ベル・スターとは? わかりやすく解説

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ベル・スター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/03 21:59 UTC 版)

ベル・スター
Belle Starr
肖像写真「オクラホマ無法者の女王」ベル・スター。写真館で撮影
生誕 Myra Maybelle Shirley
(1848-02-05) 1848年2月5日
ミズーリ州カセージ郊外(英語)
死没 1889年2月3日(1889-02-03)(40歳没)
インディアン準州ユーフォーラ英語版(現オクラホマ州)
死因 銃創
国籍 アメリカ合衆国
罪名
馬泥棒
配偶者
  • ジェームズ・C・リード(James C. Reed)
  • サム・スター(Sam Starr)
  • ジム・ジュライ・スター(Jim July Starr)
子供
エディ・リード(Eddie Reed)
パール・スター(Pearl Starr
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マイラ・メイベル・シャーリー・リード・スター: Myra Maybelle Shirley Reed Starr 1848年2月5日1889年2月3日)通称ベル・スター(Belle Starr)で知られるアメリカ西部開拓時代の女性。その死因[1]から無法者という伝説が生まれ、アメリカ社会で俗に〔山賊女王〕(Bandit Queen)、あるいは著名な犯罪者になぞらえて〔女ジェシー・ジェイムズ〕などと呼ばれる。

生前のベルは実際にジェイムズ=ヤンガー・ギャングその他と交流があり、馬泥棒で1883年に有罪判決を受けた犯罪歴がある。5人兄弟のうち、長兄ジョン・A・M・「バド」と弟エドは法を破って警察に射殺され、ベルは罪を重ねる最初の夫ジェームズ・C・リードの加担を嫌がり離縁(婚姻期間1866年–1873年)、リードもやはり警察官に殺され(1874年死亡)、次の夫サム・スターとは夫妻とも投獄されたのち、ベルは夫を説得して自首を決心させたが、裁判前に自警団に殺された(婚姻期間1880年–1886年)[2]。ベル・スターの死因は銃で撃たれたとされ、公式には1889年の未決殺人事件の犠牲者である。スターの人生譚(じんせいたん)は雑誌『ポリス・ガゼット(英語)に載ったことがきっかけでアメリカで世間に広まる。同誌の編集兼発行人リチャード・K・フォックス(任期1877年–1922年)(英語)の筆力により、犯罪者列伝に加わった女性という印象がつくと後生、テレビや映画の人気キャラクターに結実、1960年代以降も歌を捧げられた。

来歴・人物

誕生、少女時代

ベル・シャーリーは1848年、ミズーリ州カーセッジ(Carthage)近郊のジャスパー(Jasper)生まれ、家庭はわりあいに裕福な農園主である。父ジョン(John Shirley)はヴァージニア州の裕福な家庭のはみ出し者で、生母イライザ(Eliza Pennington Shirley)は3人目の妻でハットフィールド家(Hatfield family)[注 1]の出身であった。子どもは本人を含めて5人。

一家はミズーリ南西部に移住(1839年)、小麦トウモロコシの栽培、馬や家畜の飼育で財をなした。1856年、ベルが8つの時に父は農園を売り払うと一家を連れてカーセッジへ移り住み、宿屋と貸し馬屋と馬蹄屋を経営するようになった。ベルは町の女学校(Carthage Female Academy)へと通うと、通常の学科に加えて音楽と古典英語を学び、優秀な成績を修めた。4人兄弟の中でも兄バド(Bud、本名John Alexander Shirley)と共に外で遊ぶことが多く、兄に馬の乗り方と銃の撃ち方を学んだ。一家は南北戦争南軍に協力し、兄バドはゲリラ部隊に加わり、指揮官のウィリアム・クェントリル配下にジェシー・ジェイムズコール・ヤンガーがいた。しかし兄は1864年、潜んでいたところを北軍に急襲されて落命した。

バドを失った悲しみに暮れる一家は終戦とともに戦火で破壊された町と商売に見切りを付け、テキサス州ダラス南東の小村シーン(Scyene)へ移ると80,000平方メートル (800 a)の農場を買って落ち着いた。当時、戦災によって根無し草になった者や無法者にとって、テキサスは最後の楽園であった。移住当初こそ間に合わせの掘っ建て小屋で暮らしたが、トウモロコシやモロコシの栽培、馬や乳牛、肉牛や豚の飼育が軌道に乗って暮らしは安定し、馬の売り買いや繁殖にも手を広げる。一家は南軍の敗残兵が農場に逃げ込んでくるとかくまい、無法者とも親交を結ぶようになった。

最初の結婚

1866年11月、18歳になったベル・スターは農場に逃げて来たジェイムズ=ヤンガーの手下、ジェームズ・C・リード(愛称ジム)と結婚し、夫妻は農場に住み込んで手伝った。ジムは翌年には妻を伴って実母の下に戻り、1年後の1868年に娘パール(Pearl 本名 Rosie Lee Reed)をもうけた。やがてジムは馬泥棒のトム・スター(Tom Starr チェロキーインディアン)とウィスキーの密売や家畜泥棒に手を染め、昔なじみのヤンガーズたちとも交流を復活させていく。第2子はロージー・リー・「パール」、1871年にジェームズ・エドウィンが生まれた。

兄弟が何者かに殺されると、ジムは1869年に犯人だと疑った人物を撃ち殺してお尋ね者となり、ベルは夫とともに子どもを連れてカリフォルニアへ逃亡する。1871年に息子のエド(Ed, 本名 James Edwin Reed)を産むが、夫に贋金(にせがね)造りの疑いがかかると再びテキサスに戻った。それから2年、夫は仲間と家畜泥棒や殺人を繰り返し、逮捕令状を受けると、ベル夫妻はチョクトー族の居留地に身を隠した。夫は手下を集めて無法者集団を率いると、抗争相手のグレイソンの一家(Grayson family)から3万ドルもの金貨を巻き上げた1873年に、夫妻はテキサスへ帰る。夫には既に別の女性がいたため、ベルは別れて両親の下へ戻った。別居後も荒事を続けたジムは1874年8月、かつて友人であった保安官代理ジョン・モリス(John Morris)に射殺され、テキサス州パリス(Paris)で落命した。

夫が犯罪で荒稼ぎしたと言っても、ベルは豊かな暮らしに恵まれなかった。夫の死後に破産したベルは、かつて夫と共同購入した土地を売理、しばらくミズーリ州の亡夫の故郷で静かに過ごした。1876年に父を亡くし、母は農場を手放して再びダラスへ引っ越した。

二度目の結婚

1880年、32歳になったベルは(公文書では27歳)、23歳のサム・スター(Sam Starr)と再婚、義理の父トムは前夫の犯罪仲間であった。しかし2年を経ず夫妻は1882年7月、馬泥棒のかどで訴えられてしまう。隣人との約束では、ベルたちが飼っていた馬は売れる状態になるまで先方の牧場で放牧を認められ、牧場に出入りできる立場を悪用し、同牧場に別の隣人が預けた馬まで売却したという。11月に起訴され翌年3月にアーカンソー州裁判を受けて有罪となった。アイザック・パーカー英語版判事[注 2]は初犯である点を考慮し、判決はベルに懲役6ヶ月2件、サムに禁錮12ヶ月と軽めであった。夫妻はそれぞれデトロイトの更生施設で模範囚として過ごし、服役は9ヶ月に縮んで出所する。

ベルは家に帰ると荒事には関わらず、本を読んだりピアノを弾くなどして過ごしたのに、夫は出所後も他の無法者とつるんで深みにはまり、指名手配された。1886年、ベルは2件の犯罪で訴えられる。1件目は目撃情報があり、3人組の農場荒らしの1人だったとされながら、証拠不十分で放免となった。2件目の馬泥棒の罪状はベル側に過失があり、盗難馬を誤って知人に売ってしまったせいであるが、こちらも無罪となった。2度目の裁判から家に戻ったベルは、民警団の待ち伏せを受けて大怪我を負った夫サムを見つけ、手当てをしながら何度も自首を勧め、夫はとうとう折れて10月に当局に出頭し翌1887年2月の裁判が決まった。12月17日、夫は友人宅のクリスマス・パーティに出かけ、保安官代理フランク・ウェストの待ち伏せを受けて射殺され、従兄弟たちも死亡した。

三度目の結婚、そして急死

ベル・スターは1889年、15歳年下の義理の弟ジム(Jim July Starr 義家庭の養子)と再婚した。その背景に、亡夫サムが保留地(Reservation)ヤンガーズ・ベンド(Youngers' Bend[注 3])に所有した地所をめぐり、その所有権をチェロキーの有力者の手に返さずにベルに継承させたいと交渉があった。チェロキーの指導者はクリーク族出身のジムと結婚する、無法者を保護しないという2つの条件で、ベルに所有権を認めた。

しかし約束が成立した年の2月3日、ベルは何者かに殺されてしまう。友人たちと楽しく過ごした帰り道に隣家に立ち寄ったところまでは明らかであった。その後、戸外で襲われて落馬、立ち上がろうとしたらしく、ショットガンで肩周りと顔面を撃ち抜かれた姿で発見された。日曜の午前の事件で、41歳の誕生日を2日後に控えていた。

ベルの墓はヤンガーズ・ベンドの自宅から徒歩3.2キロメートル (2 mi)のユーファーラ湖畔英語版に立ち、墓碑に刻まれた言葉は次のとおり。

彼(か)の女の死を嘆く勿れ(なかれ)、無用な情けを掛ける勿れ、此処(ここ)には棺の他に無く、耀き満ちる珠(たま)も無し
"Shed not for her the bitter tear, Nor give the heart to vain regret, 'Tis but the casket that lies here, The gem that filled it sparkles yet."

もし南北戦争で南郡側がなければ、親兄弟に呼ばれた愛称「メイ」のまま良家にでも嫁ぎ、平凡な一生を送ったかも知れない[独自研究?]。時代に翻弄された女性の波乱万丈の生涯であった[要出典]

ベル・スター殺しの犯人

最も有力な容疑者とは、物納小作人だったエドガー・ワトスン(Edger J. Watson)である。ベルは土地を貸した後に、相手が実は殺人犯でフロリダ州の指名手配中と知る。チェロキーの指導者とは所有権の条件として「犯罪者を地所に置かない」約束をしており、それを守るには契約を打ち切るしかなかったが、ワトスンは土地を手放そうとせず、ベルは虚言をつかい、既にフロリダ当局に居場所を通報したとほのめかしてワトスンを追い出した。事件の朝、ベルが隣家に立ち寄ると入れ違いに出て行った客があり、その客こそワトスンであった。事件現場には同人の足跡が残りショットガンを所持していたことから、一旦は逮捕される。ところが目撃者の傍証がなかったために証拠不十分で釈放された。延命したワトスンは事件から21年後、フロリダへ舞い戻ったところをチェロキーの民警団にショットガンで射殺された。1910年10月24日であった。

容疑者には3人目の夫に加えて子ども2人も含まれる。娘のパールは悪の道をたどり通称「パール・ヤンガー」。母ベルに結婚の計画を台無しにされたり、パールと引き離すため孫娘を孤児院に預けさせようと手を回すなど、恨みがあった。息子のエドは母ベルの馬を虐待したときに牛用の鞭で折檻(せっかん)され、「殺してやる」と息巻いた事があるという。いずれにせよ、真相は歴史の闇の中である。

ベル・スターの伝説

ポリス・ガゼット(英語)掲載のベル・スターの肖像。解説文:「荒野の西部の女戦士。著名なベル・スターをインディアン準州の境で逮捕。保釈後、馬で失踪」

その波乱に満ちた人生と衝撃的で謎に満ちた死から、ベル・シャーリー・スターは死後あまり日数を経ずに、多くのゴシップや臆測が生まれ伝説化された。代表的な例は『山賊女王ベル・スター、人呼んで女ジェシー・ジェイムズ ~生き急ぐ女馬賊の全生涯の真実~』[注 4]などがあるものの、いずれも以下のような脚色も多く、注意が必要である。

  • 臆測:かつてコール・ヤンガーの恋人であった。さらに、娘パールの実の父親はヤンガー。
(二人が子供時代から友人であった所から出た風評)
  • 臆測:ジム・リードとの結婚を両親に反対され駆け落ちした。さらに、馬でギャング仲間の元へ向かい馬上で結婚した。
(実際には両親は反対せず、花婿を地所に住まわせた)
  • 臆測:グレイソン一味の金貨を巻き上げた時、男装したベルは事件に加担した共犯者。
(事件に関わったという確かな証拠は見つかっていない)
  • 臆測:ジムの死後、グレイソン一味から奪った金を元手に子供たちとダラスで暮らした。さらに高価な衣服で着飾り、ホルスターを身に着け2丁拳銃を帯びていた。
(実際は亡夫の死後に破産。土地を切り売りして田舎で静かに暮らした。)
  • 臆測:ダラス時代は酒場で賭博や飲酒に溺れ、街中で馬を乗り回し拳銃を撃ちまくった。
    あるいは男装して店に放火したり銀行強盗をしたり、銃で脅してポーカーの掛け金を巻き上げたりした。さらに馬賊を率いて荒らし回った。
(当時の新聞や報告書、裁判記録など公的な記録に、これらの事実は見当たらない)
  • 臆測:ジムの死後、カンザスでコール・ヤンガーの親戚ブルースと同棲した時期があり、1880年に結婚。
(ブルースとの関係はゴシップの域を出ない。なお1880年6月の結婚相手はサム・スター。)

関連の作品

映画
『Belle Starr』(1941年、アービング・カミングス監督作品)

出版物と音楽

漫画
  • ベル☆スタア強盗団』(伊藤明弘) スターの伝説に取材した特徴的な改作。人物設計は1993年「ベル・スター・バンディッツ」にあり、大まかに史実に基づいて出来事を整理した。
  • GUN BLAZE WEST』(ガン ブレイズ ウエスト 和月伸宏) ギャングの一味JJ(ジェシー・ジェイムズ)として登場[3]
  • ルーシー・ルーク英語版シリーズ(原作者ザビエル、作画モリス英語版、1995年) キャラクター・アルバム『ベル・スター』に風刺画がある。
  • クライム・ダズ・ナット・ペイ』(漫画家ディック・ウッド) 第25話でベル・スターというキャラクターが登場、ストーリーの下敷きは架空の伝説。(原題はCrime Does Not Pay
音楽

発表年の順。

ボブ・ディラン
ウディ・ガスリー作詞作曲
  • 「Belle Starr」[4]
シシー・スペイセク作詞作曲
エミルー・ハリス作詞
マイケル・マーティン・マーフィー英語版
  • 「Belle Star」 マーフィーはアメリカのカントリー歌手。スターの人生を歌った曲はアルバム『Cowboy Songs III: Rhymes of the Renegades』に収めた。
ライバル・サンズ(英語)
文学

アメリカの小説家で作品名に「ベル・スター」を使ったのは、作家兼編集者スピアー・モーガン英語版(小説デビュー作[注 5])、マーゴット・ドゥアイヒー英語版はアウトローの心模様を描くドキュメンタリータッチの詩集[注 6]、エドソンの小説『ガンズ・イン・ザ・ナイト』ではシリーズの主役たちがスター殺害の犯人を捕らえる。スターはカウンターの子どもを身ごもったまま殺された。

歴史小説にもスターを採用し、ストーニー・ハードキャッスル[注 7]著作では裁判官アイザック・パーカー(英語)にからむ脇役を演じさせ、ローレン・D・エステルマン(英語)はスターのインディアン居留地時代の生活をモチーフにした(2009年『The Branch and the Scaffold』)。西部劇のパルプ小説版を手がけるJ・T・エドソン(英語) は主人公3人を設けた〈フローティング・アウトフィット〉でそのひとりマーク・カウンターの恋人をスターになぞらえた。ピーター・マシーセン作〈ワトソン氏殺害事件3部作〉は直近で『影の国』(Shadow Country)を加え、主人公E・J・ワトソンがベル・スターという人物の命を奪う。

ダグラス・C・ジョーンズ英語版はスターの娘パール・スター(英語)から人物像を発想してアーカンソー州フォートスミスの安宿の女主人に据えた[注 8]

脚注

  1. ^ 生母イライザの生家はハットフィールド家とマッコイ家の争いで名前を残した。
  2. ^ パーカー判事は縛り首屋(ハンギング・ジャッジ)として被告人に恐れられていた。
  3. ^ 名は反社会の一派ジェイムズ=ヤンガーズにちなむ。
  4. ^ リチャード・フォックスの著書。Richard Fox. Belle Starr, the Bandit Queen, or the Female Jesse James: A Full and Authentic History of the Dashing Female Highwayman
  5. ^ スピアー・モーガンの小説家デビュー作は『Belle Starr』。
  6. ^ マーゴット・ドゥアイヒーが著作『Bandit/Queen: The Runaway Story of Belle Starr』(2022年)で形作ったスターの人物像は、フェミニストの先駆けで境界型の「逃亡者」[7]
  7. ^ S・ハードキャッスルの歴史小説『ベル・スターの伝説』(1979年)。
  8. ^ D・C・ジョーンズは小説『ザ・サーチ・フォー・テンペランス・ムーン』(The Search for Temperance Moon』 1991年)の基本構想を未解決のベル・スター殺人事件に取材した。

出典

  1. ^ Rasmussen, Cecilia (2002年2月17日). “Truth Dims the Legend of Outlaw Queen Belle Starr [真実でぼやける無法者の女王ベル・スターの伝説]” (英語). ロサンゼルス・タイムズ. 2019年12月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月20日閲覧。
  2. ^ ハンドブックを参照。
  3. ^ ISBN 3-89885-759-X
  4. ^ TRO-Essex Music Group: “Belle Starr lyrics by Woody Guthrie” (英語). woodyguthrie.org. 2023年11月19日閲覧。 “"Belle Starr", Words and Music by Woody Guthrie, Contact Publisher”
  5. ^ waisaidai (2011年10月10日). “Sissy Spacek & Levon Helm-Some Small Crime” (英語). 2021年12月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月19日閲覧。 現代はSome Small Crime
  6. ^ Discography: 2006 "All The Roadrunning" - Mp3 Download, Biography and Discography.”. web.archive.org. Emmylou Harris (2008年3月4日). 2008年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月19日閲覧。
  7. ^ Bandit/Queen” (英語). Clemson University Press. 2022年10月28日閲覧。

外部リンク

人物伝
出版物
  • ベル・スター(英語) 雑誌記事、リチャード・アーノット筆(Richard D. Arnott)

ザ・カゲスター

(ベル・スター から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/01 21:52 UTC 版)

ザ・カゲスター
ジャンル 特撮ドラマ
原作 八手三郎
脚本 石森史郎 ほか
監督 加島昭 ほか
出演者
声の出演
ナレーター 沢りつお
音楽 渡辺岳夫
オープニング 水木一郎
「輝く太陽! カゲスター」
エンディング 水木一郎、コロムビアゆりかご会
「スター! スター! カゲスター」
言語 日本語
製作
プロデューサー
制作
放送
放送局 NETテレビ系列
音声形式 モノラル放送
放送国・地域 日本
放送期間 1976年4月5日 - 11月29日
放送時間 月曜 19:00 - 19:30
放送分 30分
回数 34
テンプレートを表示

ザ・カゲスター』は、1976年4月5日から同年11月29日まで全34話がNET系で毎週月曜日19時00分 - 19時30分に放送された、東映制作の特撮テレビドラマ。およびそれに登場するヒーローの名称。

ストーリー

白蝋魔人の一団に誘拐された風村コンツェルンの令嬢・鈴子とその秘書・姿 影夫は、隙を見てアジトから脱出に成功する。だが、逃げる途中で2人は誤って崖から転落、ともに高圧電線に触れてしまった。そのとき、電気ショックによって悪を憎む2人の心が影に宿り、カゲスターとベルスターの2人の超人が誕生した。

影夫と鈴子はカゲスターとベルスターの力で悪と戦うことを決意。私利私欲のために人々を苦しめる犯罪者たちを次々と倒してゆく。やがて彼らの背後に、ドクター・サタン率いる巨大組織「サタン帝国」の存在が浮き彫りとなる。カゲスターとベルスターは、世界征服を目論むサタン帝国の怪人たちに敢然と立ち向かう。

解説

特徴

人間の記憶や性格、声をインプットしたロボット変身ヒーロー「宇宙鉄人キョーダイン」に続く東映の異色変身ヒーロー物で、本作品は主人公の影に魂が乗り移り戦うという異色の設定である[1][注釈 1]。「変身」に代わるヒーロー登場の手段として「影よ、行け!」という掛け声と分身ポーズが存在した。

男性と女性のペアの主人公は珍しくないが、普段の人間の姿のときは女性のほうが上位で男性が部下というのは珍しい。シリーズ前半ではサラリーマン喜劇の要素も取り入れられている[2]

第12話までは、それぞれ独自の組織[注釈 2]を率いるさまざまな犯罪者が登場した。これらの犯罪者は顔や口元が露出しているケースが多く(一部は頭部にマスクを着用)、完全な着ぐるみからの脱却を図っていた。ヒーローが、特定の組織ではなく、毎回違った犯罪者と対決するという構図は『バットマン』などアメコミの強い影響を受けている[3]

実写である本作品ではさまざまな制約の関係上、中盤からは、影夫や鈴子が直接変身したような描写に変更されるなど試行錯誤が続いた。

マントを効果的に魅せるアクションやベルスターのミニスカートを翻しての立ち回りが話題となった[3][4]。影を用いた独特な演出も特徴となっており[5]、カゲロベェの作画合成など独特な映像表現もファンからは高く評価されている[3]

制作

「原作・八手三郎」という肩書きの最初の作品である[1][2]。実際の企画は仮面ライダーシリーズなどを手掛けた東映プロデューサーの平山亨阿部征司、後にスーパー戦隊シリーズの企画協力を担当する企画者104によって制作された[2]

当初はアニメ作品として企画されていたが[出典 1]、広告代理店の大広側からの意向もあり特撮作品へと変更された[6]

プロデューサーの平山は、元東映社員でのちに旭通信社のプロデューサーとなり、『マジンガーZ』などをプロデュースした春日東とは仕事上の交流はなかったが、春日は平山を東映本社で見かけると話しかけることがあったという。ある日、春日が「平山さんの作品は敵も味方も着ぐるみだけど、たまにはどちらか着ぐるみじゃないものは出来ないのか」という意見を出したため、本作品では敵を生身の人間とした[7]。しかし、撮影スタッフから「いくら悪人でも生身の人間をヒーローがやっつけるのはイジメのようでやりにくい」という苦情が出たため、サタン帝国が登場する第13話以降は普通の怪人となった。その後の『快傑ズバット』では、敵も生身の人間であると同時に、ヒーローであるズバットも生身の人間が強化服を着用している設定とした[7]

後に東映で数多の特撮作品を演出する長石多可男が、本作品で公式に監督としてデビューを果たしている[2]。長石は本作品のオープニング・エンディングの演出も担当した。デビュー作となった第13話は「難解」という理由でリテイクを出され、不本意ながら撮り直した。長石は後年のインタビューで「その回のビデオを貰って久々に観たが、やっぱりどこが難解なのか分からなかった」と語った。また、カゲスターについて「最初にあのヒーローを見たときは『何だこれは!?』と思ってびっくりした」と述懐している[8]

本作品は「宇宙刑事シリーズ」などで怪人デザインを多数手がけた野口竜の東映特撮初参加作品でもある[9]。野口は後年「(カゲスターのデザインは)従来のヒーローとは違った斬新なデザインにしようと随分と凝りました」「仕事のシステムが今(1985年)とは違い、他のスタッフと会うことも少なかった」とコメントしている[10][11]

登場人物

カゲスター
影夫の影が実体化した戦士。
  • デザイン画ではマントの柄は全体に星が散りばめられたものであったが、この柄はベルスターのマントに流用された[11]
ベルスター
鈴子の影が実体化した戦士。
  • 企画当初の名称は「ルスター」、乗用マシンは「ルカー」とされていた[6]
  • デザイン画ではレオタード風の衣裳であった[11]が、実際のスーツはミニスカートとなっている。デザインを手掛けた野口竜はイメージソースとして映画『禁断の惑星』のアン・フランシスを挙げている[11]

風村コンツェルン

姿 影夫 すがた かげお
秘書課に勤務するサラリーマンの青年。正義感が強く、悪を恐れず立ち向かう勇敢な心の持ち主だが上司の社長と神成部長には頭が上がらない。白蝋魔人による誘拐事件に巻き込まれた際に影からカゲスターという分身を生み出す能力を会得。以後、カゲスターとともに悪と戦う。カゲスターが分身した後は虚脱状態になってしまう。13話より鈴子が経営を任された風村フィッシングショップの店員になる。
風村 鈴子 かざむら すずこ
社長令嬢で、影夫とともに秘書課に勤務している[注釈 3]。白蝋魔人に誘拐された際、影をベルスターという分身として実体化させる能力を会得。影夫やカゲスターと力を合わせて、多くの悪人を捕らえた。13話からは父から風村フィッシングショップを任され、店の経営の傍ら、強大なサタン帝国と戦う。ブレスレットの鈴は危険を察知すると鈴子にしか聞こえない声を出し、彼女に事件の情報を教えてくれる。29話で誕生日を迎える。
  • 当初、鈴子 / ベルスター役には、藍とも子がキャスティングされており、スチール写真も撮影されていたが諸般の事情で降板している[12]
風村社長 かざむら しゃちょう
風村コンツェルン社長にして鈴子の父。娘には甘く、部下には大変厳しい。
風村 牧子 かざむら まきこ
風村社長夫人にして鈴子の母。
神成 大吉 かみなり だいきち
風村コンツェルン総務部長。風村親子には常に媚びへつらっているが、影夫にはすぐにカミナリを落とす。「サタン帝国編」となってからは第22話と最終話のみ登場。

警察

屯田警部 とんだ けいぶ
警視庁の刑事。自称「名刑事」だがあまり頼りにならない。鈴子の手にキスすると妙案が浮かぶという、変な癖がある。
業平刑事 なりひら けいじ
屯田警部の部下。屯田以上に頼りにならない。事あるごとに「ンガーッ!」と叫ぶ。

その他

千秋 ちあき
風村フィッシングショップのアルバイト。影夫と鈴子がサタン帝国との戦いで抜け出すことが多いため、ほとんど店は彼女が切り盛りしている。
屯田 タケシ とんだ タケシ
屯田警部の一人息子。影夫・鈴子周辺の人物たちはカゲスターやベルスターの存在を知らないため、すでにカゲスターにやられてグロッキーになっている悪人を逮捕する父を「日本一の名警部」と信じて疑わない。

サタン帝国

ドクターサタン
13話から登場する暗黒組織「サタン帝国」の首領。元ナチスの科学者で、世界征服の野望のためにさまざまな怪人を製造する。常に仮面を被っており、素顔は不明。カゲスターとベルスターの技の応酬を受け敗れ去った。
サタン帝国戦闘員
ドクターサタンや怪人の手足となって働く戦闘員。人間の3倍の力を持つ[14]

カゲスター・ベルスターの能力

影夫・鈴子の「影よ…影よ、ゆけ!」の呼びかけにより分離して現れる、カゲスターとベルスターの2人は、影を自在に操り悪と戦うが、サタン帝国の構成員を除き、ほとんどの相手は殺さず警察に逮捕させている。マントを使った華麗なアクションも得意。

カゲスターとベルスターが活動中は影夫、鈴子は生気を失ってしまうという設定[注釈 4]。ただし全く身動きできなくなるわけではなく、フラフラではあるが歩行などはできる。第10話ではカゲスターが虚脱状態の影夫を見かけ、会話もしている。

また分身であるはずだが、第24話や第28話では鈴子がサタン帝国に洗脳されるとベルスターも洗脳されている。

第10話ではマントを敵に奪われたベルスターが力を発揮できないという描写があったが、第23話でカゲスターが、第25話ではベルスターが、それぞれマントを外したまま通常通り戦っている。またカゲスターは、アリジゴクへ不意打ちする際に地中を移動したり、トンボギラーを追跡する際に空中を飛行したりしている。

メカニック

フラッシャー
カゲスター、ベルスターが携帯している光線拳銃。カゲローカー、ベルカー、カゲボーシーを出現させる。
カゲローカー
カゲスターの専用バイク。
ベルカー
ベルスターの専用バイク。カゲローカーと同時に召喚する時は「ダブルカー」と総称されることがある。
カゲボーシー[注釈 5]
カゲスターとベルスターが操縦する飛行要塞。カゲローカーとベルカーを格納する。空からの敵の捜索で活躍する。
機首は顔のようになっている。口に当たる部分は搭乗口になっている他、第7話や第17話ではここから乗降用のロープを垂らした。第9話では機体の下面からワイヤー付きのボックスを下ろし、エレベーターのようにベルスターや子供達を乗せた。

カゲスターの技・装備

カゲスター投げ
相手を抱えたまま跳び上がり、上空から投げ落とす。主に前半で悪人を無力化するために使用。
カゲ車輪
横回転しながらマントを振り回して強風を起こし、敵の攻撃を防いだり吹き飛ばしたりする。
カゲ竜巻
カゲ車輪で竜巻を起こす。カメレオン男やアリジゴクを吹き飛ばして倒した。
影への変化
紅ヤモリの吸血ヤモリに取りつかれたときは、黒い人型の影となってヤモリを振り払った。
カマキラーのアジトの罠にかかった際は、不定形の影となって通風孔へ逃げ込んだ。
カゲ分身
影に変化した状態で分身して相手を翻弄する。紅ヤモリに対して使用。
サンセットダッシュ
夕陽を背にして敵へダッシュする。紅ヤモリの肩へ飛び乗って動きを封じる際に使用。
カゲはじき
自らの影の腕を実体化させて伸ばし、対象を弾き飛ばす。第4話で屯田と業平が爆弾の爆発に巻き込まれそうになった時、爆弾を弾き飛ばして2人を助けた。
パラシュートキック
大ジャンプし、空中でマントをパラシュートのように広げて急降下キックを放つ。ネズミ怪人に対して使用。
カゲパンチ
強烈なパンチを叩き込む。コウモリ男を倒した。
ドクガルダーに対しては、飛び掛かりながら両拳を同時に叩き込んで撃破している。
カゲスター五段分身
額の丸い模様を外して投げることで、5体のカゲロベェを召喚する。毒アゲハ戦などで使用。
マントはじき
マントを構えることで敵の攻撃を弾き返す。オオカミマン戦で使用。
カゲスター スクリュー投げ
空中で相手を両脚で挟みこんだまま錐もみ回転し、投げ飛ばす。オオカミマンを倒した。
カゲハンマー
カゲロープ
黒か赤のロープ。敵を絡め取って投げ飛ばすカゲスター ハンマー投げや、武器の奪取に使える。
カゲスターホッパー
マントの中から取り出す、円盤状の投てき武器。豹女戦で使用。
カゲキック
空中から勢いづけて繰り出すキック。サタン帝国の怪人の多くはこの技で倒した。
流星キック
両足の外側にスターシュートを装着した状態で放つカゲキック。キバイノシシなどを撃破。
カゲスター月面キック
月面宙返りから放つカゲキック。ベアーコングの左目を潰した。
カゲスター流星キック
上空から急降下しながらの両足蹴り。TV版の流星キックとは違い、スターシュートは未装備。劇場版でサタン帝国の光線砲を破壊した。
カゲファイヤー
マントの留め具を外して地面に突き立て、敵めがけて火花を走らせる。アリジゴク戦で使用。
カゲトマホーク
投げ斧。2丁同時に使うことも可能。アリジゴクなどに対して使用した。
カゲチョップ
敵めがけて飛び掛かり、空中から手刀を打ち下ろす。ゴリオリバーにダメージを与えた。
カゲスター砂嵐
マントを振るうことで足元の砂を巻き上げる。第22話で使用。
カゲスター砂隠れ
瞬時に姿を消し、別の場所に現れる。第23話で使用。
カゲスター ユーフォーマント
マントを円盤状に変化させて投げつけ、相手に覆い被せる。第23話で使用。
カゲスター岩石落とし
相手を背中合わせの状態で持ち上げ、投げ飛ばす。劇場版でクモ怪人(クモ男)を撃破。
カゲスター兜割り
刺股で敵の体をひっかけて投げ飛ばす。カブトギラーから奪った刺股を利用し、彼を倒した。

ベルスターの技・装備

ベル車輪
カゲ車輪と同様の技。
ベルスター目くらまし
ベル車輪のように回転し、その様を見た敵の目を回させる。第21話で使用。
ベルタイフーン
ベル車輪で敵の毒ガスを押し返す。キノコンガに対して使用。
ベルキック
カゲキックと同様の技。
ベルファイヤー
カゲファイヤーと同様の技。
腕輪の操作
腕輪を遠隔操作し、敵の腕を締め上げるなどする。ハエドブラーに対して使用。
ベルスター キラーマント
外したマントを手に持ったまま振り上げることで敵を打ち上げる。劇場版で豹女を撃破。

共通技・合体技

スターシュート
マントから取り出す星型の手裏剣。
マントを戻す能力
手元から離れたマントを、呼び声一つで手元に引き寄せる。ベルスターは第6話、カゲスターは第9話で使用。
ダブル車輪
2人が怪人を立ち挟んだ状態でマントを回転させ空中へ放り出す必殺技。毒アゲハなどを撃破。
ウルトラ車輪
それぞれが2人ずつに分身し、4人で敵を取り囲んで一斉にマントを回転させる。第20話で使用。
キラーマント
2人が怪人を立ち挟んだ状態で同時にマントを振り上げることで上空高く吹っ飛ばす。ザリガニアンに使用。
ダブルパンチ
2人の腕を交差させたまま拳を振り上げて敵を殴り飛ばす。サンゴラスを撃破。
ダブルタイフーン
2人で敵を左右から取り押さえ、投げ飛ばす。劇場版で再生イノシシ怪人(キバイノシシ)を撃破。
スタークロス
2人が戦闘終了後に決めるポーズ。

カゲロベェ

カゲスターとベルスターが自らの影から出現させる、意思を持つ影。言葉を話すことができ、カゲスターを「親分」、ベルスターを「姐御」(鈴子は「鈴子さん」)と呼ぶ。また、遠い場所にいるカゲスターを自分の位置まで呼び寄せるカゲ戻しを使える。巨大化能力も持ち、その状態では相手を両手で握り込むカゲ握りカゲ縛り)や相手を投げ飛ばすカゲ飛ばしを使う。

キャスト

スーツアクター

  • カゲスター[16][1]中村文弥
  • カゲスター(代役)[16]:奈良光一
  • カゲスター(トランポリン)[16]:湯川泰男
  • ベルスター[16][1]:清田真妃
  • その他:大島久雄、前田直孝、伊藤勇治(大野剣友会[注釈 7])、大塚秀宣、影山実、山本雅彦、富永行雄、鈴木洋史、橋本芳郎

主なゲスト

括弧内は登場話数。悪人・サタン帝国関係のゲストは放送リストを参照。

  • 与久野:杉義一(2話)
  • 香山:明石潮(2話)
  • ゆかり:竹中ゆりか(2話)
  • 美術館館長:近藤準(2話)
  • 福井アキラ:江村和紀(3話)
  • アキラの父:朝倉一(3話)
  • 影夫の上司:二瓶秀雄(3話)
  • 富田博之(4話)
  • 子供たち:劇団いろは(4話)
  • 大山社長:斉藤英雄(5話)
  • 大和田健蔵:山本武(6話)
  • 大和田の孫:庄野武志、田辺友啓 ほか(6話)
  • 須藤えい子:萩原奈穂美(7話)
  • 須藤啓介:暁津純(7話)
  • 観世音センター職員:橋本春彦(7話)
  • 三大寺:田島義文(8話)
  • 警視庁捜査係長:守屋俊志(8話)
  • 銀行員:入江正徳(10話)
  • 犬神博士:東大二朗(11話)
  • 三津野博士:増田順司(12話)
  • 真由美:小貫千恵子(12話)
  • 怪力ロボットX1:山本昌平(13話)
  • 峰博士:宮崎和命(13話)
  • 西園寺博士:梶哲也(13話)
  • マサオ:中村英生(14話)
  • ミドリ:鈴木陽子(14話)
  • 子供たちの保護者:若尾義昭、桜井明子、酒井郷博、安達由紀、芦沢孝子、八百原寿子(15話)
  • 警官:八代駿(15話)
  • 南川博士:細川俊夫(16話)
  • 医師:相馬剛三(17話)
  • 田川アナウンサー:田川勝雄(17・25話)[注釈 8]
  • 北東京薬物研究所所員:大矢兼臣(17話)[注釈 8]
  • ゴロー:大柴学(19話)
  • ゴローの姉:近藤三容子(19話)
  • 五十嵐五十鈴五十嵐美鈴、小林敏也、小林久也(20話)
  • 虎松:中本竜夫(20話)
  • 虎松のコピー人間:中本恒夫(20話)
  • イサム:薄田拓己(21話)
  • 陳田のトレーナー:富士乃幸夫(21話)
  • 選考委員長:片山滉(21話)
  • イチロー:加藤淳也(21話)
  • イチローの父:晴海勇三(21話)
  • ホテル山下家の支配人:轟謙二(22・23・25話)
  • 中山助手:千葉宏和(22話)
  • ケンイチ:鈴木まさゆき(23話)
  • ケンイチの母:岡田和子(23話)
  • 店主:五藤雅博(23話)
  • 大神博士:二瓶秀雄(24話)
  • 大原博士:弘松三郎(25話)
  • 大原ミエ:飛田愛子(25話)
  • 医師:河合弦司(25話)
  • 朝田博士:高木二朗(26話)
  • 朝田浩一:福田信義(26話)
  • 平井助手:佐久間祐子(26話)
  • 信二の父:小林勝彦(27話)
  • 信二の母:内田尋子(27話)
  • 信二:大栗正史(27話)
  • 坂田:暁津純(28話)
  • 五月みつ子:続圭子(30話)
  • 五月しのぶ:島さゆり(30話)
  • しのぶの祖父:今村原兵(30話)
  • 五木一夫:池田秀一(30話)
  • 山川ディレクター:若尾義昭(30話)
  • 北山博士:外山高士(31話)
  • 北山タダオ:中野健(31話)
  • ダイスケ:加藤淳也(32話)
  • アカギ外科医:小沢忠臣(33話)

スタッフ

  • 原作:八手三郎
  • 連載:てれびくん小学館学習雑誌テレビランド
  • プロデューサー:吉津正(NET)、松永英(大広)、平山亨阿部征司(東映)
  • 脚本:放映リスト参照
  • 監督:放映リスト参照
  • 音楽:渡辺岳夫[注釈 9]
  • 音楽制作:あんだんて
  • 撮影:小林武治、古市勝嗣、吉田重業、小川康男、加藤弘章
  • 照明:酒井信雄、戸塚和夫、銀屋謙蔵、城田昌貞、山岸清海
  • 美術:川村晴通、阿部三郎、大瀬賢一
  • 助監督:長石多可男、小林俊夫、鈴木隆志、松本喜隆、堀内泰治、天間敏広
  • 作画(キャラクターデザイン):野口竜
  • 録音:北條照二
  • 編集:吉川泰弘、祖田富美夫
  • 選曲:秋本彰
  • 効果:原田千昭
  • 進行主任:飯田康之、工藤孝行、原田良彦、伊藤隆造、伊藤一男、立花浩
  • 記録:山ノ内康代、久保田民子、福富京子、紀志一子、阿部道子、森美礼、川村澪子、植松よし子、津田のり子、船津一 ほか
  • オートバイアクション(特技):高橋政生、熊沢敏明
  • 技斗:渡辺安章、岡田勝
  • 企画協力:企画者104
  • 制作担当:末永和雄、大里俊博
  • 特撮:特撮研究所、石山信雄
  • 特殊美術:コスモプロダクション
  • 現像:東映化学
  • オートバイ協力:鈴木自動車工業
  • 衣裳協力:子供服のチャイルド
  • 美術協力:島野工業
  • 車輛協力:いすゞ自動車
  • 制作仕上:映広音響
  • 装置:協和美建、生田美術
  • 装飾:大晃商会
  • 衣裳:東京衣裳
  • 美粧:入江プロ、佐藤せつ子
  • 制作:NET東映大広

主題歌・挿入歌

主題歌シングルは1976年4月25日発売(SCS-294)。挿入歌の初出は1976年8月25日発売の「テレビまんが人気者(アイドル)デラックス 5」(CW-7076)。

全曲とも、作詞は八手三郎、作曲は渡辺岳夫[注釈 9]、編曲は松山祐士による。

主題歌

オープニングテーマ「輝く太陽カゲスター」
歌:水木一郎
映像は2バージョン有るが、いずれもベルスターは登場しない。
藤井健ザ・ブレッスン・フォーによるカヴァー版(編曲は筒井広志)が存在する[注釈 10]
ペットントン』でも使用されている。
エンディングテーマ「スター! スター!! カゲスター」
歌:水木一郎、コロムビアゆりかご会
こちらの方の映像には、ベルスターが登場している。

挿入歌

「カゲは行く行く」(22話で使用)
歌:水木一郎、コロムビアゆりかご会
「カゲよきみは友達さ」(22・34話で使用)
歌:水木一郎、こおろぎ'73

放映リスト

参照宇宙船SPECIAL 1998, p. 219

放送日 話数 サブタイトル 登場怪人 脚本 監督
4月5日 1 影法師 レインボー作戦! 白蝋魔人[出典 2][注釈 11] / 鬼沢(演:中庸介 石森史郎 加島昭
4月12日 2 黄金魔人 モグラ作戦! 黄金魔人 / 金斗雲(演:南雲祐介
4月19日 3 怪盗紅ヤモリ 追跡作戦! 紅ヤモリ(演:河村憲一郎) 村山庄三 原田雄一
4月26日 4 恐怖のワクチン 毒グモ作戦! クモ男 / 三沢博士(演:伊藤久哉 土筆勉
5月3日 5 蛙怪人 ダイヤモンド作戦! 蛙怪人 / 綾小路八千代(演:たうみあきこ、声:沼波輝枝
怪人どくろ男[17][注釈 12] / 綾小路貴子(演:星野みどり
戦闘員リーダー / 執事今井(演:岩城力也
石森史郎 加島昭
5月10日 6 冷凍怪人 どぶねずみ作戦! ネズミ怪人[注釈 13] / 神博士(演:山本昌平
モヒガン(演:貝ノ瀬一夫)
5月17日 7 コウモリ男の宝さがし作戦! コウモリ男 / 村田(演:加地健太郎、声:辻村真人
ゴリラマン(演:団巌
土筆勉 内田一作
5月31日 8 カメレオン男の変装大作戦! カメレオン男 / 野々宮(演:上野山功一、声:八代駿 村山庄三
6月7日 9 毒アゲハの大魔術作戦! 怪人毒アゲハ[注釈 14] / 白楽天(演:大木正司 土筆勉 加島昭
6月14日 10 フクロウ怪人 夜行大作戦! フクロウ怪人 / 岩城(演:高城淳一 石森史郎
6月21日 11 魔のオオカミ男 追跡作戦! 狼怪人[注釈 15] / オオカミマン / 武見助手(演:芹川洋 田口勝彦
6月28日 12 豹女の東京ジャングル作戦! 豹女 / 礼子(演:八代順子 土筆勉
7月5日 13 ドクターサタンの世界征服作戦!! キバイノシシ[注釈 16](声:辻村真人) 石森史郎 長石多可男
7月12日 14 カマキラーの人形作戦! カマキラー[注釈 17](人間態:高杉哲平、声:八代駿) 村山庄三
7月19日 15 少年サタン隊 ザリガニアン作戦! ザリガニアン(人間態:斉藤真、声:山下啓介 石森史郎 内田一作
7月26日 16 怪人ムカデリヤ 東京砂地獄作戦! ムカデリヤ(人間体:内村不二人、声:峰恵研 土筆勉
8月2日 17 恐怖の殺人鬼 ハエドブラ作戦! ハエドブラー[注釈 18](人間体:黒部進、声:辻村真人[注釈 19] 田口勝彦
8月9日 18 アリジゴク 東京壊滅作戦! アリジゴク[注釈 20](声:市川治[注釈 21] 村山庄三
8月16日 19 怪人サンゴラスの化石大作戦! サンゴラス(声:峰恵研) 山田稔
8月23日 20 極悪怪人ベアーコング・コピー作戦! ベアーコング(人間体:石川敏、声:細井重之 石森史郎
8月30日 21 ゴリラ怪人 大あばれ作戦! ゴリオリバー(人間体:ミスター珍、声:八代駿)
9月6日 22 毒魔人キノコンガ 誘拐作戦! キノコンガ(人間体:井上三千男、声:二見忠男
カニガブラー(人間態:大浜詩郎、声:辻村真人[注釈 22]
内田一作
9月13日 23 怪人カニガブラー 首狩り作戦!
9月20日 24 怪人バラキュラーの皆殺し作戦! バラキュラー(声:沼波輝枝) 土筆勉 山田稔
9月27日 25 ドクガルダー 人喰い作戦! ドクガルダー(声:梶哲也[注釈 23] 鷺山京子 内田一作
10月4日 26 怪人ヤマアラシスの殺人光線作戦! ヤマアラシス(声:山下啓介) 村山庄三 山田稔
10月11日 27 恐怖のトンボギラー 金しばり作戦! トンボギラー[注釈 24](声:槐柳二) 石森史郎 内田一作
10月18日 28 怪人ナメクジーガーの人間あやつり作戦! ナメクジーガー(声:八代駿) 鷺山京子
10月25日 29 カラスガー 死の四次元作戦! カラスガー(人間態:梅津栄、声:梶哲也) 石森史郎
11月1日 30 猛牛怪人のカゲスター毒殺作戦! バッファローギュー[注釈 25](声:辻村真人) 長石多可男
11月8日 31 怪人カミキーラーの炎地獄作戦! カミキーラー[14][15][注釈 26](声:槐柳二)
11月15日 32 吸血カズラの子供さらい作戦! カズラゴン(声:峰恵研) 村山庄三
11月22日 33 オウム怪人の毒薬作戦! オウムラーダ(声:八代駿) 土筆勉 折田至
11月29日 34 死闘!! 激闘!! サタン帝国最後の日! トドギラス(声:池水通洋
怪人軍団[注釈 27]
石森史郎

放送局

劇場版

ザ・カゲスター(1976年7月22日公開)
脚本:石森史郎、土筆勉 監督:内田一作
登場怪人:カブトギラー(声:辻村真人)、クモ怪人[注釈 29](声:沢りつお)、コウモリ怪人[注釈 30](演:加地健太郎)、豹女(演:八代順子)、イノシシ怪人[注釈 31](声:八代駿)
東映まんがまつりの一編として上映。時系列的にはサタン帝国が登場した13話以降の話である。カブトギラー以外の怪人は、刑務所に送り込まれていたのをドクターサタンが脱獄させた、という設定で再登場している。
DVD「ザ・カゲスター Vol.3」の映像特典や、2007年12月7日に発売された「東映特撮ヒーロー THE MOVIE BOX」および2009年11月21日の「東映特撮ヒーロー THE MOVIE Vol.4」に収録されている。

映像ソフト化

CS放送

ネット配信

2013年2月25日から6月23日まで、YouTubeの「東映特撮 YouTube Official」にて全34話が配信されたほか、2015年12月23日から2016年4月20日まで再配信が行われた。

漫画版

ゲーム

脚注

注釈

  1. ^ 第1話ラストで影夫が「高圧線に触れたときに細胞が分裂作用を起こした」と推測している。
  2. ^ 一味もしくは一団。戦闘員も毎回異なる。
  3. ^ 社長の娘なので、上司である神成部長からは「鈴子お嬢様」と呼ばれている。
  4. ^ 第2話の時点では吠える犬を怖がるほどの臆病者になるという設定だったがカゲスターの足を引っ張る展開になってしまったためこの回のみで廃止された。また、影夫が怯えるとカゲスターは抵抗むなしく影夫のもとへ引き戻されている。
  5. ^ 書籍によっては、名称をカゲボーシと記載している[5][4]
  6. ^ 資料によっては役名を「ベルスター(声)」と表記しているものもあるが[15]、アクションシーンの多くは早川自身が演じている[5][2]
  7. ^ 第22話以降、中村文弥以外のメンバーはクレジットされなくなった。
  8. ^ a b ノンクレジット。
  9. ^ a b 当時渡辺は、真裏で放送していた『元祖天才バカボン』の劇伴と主題歌作曲も担当していたが、本作品は担当番組が重複する際に使用する偽名「大塩潤」を使用しなかった。
  10. ^ 「ヤッターマンの歌 / 最新テレビまんがちびっこ大集合」(JBX-131、1977年発売)に収録。
  11. ^ 劇中呼称なし。
  12. ^ 劇中呼称なし。
  13. ^ 書籍『全怪獣怪人 下巻』では、名称をねずみ怪人と記載している[17]
  14. ^ 書籍『全怪獣怪人 下巻』では、名称を毒アゲハと記載している[18]
  15. ^ 書籍によっては、名称をオオカミ怪人[18]狼男[15]と記載している。
  16. ^ 書籍によっては、名称をイノシシ怪人と記載している[18]
  17. ^ 書籍『全怪獣怪人 下巻』では、名称をカマキリ怪人と記載している[18]
  18. ^ 書籍『全怪獣怪人 下巻』では、名称をハエドブラと記載している[19]
  19. ^ オープニング表記は「黒部進」。
  20. ^ 書籍『全怪獣怪人 下巻』では、名称をアリジゴク怪人と記載している[19]
  21. ^ オープニング表記は「市川修」。
  22. ^ オープニング表記は「山下啓介」。
  23. ^ オープニング表記は「槐柳二」。
  24. ^ 書籍『全怪獣怪人 下巻』では、名称をトンボキラーと記載している[14]
  25. ^ 書籍によっては、名称をバファロギューと記載している[14][15]
  26. ^ 劇中では「カミキラー」と呼称。
  27. ^ 蛙怪人、フクロウ怪人、豹女、イノシシ怪人(キバイノシシ)、ザリガニアン、バラキュラー、ナメクジーガー、カラスガー、バッファローギュー、カズラゴンの10体。
  28. ^ 雨傘番組は映画『日本侠客伝 浪花篇』が19:00 - 20:54枠で編成、本作品は19:30の『一休さん』と20:00の『金のなる樹は誰のもの』と共に編成されなかった。
  29. ^ テレビ版ではクモ男。
  30. ^ テレビ版ではコウモリ男。
  31. ^ テレビ版ではキバイノシシ。

出典

  1. ^ a b c d e f 特撮全史 2016, p. 80, 「ザ・カゲスター」
  2. ^ a b c d e f 東映HM52 2015, p. 97, 「『ザ☆カゲスター』作品概要」
  3. ^ a b c d 竹書房/イオン編 編『超人画報 国産架空ヒーロー40年の歩み』竹書房、1995年11月30日、128頁。ISBN 4-88475-874-9。C0076。 
  4. ^ a b 宇宙船SPECIAL 1998, p. 176
  5. ^ a b c 全怪獣怪人 下 1990, p. 187
  6. ^ a b 講談社X文庫 メーキング・オブ・東映ヒーロー (3) メカニカルヒーローの世界』(1987年)
  7. ^ a b ブレインナビ 編 編『快傑ズバット大全』双葉社、2002年、172頁。 ISBN 978-4575293715 
  8. ^ 『イナズマン大全』(双葉社・2003年)p.192
  9. ^ 東映HM52 2015, p. 92.
  10. ^ 『野口竜の世界 東映特撮TV映画・悪の系譜』(朝日ソノラマ・1985年) p.81、94
  11. ^ a b c d e 東映HM52 2015, pp. 98–99
  12. ^ 宇宙船』Vol.7(朝日ソノラマ・1981年夏季号)p.27
  13. ^ a b 「再録検証 稀代の怪人絵師・野口竜の世界(初出『東映ヒーローMAX Vol.13』辰巳出版)」『メタルヒーロー怪人デザイン大鑑 奇怪千蛮』ホビージャパン、2017年9月30日、95頁。 ISBN 978-4-7986-1540-0 
  14. ^ a b c d 全怪獣怪人 下 1990, p. 191
  15. ^ a b c d e f 宇宙船SPECIAL 1998, p. 219
  16. ^ a b c d 『大野剣友会伝 ヒーローアクションを生んだ達人たち』風塵社、1999年7月15日。 ISBN 4-938733-69-2 
  17. ^ a b c 全怪獣怪人 下 1990, p. 188
  18. ^ a b c d 全怪獣怪人 下 1990, p. 189
  19. ^ a b 全怪獣怪人 下 1990, p. 190
  20. ^ 北海道新聞』(縮刷版) 1976年(昭和51年)9月、テレビ欄。
  21. ^ デーリー東北』1976年12月10日付朝刊、テレビ欄。
  22. ^ 秋田魁新報』1976年4月6日付朝刊、テレビ欄。
  23. ^ a b 日刊スポーツ』1976年4月10日 - 12月4日付テレビ欄。
  24. ^ 河北新報』1976年4月5日 - 11月29日付朝刊、テレビ欄。
  25. ^ 福島民報』1976年4月10日 - 12月4日付朝刊、テレビ欄。
  26. ^ 『日刊スポーツ』1976年4月5日 - 11月29日付テレビ欄。
  27. ^ 『日刊スポーツ』1976年4月6日 - 6月1日付テレビ欄。
  28. ^ 北國新聞』1976年5月5日付朝刊10面テレビ欄より。
  29. ^ 『北國新聞』1976年5月8日付朝刊テレビ欄より。
  30. ^ 『北國新聞』1976年7月各日朝刊テレビ欄
  31. ^ 中日新聞』1976年7月各日朝刊テレビ欄
  32. ^ a b 徳島新聞』1976年7月各日朝刊テレビ欄
  33. ^ 山陰中央新報』1976年7月各日朝刊テレビ欄
  34. ^ a b 山陽新聞』1976年7月各日朝刊テレビ欄
  35. ^ a b c 愛媛新聞』1976年7月各日朝刊テレビ欄
  36. ^ a b 熊本日日新聞』1976年7月各日朝刊テレビ欄
  37. ^ 宮崎日日新聞』1976年7月各日朝刊テレビ欄
  38. ^ 東映チャンネル | ザ・カゲスター 4月11日(月) 放送スタート!毎週(月)18:00~19:00”. 東映チャンネル. 2022年3月4日閲覧。

出典(リンク)

参考文献

NET(現:テレビ朝日) 月曜 19:00 - 19:30
【当番組より特撮番組枠】
前番組 番組名 次番組
アンデス少年ペペロの冒険
(1975年10月6日 - 1976年3月29日)
【ここまでアニメ枠
ザ・カゲスター
(1976年4月5日 - 11月29日)
5年3組魔法組
(1976年12月6日 - 1977年10月3日)


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