丸物・京都物産館
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「近鉄百貨店京都店」の記事における「丸物・京都物産館」の解説
1920年(大正9年)1月1日 - 中林仁一郎と谷政二郎が京都物産館を開業。当店の南東隅付近 2月6日 - 合名会社京都物産館設立 1926年(大正15年)10月1日 - 京都物産館新館(鉄筋コンクリート6階建て、設計渡辺節)完成名称(通称)を物産館に変更 百貨店形態の店舗を開設 1928年(昭和4年)新館西側増築完成、7階建・9900m2、エレベーター2基設置 11月10日 - 昭和天皇即位のため、本館6階をNHK大阪放送局の京都演奏所に提供田中義一首相(当時)が当店で万歳三唱した様子が全国へ放送された 1929年(昭和4年)12月1日 - 西陣分店を上京区の西陣京極(千本下長者町下ル)に開業 1931年(昭和6年)9月21日 - 「合名会社京都物産館」を「合名会社丸物」に商号変更 1932年(昭和7年)9月 - 鳥居ビルの「髙島屋十銭ストア」京都駅前店に対抗し、旧館に「九銭マーケット」開設 1936年(昭和11年)3月 - 旧館跡地も用いて8階建てに増築し、11月にかけて随時新たな売場を開設 3月25日 - 京都初のエスカレーターを1階と地階の間に上・下2基設置 7月28日 - エレベーター2基設置 8月29日 - 中2階の各施設(2007年閉店まで営業)、地階食堂が営業開始 12月1日 - 旧館改装完成、全館開店 藤田嗣治、東郷青児が当店に設けられたアトリエで製作(「海の幸」「山の幸」「海山の幸」「丸物と女性の絵」など) 1938年(昭和13年)5月29日 - 本店第二期増築(北館)竣工地下1階地上8階建ての延床面積29750m2となる 1941年(昭和16年)8月6日 - 6階に防空用品売場を開設 1942年(昭和17年)11月8日 - 売場第一次供出、西陣分店閉鎖 1944年(昭和19年) - 売場第二次供出、1階と2階のみ営業 1945年(昭和20年)9月20日 - 「文化教室」開設 1946年(昭和21年)10月17日 - 7階「丸物劇場」開設 1947年(昭和22年)3月4日 - 7階「丸物小劇場」開設 6月1日 - 各支店と共に金曜定休に変更、西陣分店を営業再開 7月1日 - 戦時中供出していた大半の売場を再開 1955年(昭和30年)11月24日 - 1階から3階まで、エスカレーター2基を新設 1956年(昭和31年)11月23日 - 3階から6階まで、エスカレーター3基を新設 1957年(昭和32年)7月31日 - 「丸物劇場」改築工事完成 1958年(昭和33年)12月29日 - 「丸物小劇場」を改築し、「丸物新劇場」開設 1963年(昭和38年)5月 - 「丸物劇場」「丸物小劇場」閉鎖 1966年(昭和41年)4月 - 株式会社丸物へ近畿日本鉄道(現在の近鉄グループホールディングス)が資本参加 1970年(昭和45年)5月 - 家電量販店「上新電機」との合弁会社「丸物上新電機」設立、4階で営業開始 1974年(昭和49年) - 増床に合わせ、女神アフロディテと光明の神アポロンの像、新時代の「ゆとり」と「やすらぎ」を象徴とした鐘を設置。
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