マットを使った運動遊び
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 04:53 UTC 版)
「マット運動」の記事における「マットを使った運動遊び」の解説
マットを使った運動遊びでは、マットのもとで回転などの基本的な動きができることを課題とし、マット運動と関連の深い動きを意図的に取り入れることにより、基礎となる体の動かし方や感覚を身に付けることが重要視される。いろいろな方向への転がり、手で支えての体の保持や回転をすることの運動遊びの楽しさに触れ、その行い方を知るとともに、マットに背中や腹などをつけていろいろな方向に転がったり、手や背中で支えて逆立ちをしたり、体を反らせたりするなどして遊ぶことがその目標とされる。ゆりかご、前転がり、後ろ転がり、だるま転がり、丸太転がり、うさぎ跳び、腕立て横跳び越し、背支持倒立(首倒立)、かえるの足打ち、かえるの逆立ち、壁上り逆立ち、支持での川跳び、ブリッジなどの運動が例示される。 マットを使った運動遊びでは、坂道やジグザグなどの複数のコースでいろいろな方向に転がることができるような場を選んだり、動物に変身して腕で支えながら移動したり、逆さまになったりする運動遊びの中から、動物の動きを選んだりすることが「思考力,判断力,表現力等」の目標とされる。器械・器具を使っての運動遊びに進んで取り組むこと、順番やきまりを守り誰とでも仲よくすること、片付けを友達と一緒にすること、転がったり、跳び下りたりするときなどに、危ないものが無いか、近くに人がいないか、マットや跳び箱などの器械・器具が安全に置かれているかなどの場の安全に気を付けることが「学びに向かう力,人間性等」の目標とされる。
※この「マットを使った運動遊び」の解説は、「マット運動」の解説の一部です。
「マットを使った運動遊び」を含む「マット運動」の記事については、「マット運動」の概要を参照ください。
- マットを使った運動遊びのページへのリンク