マッデンの呪い
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「スポーツに関する都市伝説」の記事における「マッデンの呪い」の解説
世界で唯一のNFL公認ビデオゲームである「マッデンNFL」シリーズでは毎年パッケージに前年度活躍した選手1名 (例外として2名) が起用される。
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マッデンの呪い
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1988年よりマッデンが解説を担当しているゲームソフトである「Madden NFL」シリーズ(EA)はEntertainment Software Association(ESA)による全米ゲームソフト年間販売数ランキングでは毎年上位にランキングされている。 2005年(「Madden NFL 06」) - PS2版(1位)、Xbox版(3位) 2006年(「Madden NFL 07」) - PS2版(1位)、Xbox 360版(5位)、Xbox版(20位) 2007年(「Madden NFL 08」) - PS2版(7位)、Xbox 360版(12位) しかし毎年ゲームの表紙となる選手はケガで不本意な成績を残す(更に所属チーム自体も不本意な成績に終わることも多々ある)ことから「Maddenの呪い」「Maddenジンクス」と言われている。 2003 マーシャル・フォーク 怪我で成績を大きく落とし、チームもプレーオフを逃す。この怪我をきっかけに急速に能力が衰えていく。この年からジンクスが始まった。 2004 マイケル・ヴィック チームはプレーオフ進出を果たし、インターセプトは相変わらず多いものの、前年度より成功率やレイティングを上げた。ジンクスを乗り越えたかに思われたが、シーズン終了後に闘犬容疑で逮捕、禁固刑を言い渡される。2009年7月に刑期を終え現役復帰を表明。8月13日にフィラデルフィア・イーグルスと2年契約を結んだ。 2005 レイ・ルイス 怪我でシーズンを棒に振り、チームもプレーオフを逃す。 06 ドノバン・マクナブ 怪我でシーズンを棒に振り、前年度スーパーボウル出場チームながらプレーオフを逃す。 07 ショーン・アレキサンダー 怪我で爆発力を失い、成績を大きく落とす。さらにエース欠場にもかかわらずチームは3年連続地区優勝を果たしたため、アレキサンダー不要論もささやかれた。 2007年シーズン終了後に解雇され、ワシントン・レッドスキンズに移籍。 08 ヴィンス・ヤング 怪我で長期離脱もベテラン控えQBコリンズの活躍によりチームはカンファレンス第1シードでプレーオフ進出した。 09 ブレット・ファーブ 2007年シーズン後、引退表明したため、ジンクスは関係ないと思われたが、2008年シーズン前に現役続行を発表。表紙ではグリーンベイ・パッカーズのユニフォームを着用しているが、ニューヨーク・ジェッツにトレードされた。個人としてはプロボウルに選出されるなどまずまずの成績を残したが、AFC東地区はまれに見る接戦となり、プレーオフ進出を逃した。また、怪我を理由にわずか1シーズンを過ごしただけで2度目の引退を宣言した。なお、この年のプロボウルも辞退している。 10 トロイ・ポラマル 09-10年シーズン開幕戦で、左膝を負傷し長期離脱を余儀なくされた。 11 ドリュー・ブリーズ フル出場を果たすもののインターセプト数を前年の二倍に増やし、QBレーティングを20点近く落とす不振の年となった。チームはプレーオフ進出を果たしたが、史上初となる負け越し出場のシアトル・シーホークスに初戦で破れ去った。 12 ペイトン・ヒリス 故障、契約問題などによるトラブルもあり、不振に陥った。 13 カルビン・ジョンソン ジェリー・ライスの持っていたレシーブ獲得ヤード数を塗り替えるなど大活躍しており、現時点において彼個人はジンクスを打ち破ったかのように見える。ただし、所属するデトロイト・ライオンズは4勝12敗で地区最下位に沈んだ。 14 エイドリアン・ピーターソン 2013年9月、過去の交際相手との間にできた当時2歳の息子を、息子の母の当時の交際相手による暴行で亡くし、プレーでも前シーズンから800ヤード近くラン獲得を落とし、さらに自らも子への過失傷害容疑で起訴される。 15 リチャード・シャーマン 全試合出場を果たしたが、NFCチャンピオンシップゲーム(対グリーンベイ・パッカーズ)で左腕を負傷した。 16 オデル・ベッカム 前年並みの活躍を見せ、呪いとは無縁だった。 17 ロブ・グロンコウスキー 11月に負傷、そのまま出場なく終わった。もっとも、グロンコウスキーはもともとケガが多い選手である。 18 トム・ブレイディ チームは9年連続の地区優勝、個人としてはリーグMVP受賞と呪いとは無縁であった。しかし勝ち上がり出場した第52回スーパーボウルではフィラデルフィア・イーグルスに敗れる波乱があり2年連続のスーパーボウル制覇とはならなかった。 19 アントニオ・ブラウン 個人ではプロボウルに選出されるなど好成績ではあったものの、チームはプレーオフを逃した。さらにチームとの間に軋轢が生じ、この年限りでスティーラーズを退団。その後も不祥事が多発し、2019年シーズンは僅か1試合しかプレーできなかった。 20 パトリック・マホームズ スーパーボウルMVPに輝くなど、呪いとは無縁であった。 このようなジンクスがあることからMaddenのカバーにオファーされても断るスター選手もいる。ラダニアン・トムリンソンはこのことからカバーのオファーを受けなかった。 2010年ボルチモア・レイブンズのファンがジョン・マッデンに呪いの存在を信じているか質問したところ、彼は明確に否定した。
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