ロックハート&ガードナー法律事務所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 21:44 UTC 版)
「グッド・ワイフ」の記事における「ロックハート&ガードナー法律事務所」の解説
ダイアン・ロックハート 演 - クリスティーン・バランスキー、日本語吹替 - 小宮和枝 ロックハート&ガードナー法律事務所の共同経営者。非常に経験豊かで、タフな弁護士。実質事務所のNo.1であり、事務所の財務管理も(ウィルではなく)彼女が行う。リベラルで民主党を支持するフェミニストで、事務所の自室にはヒラリー・クリントンとのツーショット写真を飾っている。ブロンドで独身だったが、共和党支持、銃規制強化反対、ティーパーティー運動支持という政治的にまったく逆の信条を持つ弾道調査専門家カート・マクベイに惹かれ、交際し結婚することになる。当初はケイリー・アゴスのほうを推薦していたが、徐々にアリシアの実力を認めていき、やがてメンター的存在となる。尊敬される地位になることを望んでおり、第2シーズンでは民主党の女性委員会から州最高裁判事候補の打診があったが党の方針変更で取り消され、第5シーズンでは州知事選挙中にダイアンを州最高裁判事候補に指名すると公言していたアリシアの夫・ピーターが当選したが、アリシアの独立をロックハート&ガードナー法律事務所が妨害したことからダイアンは事務所退任の準備にはいっておりその行為に関わっていなかったのに、報復的に取り消されてしまった。 ウィル・ガードナー 演 - ジョシュ・チャールズ、日本語吹替 - 田中明生 ロックハート&ガードナー法律事務所の共同経営者。有能な弁護士で、出世欲も強い。独身でプレイボーイ。休日には判事達とバスケットボールを楽しむ。アリシアの学生時代からの友人で、彼女が仕事を探していると知りアリシアを推薦した。アリシアとは大学時代から微妙な関係だったが、一時期、アリシアと深い関係になる。州検事に返り咲いたピーター・フロリックがウィルと判事達がバスケットボールの勝敗で少額(といっても100~200ドル)の現金のやりとりや、バスケ仲間の判事相手の裁判では事務所の勝率が高いことなどからウィルの買収容疑を追及し大審院で審理されたが、起訴は免れた。しかし過去の依頼人の預かり金の私的流用の件を蒸し返されて弁護士会の倫理規定違反から半年の弁護士業務停止処分を受ける。ダイアンが州最高裁判事候補としてインタビューでそのことを批判的なニュアンスで語ったことからダイアンを激しく非難して、一時期関係が悪化した。その間に事務所は経営危機で管財人管理下に陥りなんとか再建するが、アリシアやケイリーは事務所から独立。弁護士業務に復帰すると事務所をLG法律事務所と改名して、全米トップの法律事務所を目指すとし、ニューヨークやロスアンジェルスの法律事務所を買収し始める。アリシアとケイリーが独立したフロリック&アゴス法律事務所とは大手企業の顧問弁護業務獲得あらそいや裁判で激しくやりあう。しかし、長期拘留で精神的に不安定になっていた依頼人が裁判中に廷吏の銃を奪い発砲、銃撃されたウィルは死亡した。その直前にアリシアの携帯電話に「また電話する」と留守録を残していたが、それが私的な関係を終わらせ事務所からも独立したアリシアを「許す」なのか「許さない」なのか、アリシアは悩むこととなる。 ケイリー・アゴス 演 - マット・ズークリー、日本語吹替 - 茶花健太 ハーバード大学法科大学院卒の青年弁護士。一つしかないジュニア・アソシエイトの座を、半年の試用期間でアリシアと争う事になる。将来のキャリアアップのための野心は満々。まだ経験は浅いが、目的のためには手段を選ばぬしたたかさを持っている。採用争いでアリシアに敗れたあと検事局に採用されてアリシアの夫、ピーターの部下となる。検事局では検事代理まで出世するがミスで降格、物置部屋のようなところに左遷されていた時にウィルから誘われてロックハート&ガードナー法律事務所に復職。事務所の経営危機の時にアリシアと一緒にパートナーに昇格すると言われるが、反故にされたことからアリシアも誘って独立。フロリック&アゴス法律事務所を立ち上げ、アリシアと共同経営者となる。 カリンダ・シャルマ 演 - アーチー・パンジャビ、日本語吹替 - 米倉紀之子 ロックハート&ガードナー法律事務所の調査スタッフ。インド系アメリカ人(英語版)で、クールな美女。調査の仕事の能力が非常に高く、度胸と行動力も備える。事務所が裁判で勝利するため必要な証拠や情報類を巧みに集め、アリシアにとっても強力な片腕となる。以前 州検事局で勤めていたがアリシアの夫ピーターのもとで3年務めたが解雇された、という過去があることは率直に明かすが、解雇された本当の理由は隠している。バイセクシュアルということも仕事場では伏せている。 デヴィッド・リー 演 - ザック・グルニエ、日本語吹替 - 真田五郎 ロックハート&ガードナー法律事務所のシニア・アソシエイト。弁護士。家族法部門のチーフ。アリシアがピーターとの離婚を本気で考えていた時期、アリシアから依頼されて親権や財産分与で有利になるように弁護士として助言していた。後のシーズンでは上昇志向の強さ、卑劣さが顕著となり、事務所の経営危機のときは独立しようとするが、管財人からデヴィッドの数百万ドルの出資金の返金はだいぶ先、事務所が破綻すればそれも出なくなると言われると撤回し、シーズン5ではダイアンの追放とその撤回の両方に真っ先に賛成し、アリシアとケイリーの独立を造反と捉え、一緒に移籍した若手を地位と報酬で懐柔し偽証させるなど、妨害と嫌がらせを繰り返している。 スピンオフ『グッド・ファイト』ではパートナーになっており、ダイアンの離脱にガッツポーズまで見せた。 ジュリアス・ケイン 演 - マイケル・ボートマン、日本語吹替 - 加藤亮夫 ロックハート&ガードナー法律事務所のシニア・アソシエイト。弁護士。 ジョナス・スターン 演 - ケヴィン・コンウェイ、日本語吹替 - 渡部猛(S1)→加藤精三(S2〜3)→津久井教生(S4〜) ロックハート&ガードナー法律事務所の前身、スターン・ロックハート&ガードナー法律事務所の共同創設者。公民権運動に関わる訴訟で高名なリベラル派弁護士。認知症を患ったためオフィスに顔を出さなくなり、ダイアンやウィルとの関係が悪化する。認知症の事実はアリシアのみが知っている。アリシアからは引退することを勧められるが聞き入れず、その後顧客を引き連れて独立。ロックハート&ガードナー法律事務所と裁判で対決することもあったが、急死した。 ハワード・ライマン 演 - ジェリー・アドラー、日本語吹替 - 佐々木敏 スターン・ロックハート&ガードナー法律事務所創設時からのパートナー弁護士。高齢のためすでに現役を引退しておりポストは名ばかりのもの。度々セクハラ発言と奇行でトラブルを招きウィルは解雇まで考えたが、『グッド・ファイト』でもパートナーに名を連ねている。 ロビン・バーディーン 演 - ジェス・ワイクスラー、日本語吹替 - 川瀬晶子 シーズン4で新たに雇われた調査スタッフ。財務省で働いた経験があり、「カリンダとも衝突しない」という理由で雇われた。ロックハート&ガードナー分裂の際はアリシア、ケイリーと行動を共にする。吹替を担当する川瀬は法学部卒の声優である。
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