世俗画とは? わかりやすく解説

世俗画

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 15:58 UTC 版)

長崎県指定文化財一覧」の記事における「世俗画」の解説

指定重文絵画には、南蛮貿易持ち込まれ洋画の「紙本着色泰西王侯図他六曲屏風」がある。国認定重要美術品には、「紙本着色瀉血手術図」・「紙本着色唐蘭館の図2巻」・「紙本着色南蛮人来朝図之屏風」の3件がある。 名称位置指定日解絹本著色松浦義像 平戸市鏡川町 松浦史料博物館 2007年3月2日肥前赤烏帽子」の逸話知られる15世紀松浦党棟梁松浦義の肖像画応仁の乱以前室町時代描かれ数少ない武士像の一つで、九州最古とも言われる。賛文から15世紀前半の作と推測され技巧から京の絵師によって描かれたと推測される異国絵巻 一巻 平戸市鏡川町 松浦史料博物館 1968年4月23日 平戸藩楽歳文庫収蔵されていた異国船の写生図。朱印船貿易時代長崎港来航した南京厦門・シャム・ジャガタラ・寧波福州台湾広東オランダ商船描いたもので、帆船構造装飾を示す資料として珍重される原城攻囲陣営城中平戸市鏡川町 松浦史料博物館 1968年4月23日 平戸藩楽歳文庫収蔵されていた島原の乱原城攻略図。同一図面城内見取図幕府軍陣立てから、落城後の焼却処刑までの戦況描き込み短冊状の付箋紙解説加える。攻防処分実態を探る資料として珍重される長崎日蘭貿易絵巻 一巻 平戸市鏡川町 松浦史料博物館 1968年4月23日 18世紀終盤平戸藩松浦清唐絵師の広渡湖秀に描かせた風景画出島鳥瞰図で、日蘭貿易様子のみならず出島町割オランダ商人の姿・生活様式詳細に描かれ出島状況伝え良好な資料位置づけられる。 長崎日清貿易絵巻 三巻 平戸市鏡川町 松浦史料博物館 1968年4月23日 19世紀序盤平戸藩松浦清購入した作者不明風景画日蘭貿易絵巻同様に長崎唐人屋敷内部詳細に描いてあり、唐人屋敷の生活や習俗表現され良好な史料位置づけられる。 天井長崎市脇岬町 観音寺 1958年6月5日 弘化3年1846年)、観音寺本堂張られた1尺4寸四方天井板150描かれ花卉図。川原慶賀清人徴の各4以外は無銘だが、石崎融思・融済・融吉を中心とした石崎一門作成主導していることが書付から断定できる。 永島キク刀自絵像 長崎市立山町 県立美術博物館 1988年9月30日 川原慶賀描いた老女永島キク肖像画絵画として細やかな表情描写評価される資料としては慶賀生年天明6年1786年)と推定する唯一の資料で、落款の「75歳」と中島広足による万延元年1860年)の讃文から逆算する

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