」という印象を持っていた。しかし彼と接していくうちにその優しさや包容力を知り、思慕にも似た信頼を寄せるようになる。桐乃に関しては姉が持っていたティーンズ誌の写真で見知っており、姉と友達になってくれたことに感謝の言葉を伝えている。実際に会った際には彼女の「妹萌え」の発作に巻き込まれることとなったが、それでも彼女のことを気に入っている。 五更 珠希(ごこう たまき) 声 - 小倉唯 黒猫の下の妹。小学校1年生。黒猫に対する呼び名は「姉さま」で、姉に対してもですます調で話す。京介のことは「おにぃちゃん」と呼ぶ。黒猫は彼女を風呂に入浴させたり、ぬいぐるみを作ってあげたり、小学校のラジオ体操に連れて行ったりして世話を焼いている。彼女もそんな姉を慕っており、小学校の宿題では姉のことを題材に作文を書いている。日向によれば年の割に非常に洞察力に優れており、黒猫の難解な打ち明け話から彼女が恋していることを見抜いていた。また姉の黒猫とは違い『星くず☆うぃっちメルル』が好きである。 姉である黒猫の痛々しい言動がすこしうつりかけていて、教育的に良くないと京介は言っているが、黒猫はやめさせようとはしない。 あやせifストーリー編では、ちとせが通う小学校の担任教師になっている。
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