マイアミ大学とは? わかりやすく解説

マイアミ大学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/27 06:44 UTC 版)

マイアミ大学


マイアミ大学

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リック・バリー」の記事における「マイアミ大学」の解説

高校バスケスター選手となったバリー選んだ進学先がマイアミ大学であったことは面白選択だった。当時マイアミ大は決し名門校とは言い難かったが、寒冷なニュージャージーの冬に辟易していたバリー温暖な地でのプレー求め、また高校時代コーチ衝突繰り返し一時バスケットからも身を引くことを考えていたバリーにとって、マイアミ大のバスケコーチ、ブルース・ヘールの指導方針魅力的に感じたマイアミ大は他の名門大学のように大量新人リクルートすることはせず、1年生には独立したスケジュール組ませることで試合への出場機会与えていた(当時1年生選手NCAA全米大学体育協会)の公式戦には出場できなかった)。また、名門校ではないマイアミ大の施設充実しておらず、専用体育館を持たなかったため試合近隣会館利用し練習は軍の兵器庫間借りしていた。このような環境中でも不平屋のバリー含めて誰からも不満が漏れなかったのは、選手達を食事会招待した一緒にプール泳いだり、練習時も選手と共に汗だくになって走るヘール人柄が皆から愛されたからだった。 1年生シーズン終え、いよいよNCAA公式戦参戦したバリーは、1962-63シーズン平均19.0得点14.6リバウンド成績を残す。当時マイアミハリケーンズエースは7フィート(約213cm)のマイク・マッコイであり、彼の視察のためにプロリーグNBAロサンゼルス・レイカーズゼネラルマネージャーマイアミ大に訪れたことがあったが、ブルース・ヘールは地方紙インタビューにこう答えている。「私は確かにマッコイNBAに行くことを否定しない。しかしここにいる2年生、その名もリック・バリー。彼は将来偉大なプロバスケットボール選手になるだろう」。ヘールのこの発言バリー闘志に火をつけた。1963-64シーズンには平均32.2得点16.6リバウンド最終学年の1964-65シーズンには平均37.4得点18.3リバウンドをあげ、その年のNCAA1部リーグ得点王輝いたカレッジバスケ活躍自信をつけたバリーは、1965年卒業迎える頃には自分NBAドラフト上位指名されるだろうと予想していたし、実際に彼が残したマイアミ大での3シーズン平均29.8得点16.5リバウンドという数字は、上位指名されるには十分過ぎる実績だった。しかしプロチームは必ずしもその考え同意してはいなかった。彼は確かに素晴らしカレッジ選手だったが、同時に彼が3年間の間起こした問題行動注目された。2年生時にはサンフランシスコ選手危うく乱闘発展しそうになり、1年後の対ロヨラ大戦では相手選手の顎を殴り骨折させてしまった。バリーのこの気性激しさ一部NBA経営陣遠ざけさせ、また細身の彼がNBAハードスケジュールに耐えられるかという疑問投げ掛けられた。そして1965年NBAドラフト当日バリーニューヨーク・ニックス指名されることを望んだが、ニックス1巡目指名放棄して地域指名ビル・ブラッドリー指名結局彼は全体2位指名サンフランシスコ・ウォリアーズ入団することが決まった

※この「マイアミ大学」の解説は、「リック・バリー」の解説の一部です。
「マイアミ大学」を含む「リック・バリー」の記事については、「リック・バリー」の概要を参照ください。

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