リヒテンシュットン関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/02 05:07 UTC 版)
「ひめはじけ」の記事における「リヒテンシュットン関係者」の解説
ロヴァリエ・リヒテンシュットン 本作の主人公。リヒテンシュットン国第1皇女で次期女王。本誌の柱登場人物紹介では「ひめ」と記述され、本編でも第10話の自己紹介時点には自ら「ひめ」と名乗っている。10歳の誕生日に父に大和撫子の本場である日本での花嫁修行を願い出た上で来日。現在、日本のタワーマンション、ワイアプラマンション31階に居住。 最初は真剣に花嫁修業をしているが、10歳児であるが故すぐに遊ぶことに心を奪われてしまい度々暴走する。しかし暴走していない時は常識人かつ女王としての素質を持つ一面を見せるキャラクターで、ノエルの暴走を防ぐために事前にシュトルムへ足止め・隔離を命じたり、シュトルムの思考を読んで気遣いをしたりできる。 カード (食品)の一種であるクヴァークが好物だが、同じ発酵食品である納豆は苦手。 わずか10歳でリヒテンシュットンの大学を卒業している秀才でもあり、日本語とドイツ語を流暢に話す。しかし日本にいる現在は都内ワイアプラ小学校に入学し、うさきたちが在籍する4年1組に転入する。羽子板(ハゴイタ)は得意。走るのは極端に遅い。 父(国王)を「おとっつあん」と呼ぶ。 父が病気で王政ができなくなり、代わりに王政をするために帰国する。6年ぶりに日本へ来た際は不摂生で激太りし皆を驚かせ、花嫁修業を再開する。単行本3巻の書き下ろしでダイエットに成功する。 ノエル・コッホ 教育係(仮)。作者のtwitterによればこの作品における大人の女性キャラクターはこの人物だけと言及している。 ひめにとても甘く絶対的な忠誠心を持つ反面、シュトルムには大抵厳しい態度をとる。ただし、シュトルムより年下。ひめのためなら何でもする凄まじい忠誠心を持っているが故、小学生の振りをすることも辞さないが同僚のシュトルムにとてつもなく寒い目線を送られたために諦めた。納豆の臭いと鳥が苦手。リヒテンシュットン聖守護団の団員。団員になる前は、おとなしいメイドだった。単行本3巻の描き下ろしでシュトルムと結婚していたことが明かされる。作者いわく連載前ではシュトルムの妹という設定だった。 シュトルム・ケーファー 教育係(仮)。 男性。ひめが花嫁修業を忘れて遊び出すとハリセンで叩く使命(すなわちツッコミ)を受けている。(大抵同時にノエルに叩かれている)日本人とのハーフであり、ひめが日本での花嫁修行以前に日本に住んでいたことがある。普段は誰に対しても敬語で話すが、ノエルと二人きりの時は彼女に対してタメ口で話す。 リヒテンシュットン聖守護団の団員だが、その前はいくつものスラムを暴風の様に壊滅させてきた少年。当時まだ次期団長候補とされていた現団長・ルーエの脇腹の骨を蹴り折ったが直後に屠られ、ノエルと共に育てられ今に至る。名前のシュトルムは暴風=シュトルムゥよりこの時付けられたもの。単行本3巻の描き下ろしでノエルと結婚していたことが明かされる。 Hexe(ヘキサ) 鳥。人間の女性のロングヘアーのような髪を生やしたダチョウのような風体。 ひめが第5話で召喚した鳥の群れの中で唯一残った1羽。ペットとしてひめ一行と共にタワーマンションにいる。「常識では測れないいびつな存在」という意味で"Hexe"と命名された。第9話でひめのツッコミのためのハリセンを常備するようになり、シュトルムと共にひめにツッコミをするようになった。 アダム・エンリッヒ・リヒテンシュットン リヒテンシュットン現国王でひめの父親。現在、リヒテンシュットン国在住。ひめを可愛がっているが、日本での花嫁修業を願い出たときは泣きベソをかいた。日本贔屓で日本語の関西弁でしゃべる。悪性の痔を患っている。病院嫌い。 ルーエ リヒテンシュットン聖守護団の団長。女性。王族を守るという使命を担っているため、常に団員に対し厳しい態度をとる。一度シュトルムとノエルを聖守護団から解任するが、後に冗談だったという事が判明する。戦闘力は団一であり、その力はノエルとシュトルムで抑えることがやっとである。なおリヒテンシュットン聖守護団の団員は他に男性3人、女性2人がいるが詳細は不明。顎鬚を生やした初老の男性団員以外台詞もほぼ無い。 フレデリケ・シェレンベルク 10歳。シェレンベルク男爵の子孫である姫。リヒテンシュットンの王位を狙っていて、ひめに花嫁修業勝負を申し込みに来たが本当は遊びたいだけのツンデレである。タマネギを切った事がない。 サンドラ・ファドゥーツ 10歳。ファドゥーツ伯爵の子孫である姫。常に冷静で無表情で無口だが、たまに一言つぶやく。運動は苦手。 スラッシュ・アカボシ フレデリケのお付きの人。男性。フランクな言葉使いでフレデリケを「姫サン」と呼ぶ。シェレンベルク家に仕えた侍の血をひく。種ナシスイカの栽培をしたがる。 バイド サンドラのお付きの人。男性。上品な言葉使いをする。罰ゲームがきっかけで女装趣味に目覚めかける。
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