マイアミ警察関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 15:49 UTC 版)
「デクスター 警察官は殺人鬼」の記事における「マイアミ警察関係」の解説
エンジェル・バティスタ (Angel Batista)演 - デイヴィッド・ザヤス、日本語吹替 - 駒谷昌男 マイアミメトロ警察殺人課の刑事でデクスターの同僚。デクスターの血痕鑑識官としての能力を誰よりも理解し認めている。署内でも、出世に目が行きがちな上司のラゲルタを上手くたしなめたり、そのラゲルタに好かれていないデボラの手柄のために協力したり、事件に追われ憔悴しているデクスターを気遣うなど、温厚で優しい性格の持ち主で、職場におけるコミュニケーションの良きバランサー。デクスターですら、もし感情があったなら、エンジェルのような人間になりたいと思っているほどの好人物であると同時に、刑事としても優秀で、いち早く冷凍車キラーの秘密に近づき、ベイハーバー・ブッチャーの正体に迫るなどしたが、そのため重傷を負ったり、果てはレイプの疑いをかけられたりとトラブルに見舞われることも多い。アウリという娘がいるが妻と共に現在は別居状態にある。 その後ラゲルタと結婚するが破局し、一時は警察をやめてレストラン経営を始めるが、後に復職する。 ジェームズ・ドークス (James Doakes)演 - エリック・キング、日本語吹替 - 竹田雅則 マイアミメトロ警察の殺人課の巡査部長。警部補のマリアとは元相棒で古くからの友人でもある。元アメリカ軍の特殊部隊の隊員。多くのマイアミ警察の警官の中で、デクスターにあからさまな疑念と嫌悪感を持っている唯一の警官で、その正体を暴こうと執拗につきまとう。一方デクスターにとってはジェームズを通して自分が善人ではないことを思い知れると皮肉を交えて感謝している。同僚でありソフトボール仲間でもあったリッキーとその妻カーラの殺害事件と、その黒幕であるゲレロに執着したり、適正を疑われる発砲をしたりと、自身の正義感からくる暴走をしがち。また、他人をまるで信用せず、独断で行動することが多かった。このような面が第2シーズンで彼自身に災いすることになる。 マリア・ラゲルタ (Maria Laguerta)演 - ローレン・ベレス、日本語吹替 - 田村聖子 マイアミメトロ警察の警部補で異例の速さで出世を遂げたやり手の女刑事。ミゲル・プラドと並び、キューバ系市民の英雄的存在。上昇志向・出世欲が非常に強く、そのために処世に血道を上げており、周りからもそう思われているが、警官として職務には良心的で忠実である。デクスターには概ね好意的だが、デボラに対しては、当初は能力を認めようとはせずに冷遇し、しばしば彼女の意見を無視することがあった。一方でデボラが殺人課に正式に所属してからは部下として個人的な気遣いは向けており、共に仕事をしていくうちに徐々に認め合うようになっていく。かつて公私にわたってパートナーであったドークスがベイハーバー・ブッチャーであることに署内で唯一疑問を抱いており、第7シーズンでは自身が発見した証拠を基にドークスが犯人ではないことを確信し、独自に調査をするようになる。 ヴィンス・マスオカ(マスカ) (Vince Masuoka)演 - C・S・リー、日本語吹替 - 佐藤美一 マイアミメトロ警察の鑑識官でデクスターの同僚。かなり女好きで下ネタを連発するため、しばしば周囲の顰蹙を買う。特にデボラにちょっかいをかけることが多く、その度、冷たくあしらわれている。基本的には好人物だが、お調子者で空回りも多く、時に空気の読めない言動をするため、職場ではちょっと困った奴だが憎めないというコミカルな役回り。新入りのクインに図星を突かれてしょげかえり、不自然なほど真面目に振舞ったこともあったが、デボラやバティスタなどの励ましもあって、その後、立ち直った。第8シーズンでは学生時代の精子提供の結果生まれた娘が登場する。日系人らしく苗字のつづりはMasuokaだが同僚たちからは「マスカ」と呼ばれ、FOX CRIME版の字幕では「マスカ」と表記されている。DVD版の字幕・吹替では「マスオカ」。 カミラ (Camilla)演 - マーゴ・マーティンデイル マイアミメトロ警察の資料課職員。ハリーの友人で、今はデクスターの友人でもある。調べることが趣味だというデクスターには密かに事件資料を融通していた。ハリーがデクスターを養子にした時の経緯を全て知りながら、デクスターに明かすことを頑なに拒んだ。ヘビースモーカーである。その後、第3シーズンで肺がんであることが発覚する。死の床で、デクスターの正体についても薄々気付いていたことを明かしつつ、延命より尊厳死を望むとしてデクスターに協力を仰ぐ。 ジョーイ・クイン (Joey Quinn)演 - デズモンド・ハリントン、日本語吹替 - 加瀬康之 第3シーズン以降から登場する。マイアミメトロ警察の麻薬課から殺人課に異動してきた如才無い警官。容疑者として死亡したドークスに代わって殺人課に配属され、デボラの捜査パートナーとなる。暮らしぶりは豪勢で、そのことに疑念を持つデボラには、親戚から受け継いだ財産があると豪語していたが、実は現場で金を盗んでおり、それをデクスターに目撃されている。その他にも情報屋や囮についての正規の手続きを踏まなかったり、恋人となった記者クリスティーナに内部情報を漏えいするなど、警察官としては問題が多く、内部監査官から監視され、そのことで度々デボラは悩まされる。 ジェイミー・バティスタ (Jamie Batista)演 - エイミー・ガルシア(英語版)、日本語吹替 - うえだ星子 第6シーズン以降の登場人物。エンジェルの妹。大学に通う傍らアルバイトとしてハリソンの子守を引き受ける。兄の厚い監視と保護に嫌気を指しながらも法医学インターン生としてマスカに採用されたルイスと交際するようになる。第8シーズンではクインと交際する。子供の前で現場写真を広げたりする無神経なデボラとは気が合わず、何度か衝突している。 トム・マシューズ (Tom Matthews)演 - ジェフ・ピアソン 警部、後に本部長代理。常に警察のイメージを考えて人事を行い、ドークスよりもラゲルタを、エンジェルよりもデボラを出世させるなど警官としてより政治家として立ち回る。一度、ラゲルタに弱みを握られ無理に退職させられるが、彼女の死を契機に再び返り咲く。かつてのハリーの友人だったこともあり、モーガン兄妹にはおおむね協力的な姿勢を見せる。
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