中央情報省
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:07 UTC 版)
「英雄伝説 軌跡シリーズの登場人物」の記事における「中央情報省」の解説
カルバード共和国の諜報機関。通称はCID。 キリカ・ロウラン 登場作:『空』・『VII』・『黎』 声:米本千珠 東方系のクールな美女。『空』では遊撃士協会ツァイス支部の受付として登場し、『VII』ではカルバ―ド共和国のロックスミス機関の室長として登場する。 父リュウガは泰斗流という古武術の師範で、キリカ自身は弟子ではないものの、免許皆伝の実力を持つ。 来歴 「the 3rd」の6年前(1197年)、父リュウガがヴァルターとの仕合の末に死去する。恋人であったヴァルターも出奔し、父が説いた「活人拳」から戦いを通さない活人の道を探しに旅に出る。 この旅で大陸各地を放浪し、帝国ではアンゼリカと半年ほど旅をともにして、彼女に泰斗流の指南をし、クロスベルではアリオス・マクレインとその妻サヤの世話になる。 「SC」の2年くらい前(1200年頃)、放浪の旅の末にリベール王国に流れ着き、遊撃士協会ツァイス支部の受付となる。 「FC」 - 遊撃士協会ツァイス支部の受付として登場し、その優秀さでエステルらを驚かせつつサポートする。 「SC」 - 引き続きツァイス支部の受付としてエステルらをサポートし、ヴァルターの関与を知ったことでその実力の一端を見せ《紅蓮の塔》の《裏の塔》の空間を一人で踏破して頂上まで登り、彼と対面する。 《リベールの異変》後(1203年)、その洞察力と問題解決能力を買われてカルバード共和国大統領直属の情報機関《ロックスミス機関》への誘いを受け、共和国へと帰国し、同機関の室長となる。 「the 3rd」 - 《影の国》によって守護者として再現され、主人公たちの前に敵として立ちふさがる。 「零」 - クロスベルを訪れ、偶然知り合ったロイドらには共和国で芸能プロデューサーをしていると名乗り、アルカンシェルの共和国公演の可能性を探りにきたと語る。《黒の競売会》に出席し、キーアを救ったロイドらの逃走を密かに助ける。その後、共和国の諜報機関の代表者として帝国側の代表のレクターと密談を行い、不戦条約や導力ネットの存在を視野に入れたクロスベルにおける諜報戦の取り決めについて話し合う。 「碧」 - 《西ゼムリア通商会議》に出席するロックスミス大統領に大統領補佐官として同行してクロスベルを訪問する。会議後は帰国していたが、クロスベル独立を提唱したディーターが帝国と共和国からの圧力があるにもかかわらず自らの大統領就任とIBCの資産凍結を撤回しなかったため、その真意を探るため再びクロスベルを訪れる(ただし、同時期にクロスベルを再訪しているレクターと異なり再訪の理由は明言されていない)。クロスベルの状況は概ねわかったため共和国に帰国してもよかったのだが、クロスベルにこのまま膠着状態を続けられても困るという事情からクロスベル市解放作戦に参加し、レクターとともにセルゲイたちに加勢し、クロスベルの遊撃士であるリンと組んで泰斗流の腕前を披露する。《碧の大樹》が出現すると共和国は様子見を決め込むことにしたため、クロスベル市に留まり推移を見守る。 プロフィール 年齢:28歳(「零」・「碧」) 身長:164cm(「零」・「碧」) 人物 リベールの遊撃士協会ではその完璧な事務処理能力への評価とは別に、アガットからはシェラザード以上の女傑と見られており、シェラザードからも美人だけど容赦のない人と見られている。 父の弟子であるジンとヴァルターとはリベールに来る以前からの知り合いで、ヴァルターとは恋人同士だったが、父との仕合の後にヴァルターが泰斗流を去ってからは、たもとを分かっている。 戦闘では両手に持った偃月輪を自在に操り、得物を持たせれば泰斗流の門下最強であったヴァルターすらしのぐほどの腕前(ただし、執行者となったヴァルターとの力の差は不明)で、《飛燕紅児(ひえんこうじ)》の異名で知られる。 ロイドら特務支援課には、芸能プロデューサー、大統領補佐官と異なる肩書を名乗っているが、いずれも確かな肩書だと語る。ロックスミス機関では遊撃士協会にいた頃とは比べ物にならないくらい働いており、導力爆弾の解除のような防諜関係者に必要なスキルも修得している。 カエラ・マクミラン 登場作:「閃IV」・『黎』 声:悠木碧(「閃IV」)→風間万裕子(『黎』) カルバード共和国の女性士官で、階級は特務少尉。共和国中央情報省(CID)に所属し、ハーキュリーズにも籍を置いている。19歳(「閃IV」)。 「閃IV」ではレミフェリア国籍に偽装して帝国に入国し、ルーシーとともに帝国西部を訪れ、ミュゼと面会した後、ユウナら新VII組とも偶然出会う。ミュゼとの面会で得た《千の陽炎》作戦の概要を本国に伝達した後、ロックスミス大統領に帯同してパンタグリュエルの会合に現れ、リィンたちと情報交換を行う。その後、帝都に潜入した末に「呪い」に飲まれて帝国内で暗躍しようとしていたハーキュリーズの隊員たちを(リィンらの協力もあって)未然に回収し、彼らを本国に送還する。 人物 薄茶色のセミロングの髪をしている。 中央情報省ではキリカの部下であり、その関係もあってアンゼリカとも面識がある。 父親も共和国の軍人だったが、《クロスベル戦役》で亡くなる。弟のコーディもハーキュリーズに所属している。 コーディ・マクミラン 登場作:「閃IV」・『黎』 声:中島雅也(『黎』)) 特殊部隊ハーキュリーズに所属する准尉。 ルネ・キンケイド 登場作:『黎』S 声:福山潤 CIDのエージェント分析官。大統領臨時補佐官。 ヴァンとエレインの幼馴染ルネと呼ばれることを嫌う。ヴァンからは鬼畜眼鏡と呼ばれている
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