ボンネットバン黄金時代とは? わかりやすく解説

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ボンネットバン黄金時代(550cc)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 22:04 UTC 版)

軽自動車」の記事における「ボンネットバン黄金時代(550cc)」の解説

1976年1月 規格改定長さ3.20m、幅1.40m(高さ2.00m) 550cc 排ガス規制などの影響受けて改訂されることになった規格改定より間がなかったことで、改訂同時に新規格車の販売とはならなかった。1976年4月より各社より新規格車が発売されるが、三菱自動車工業の2G2型471ccや富士重工業EK型490cc、スズキのT4A型443cc、更にはダイハツによるスズキ・フロンテへのエンジンOEM供給など、各社ともエンジンの対応に苦慮したが、1977年中にはさらなる排気量拡大などにより各社とも550cc化への対応をほぼ完了したまた、車体の面では当初は360ccの車体のままバンパー大型化のみで新規サイズ拡大するなど、さまざまな方法新規格対応車を発売している。 1977年7月 ホンダTNシリーズ後継モデルとしてホンダ・アクティ発売10月 スズキフロンテクーペ後継車としてスズキ・セルボ発売1978年昭和53年排出ガス規制軽乗用車対象成立NOx排出基準1973年4月以前比約8%まで強化マスキー法目標であった1970年式比1/10以下の目標が完全達成されることとなり、三元触媒普及軽乗用車でも進んでいく。スズキのみこの規制下でも2ストロークエンジン通過成功しフロンテセルボなど一部車種2ストローク継続1979年昭和54年排出ガス規制軽貨物車を対象成立5月 スズキ初代アルト発売1980年6月 ダイハツ初代ミラ発売外観ハッチバック乗用車風ながら後部座席狭くその分荷室広くして、貨物自動車型(軽ボンネットバン)として発売され軽自動車(4ナンバー車)が、税金安さなどから急速に普及アルトミラなどがこれに分類される1981年2月 ホンダストリート発売4月ダイハツ工業からアトレー発売乗用タイプの軽1BOXが登場した当時軽貨車扱いで、貨物室確保されていた)。 1982年昭和57年排出ガス規制軽貨物車を対象成立スズキ、キャリイバンがスズキ・エブリイ改名1983年2月 スズキスズキ・マイティボーイ発売3月 三菱ミニカ・アミL/エコノにターボエンジンモデルを追加軽自動車初のターボ車の登場1984年 9月 スズキフロンテアルトモデルチェンジ。T5B型が生産終了となり、軽乗用車から2ストローク機関姿を消す1985年10月 ダイハツ、ミラターボTR-XX発売ホンダトゥデイでバンタイプの商用車以外の軽自動車ボンネットバン再参入スズキキャリイエブリイモデルチェンジ軽トラックから2ストローク機関姿を消す1987年2月 スズキアルトワークス発売6月 三菱ミニキャブスーパーチャージャー搭載車設定軽自動車初のスーパーチャージャー車の登場軽トラック初の過給器搭載事例であり、同年中にスズキダイハツそれぞれキャリイハイゼットスーパーチャージャー設定するメーカー間のパワー競争激化協定により当時最もハイパワーだったアルトのそれを元に64PS(47kW)が上限となる。しかし過給器付の軽自動車大半排気系抵抗増大して形式登録を受けており、排気系合法枠内簡単に改善するだけで自主規制オーバーし80 - 90PSは出てしまうものがほとんどである。 1988年 SJ30ジムニー国内販売在庫車両完売をもって終了軽自動車から2ストローク機関が完全に姿を消す事となった。 1989年2月 道路運送車両法施行規則改正により、軽自動車規格1990年1月改訂されることが決まった4月 消費税導入により、自動車物品税廃止税金安かった貨物車型のメリット小さくなり、市場乗用車型(5ナンバー車)へと大きく変化マツダキャロル復活軽乗用車再参入エンジンスズキ供給また、自社ボディ作成していたポーターキャブは、スズキOEMスクラム切り替わる

※この「ボンネットバン黄金時代(550cc)」の解説は、「軽自動車」の解説の一部です。
「ボンネットバン黄金時代(550cc)」を含む「軽自動車」の記事については、「軽自動車」の概要を参照ください。

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