世俗曲とは? わかりやすく解説

世俗曲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 21:01 UTC 版)

ルネサンス音楽」の記事における「世俗曲」の解説

宮廷雇われ音楽家たちは、宮廷行事貴族娯楽のための音楽書いた初期中期ルネサンスまでは人気のある音楽家のほとんどはフランドル出身であり、世俗曲ではフランス語歌詞としたシャンソンがその中心であった宗教音楽書いた作曲家多くシャンソン書いたが、クレマン・ジャヌカンのように専らシャンソンによって知られる作曲家もいる。いくつかのシャンソン広く知られるようになった。これら有名な旋律逆に宗教音楽定旋律として引用されたり、ポリフォニー構造そのもの宗教曲引用したり(パロディ・ミサ)、また、他の作曲家の世俗曲に引用されたりもした。 一方イタリア半島ではフロットーラという形式の世俗曲があった。シャンソンよりもモノフォニック旋律重視傾向があったとされる後期ルネサンスにはフロットーラから発展してマドリガーレやヴィラネッラがつくられるうになるマドリガーレペトラルカボッカチオタッソなどの高尚な内容の詩を歌詞持っており、一方ヴィラネッラはより卑近時に猥雑歌詞を持つ。マドリガーレでは高度に詩的に書かれ歌詞の内容音楽的にいかに表出するかを追求する傾向生じた(マドリガリズム)。ルネサンス中期までは、声楽曲に対してもどの音符でどの歌詞を歌うかが楽譜指定されていなかったが、マドリガーレ発展のなかで、音譜対す歌詞付け作曲家細かく指定する習慣初め生まれた

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世俗曲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 09:58 UTC 版)

ジョスカン・デ・プレ」の記事における「世俗曲」の解説

A la mort / Monstra te esse matrem; A l’heure que je vous; A lombre d’ung buissonet, au matinet (3声部); Adieu mes amours「さらば愛しい人々よ」; Adieu mes amours (6声部又は7声部)「さらば愛しい人々よ」; Baisé moy, ma doulce amye (4声部); Belle, pour l’amour de vous; Bergerette savoyenne; Ce povre mendiant / Pauper sum ego; Cela sans plus; Comment peult haver joye; Cueur langoreulx; De tous biens plaine (3声部); De tous biens plaine (4声部); Douleur me bat; Du mien amant; Dulces exuviae; El grillo「こおろぎはよき歌い手」; En l’ombre d’ung buissonet tout, au long (3声部); En l’ombre d’ung buissonet tout, au long (4声部); Entré je suis en grant pensée (3声部); Entré je suis en grant pensée (4声部); Fama malum; Faulte d'argent; Fors seulement (6声のうち1声のみ残存); Fortuna d’un gran tempo; Helas madame; Ile fantazies de Joskin; In te Domine speravi per trovar pietà; Incessament livré suis à martire; Je me complains; Je nose plus; Je ris et si ay larme; Je sey bien dire; La belle se siet; La Bernardina; La plus de plus; Le villain [jaloux]; Ma bouche rit et mon cueur pleure; Mon mary m’a diffamée; N’esse pas ung grant desplaisir; Nymphes des bois (オケゲムの死を悼む挽歌)「ニンフ」; Nymphes, nappés / Circumdederunt me; Parfons regretz; Petite camusette; Plaine de dueil; Plus n’estes ma maistresse (ファロウズ Fallows が真作であると主張); Plus nulz regretz; Plusieurs regretz; Pour souhaitter; Quant je vous voye; Que vous madame / In pace in idipsum; Qui belles amours a Recordans de my signora; Regretz sans fin; Scaramella va alla guerra; Se congié prens; Si j’ay perdu mon amy (3声部); Si j’ay perdu mon amy (4声部); Tant vous aimme Bergeronette; Tenz moy en voz bras; Una mousse de Biscaye; Vive le roy (全体が、フランスルイ12世捧げられたもの); Vous l’arez, s’il vous plaist; Vous ne l‘arez pas; 歌詞紛失 (4声部). 王様歳(王のファンファーレ) (器楽4声部) ラ・スパーニャ(器楽5声部偽作?)

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