主なダンジョン概略
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 09:52 UTC 版)
「ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険2 不思議のダンジョン」の記事における「主なダンジョン概略」の解説
ちょっと不思議の草原 お城へとつながるトルネコが最初に行くことになるダンジョン。アイテムを拾ったり階層を降りるたびにヒントをもらえる。落ちているアイテムは基本的なものばかりで、出現する敵もそれほど強くはないため初心者でもクリアするのはたやすいと言える。なお、失敗するとそのたびにネネからヒントがもらえるが、それでも失敗しつづけると「はぐれメタルの剣」、「はぐれメタルの盾」という強力な装備をくれる。持ち込みは2個まで可能。 屋敷のダンジョン 村の東側にある屋敷が不思議のダンジョン化したダンジョン。持ち込み不可。ここでは矢が多く落ちており、これを使って敵を遠距離から倒していくことを学んでいく。最下層では金庫を盗んだベビーサタンと戦うことになるが、このベビーサタンは通常のものとは違い普通に攻撃してくるが、アイテムは盗まない。なお、ベビーサタンを倒さないで階段を降りても6階のままとなる。 お城のダンジョン お城の地下に広がるダンジョン。最下層には鍛冶屋に必要な炎がある。持ち込み不可。杖が多く落ちており、これをうまく使って進んでいく。攻撃を受けると分裂するスモールグールや、ワープさせてくる鬼面道士など厄介な敵が増えている。 墓場のダンジョン 村の北側にある墓場が、不思議のダンジョンと化した場所。最下層にはパン屋の青年の師匠の墓があり、魔法のパンのレシピが記されている。持ち込み不可。ここでは草とパン以外のアイテムは落ちていない。呑んで使う草と投げて使う草を理解して敵を倒したり妨害しながら進んでいく。クリアするまではパン屋の青年がついてくるが、彼にはモンスターは手を出したりすることはないので、特に心配する必要はない。 火吹き山 村の外にある火山のダンジョン。持ち込みは2個まで可能(GBA版では3個)。このダンジョンから通路の視野が狭くなる、罠が設置される、持込や中断セーブが可能になるなど、不思議のダンジョンらしくなる。ここでは巻物が多く落ちており、これを駆使して先へ進んでいく。また、剣や盾も多くの種類が見られるようになり、「妖剣かまいたち」や「はぐれメタルの盾」など強力な武具が落ちていることもある。初めてクリアするまでは兵士が倒れており、「腐ったパンを食べてお腹を壊した」などと、少し間抜けな返事を聞く事が出来る。このダンジョンで現れる「フレイム」は、投げられたアイテムを燃やす性質を持ち、爆風などの火炎攻撃を受けると分裂するため、地雷がいつもより危険な罠となっている。 迷いの森 火吹き山の向こう側にある森のダンジョン。ここでも持ち込みは2個まで可能(GBA版では4個)。ダンジョン内にガーゴイルが開いている店が数多く存在する。このダンジョンでは店以外にアイテムを補充できないので、店の活用方法が攻略の鍵を握る。なお店のアイテムを泥棒することも出来るが、かなりの危険を伴うので、泥棒の際には十分な下準備が必要となる。下層では細長い道が続いたり、装備している盾を弾く骸骨剣士や装備品の修正値を下げる腐った死体などの厄介な特殊能力を持つゾンビ系モンスターが多い。 トロ遺跡 村の近くにある遺跡のダンジョン。持ち込みは5個まで可能。杖が多く落ちており、これと持ち込んだアイテムを駆使して進んでいく。一度に大量のモンスターを呼び出すエビルポット、様々な効果をもつ杖を振るきとうし、一定ターン杖や巻物の効果が使えなくなる攻撃をするメイジキメラなど厄介な特殊能力を持つモンスターが多い。また、神父が初登場する。 不思議のダンジョン 今回の物語の最後のダンジョン。持ち込みは10個まで可能。階層が今までのダンジョンの倍近くあり、フロア内で出現するモンスターが部屋中に眠っている「モンスターハウス」を始め、未識別状態のアイテムが出現する。姿の見えないシャドーや遠距離から炎を吐く上にステータスの高いドラゴンなど、これまでのダンジョンでは見られなかった危険なモンスターも出現するなど、他のダンジョンに比べ難易度は高め。27階には最終ボス「邪悪な箱」がおり、このダンジョンをクリアするとエンディングとなる。またクリア後は100階まで潜ることができ、「カギ」や「つるはし」を使って入ることのできる宝物部屋に強力なアイテムが眠っており、店でも強力なアイテムを売っていることが多い。 剣のダンジョン 老人の家の中庭の池に浮かぶ島から入れる、戦士だけが潜れるダンジョン。全35階。持ち込み不可。様々な種類の剣や盾が落ちており、これらを利用して技を習得していく。何度かプレイして強力な技を身につけてから臨むことが求められる。最深階では強力な指輪が入手できる。 魔のダンジョン 老人の家の中庭の池に浮かぶ島から入れる、魔法使いだけが潜れるのダンジョン。全35階。持ち込み不可。落ちているのは草や杖、回復の壷がほとんどで、魔法使いでは使えないアイテムは落ちていないが、使うことの出来る指輪も落ちていない。魔法使い専用の「スペルブック」が入手可能。最深階では強力な武器が手に入る。 試練の館 村の広場の西側に位置するなまいきな少年の家だった館のダンジョン。鍛えた武器やアイテムを好きなだけ持ち込むことができる代わりに、特定のフロアに出現する店以外ではアイテムがほとんど落ちていない。このダンジョンのみのシステムとして、モンスターは最初は神父の姿をしていてどのモンスターか分からなくなっている。見破るにはモンスターを倒すか、このダンジョンで拾える「モンスター識別の杖」を使えばよい。1階から他のダンジョンでは15階程度に出現するモンスターが出現するため、持ち込み無しでクリアすることはまず不可能。更に下へ進んでいくとフロアのどこにいても炎を吐いてくるダースドラゴン、合成した能力を消すどくどくゾンビなどここでしか遭遇することのできない危険性の高いモンスターが数多く出現する。特にゴールデンスライムは万全な装備であってもトルネコを瀕死に陥れる「マダンテ」を使ってくる。全50階であるが、30階にある伝説のアイテム「ロトの盾」が第1目標である。なお、20階に「リレミトの巻物」が必ず落ちている。 井戸のダンジョン 試練の館の裏に隠れている人に話しかけることで入れるダンジョン(戦士・魔法使いでは断られる)。不思議のダンジョンで潜った階層に応じて選べるレベルが変化し、最大でレベル10まで選択できる。1階しか存在しないが、必ず大部屋モンスターハウスか大部屋迷路であり、最初から強いモンスターが出現する。クリアするとレベルに応じた分のゴールドと「カギ」が手に入る。 もっと不思議のダンジョン 不思議のダンジョンクリア後に、ある条件を満たすと潜る事ができる。ダンジョンに入るときのグラフィックは不思議のダンジョンと同じだが、若干赤みがかっている。前作の「もっと不思議のダンジョン」と同じく、アイテム、ゴールド持ち込み不可、ほとんどのアイテムが未識別という高難易度のダンジョン。フロア間の中断ポイントがランダムで出現することがなく、突入時に所持している「中断の巻物」か、それを白紙の巻物に書き込むことが中断するための手段となる(そのため戦士で挑むと中断が不可能になり、不休で100階分の攻略を強いられる)。「ザキの杖」「分裂の壺」「インパスの指輪」等のここにしかないアイテムが入手できたり、能力の付いた剣・盾の多くがダンジョン内で拾えるようになっている。また、不思議のダンジョンと同様にこのダンジョンにも宝物部屋があり、強力なアイテムを入手できるようになっている。
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