パーフェクト・カスケイド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 22:58 UTC 版)
「イナズマイレブンGOの登場人物」の記事における「パーフェクト・カスケイド」の解説
チーム雷門がザナーク・ドメインを一先ず退かせたことにより、エルドラドが召喚したルートエージェントチーム。ワンダバによれば今までの敵とは格が違う強さを誇り、このチームを倒さなければ、サッカーを取り戻すことは出来ないという。メンバーはほとんど「個性」が感じられない者ばかりであり、霧野に「覇気がない」と言われるほど不気味である。サカマキには「私の作り上げた最高の芸術品」と称されているが、その正体はサカマキの作ったアンドロイド(人工生命体)であり、パーフェクトと称されるその実力は、アンドロイドだからこそ出来るものである。 レイ・ルク 声 - 河野裕 パーフェクト・カスケイドのキャプテンで、ポジションはMF。背番号9番。灰色の坊主頭と菱形の無機質な眼が特徴で、抑揚の無い声で話す。 恐竜編では、エルドラドの指令により、チーム雷門のいる白亜紀へと送り込まれ、本来は人間に襲いかかろうとしないはずのロックスターをマインドコントロールしてチーム雷門を襲い、その後、雷門を「ロックスクエアスタジアム」へと連れてきて試合をさせ、結果は19 - 0という一方的な差で追い詰め、マインドコントロール波を浴びせようとするが、逃げられてしまい、更にチーム雷門が恐竜とサッカー練習をしているところを襲い、再びロックスクエアスタジアムにて試合をさせ、プラズマシャドウで雷門ゴールを次々と割り、雷門を圧倒、8 - 0まで点差を広げるが、フェイの覚醒やトーブとのミキシマックスによって得点を許すと、プラクティスモードからノーマルダイブモードへと移行し、再び雷門を圧倒する。しかし、エルドラドがセカンドステージ・チルドレンの襲撃を受けていることを了知し、試合を中断して未来に撤退した。 幻想世界編では、「9の力」と「10の力」を手にするためキャメロットへとタイムジャンプした“円卓の騎士団”(雷門)の前に、マスタードラゴンを洗脳して現れ、黄名子を浚っていくと、彼女を嘆きの洞窟に閉じ込め、洞窟最深部に辿り着いた雷門騎士団の前に現れ、“ダークドラゴンナイト”(黒い騎士)を名乗ってマスタードラゴンを操るが、アーサー王の聖剣エクスカリバーでドラゴンの洗脳は解けた。その後、騎士団に3度目の試合を仕掛け、ハイパーダイブモードに移行して雷門を圧倒するが、覚醒した雷門騎士団の猛攻に敗北する。 試合後、チーム雷門の前に現れたSARUの元より天馬たちをエルドラド本部に送還し、フェーダ打倒の目的で協力を要請する。自身を含め、パーフェクト・カスケイドはセントエルダの街の防衛を行い、街の人々からは感謝されているものの、無表情のために気味悪がられてしまい、あくまでフェーダとは直接戦闘しているに過ぎないため、サッカープレイヤーとしてのデータは持ち合わせていなかった。ラグナロクではエルドラドチーム03に配属され、アップデートによって天馬をキャプテンと見なし、従順な態度をとったが、やはり気味悪がられてしまう。また、アンドロイド故にフェイの念動波を無効化できるため、ハイパーダイブモードによって攻め上がり、化身アームドシュートを放つが、シュートは決まらず、その後はただガルのラフプレーに翻弄され、機能停止に陥る始末となったが、49話にて観客席からプロトコル・オメガのメンバーと共にザ・ラグーン戦を観戦する姿を見せていた。レイの化身 人工化身プラズマシャドウ 声 - 野島裕史 禍々しい姿をした赤黒い電子の集合体でできた謎の化身。厳密には化身ではないらしいが、詳細は不明で、レイ以外のメンバーもこの化身を使用することができるが、今までの化身と異なり、恐怖を感じさせるような化身でもある。ゲーム・アニメ共に全員が化身アームド可能である。 ゲームでの表記は「人工化身プラズマシャドウOF」であり、他の選手もポジションごとに対応したプラズマシャドウとなっている。また、KPと化身アタックが著しく低いため、レイたちは初めから零式の化身を発動してくる。 化身を用いた必殺技は「シュートコマンドK08(シャドウレッグ)」、「オフェンスコマンドK08(シャドウソード)」、「ディフェンスコマンドK08(シャドウガード)」、「キーパーコマンドK08(シャドウハンド)」。 ハイパーダイブモード リミッターを解除したパーフェクト・カスケイドの全力の形態。左右の頬が縦に割れ、目にはバイザーがかかり、声にはリバーブがかかる。なお、ゲーム版『ネップウ/ライメイ』ではミキシマックスと同じ扱いであり、彼らの場合は全ての選手とベストマッチが発生する。 ラウ・セム 声 - 美名 ポジションはGK。背番号1番。赤い瞳が不気味なゴールキーパー。彼らがアンドロイドであることが判明する前の恐竜編では、ミキシトランスしたフェイに得点を許した時にとても動揺した表情で冷や汗をかいていた。 必殺技は「キーパーコマンド16(弧月十字掌)」。 バド・アッド ポジションはDF。背番号2番。どんな痛みも表情に出さないDF。 必殺技は「ディフェンスコマンド21(無影乱舞)」(リン、ドネル)。 リン・クール 声 - 小林ゆう ポジションはDF。背番号3番。焦点の合わない目が敵の心をざわつかせる。 必殺技は「ディフェンスコマンド21(無影乱舞)」(バド、ドネル)。 マ・ドネル ポジションはDF。背番号4番。常にポーカーフェイスなDF。 必殺技は「ディフェンスコマンド21(無影乱舞)」(バド、リン)。 エミ・ウル ポジションはMF。背番号5番。どんな激しいプレイも汗ひとつ流さない。 ファ・ニール ポジションはMF。背番号6番。感情が宿っているのか疑うほどの冷たい瞳をしている。 ケイ・ロウ ポジションはMF。背番号7番。常に浮かべている微笑みはどこか不自然。 ダイ・ロード ポジションはMF。背番号8番。彼のその佇まいからは生気が感じられない。 ブル・レクス 声 - 佐々木日菜子 ポジションはFW。背番号10番。無表情でシュートを放つストライカー。 必殺技は「シュートコマンド20(双飛遊星弾)」(グラ)。 グラ・フォム 声 - 奈良徹 ポジションはFW。背番号11番。計算しつくされた動きのストライカー。 必殺技は「シュートコマンド20(双飛遊星弾)」(ブル)。 ニー・ベル ポジションはGK。背番号12番。どんな局面でも顔色ひとつ変えない。 ザラ・クス ポジションはDF。背番号13番。彼からは人の体温を感じない。 セイ・サーボ ポジションはMF。背番号14番。たまに動かなくなってしまうことがしばしば。 ア・シモフ ポジションはFW。背番号15番。彼の顔からは感情が読み取れない。 イル・メル ポジションはFW。背番号16番。たとえどんな激しいプレイでもケガひとつしない。 サカマキ・トグロウ 声 - 石井康嗣 パーフェクト・カスケイド監督である壮年の男性。トウドウの命により「サッカー消滅」のインタラプトを守護(ガード)しつつ、キャプテンであるレイに指示を下す。トウドウを呼び捨てにしていることから、親しい間柄であるのが分かる。 ラグナロク編ではトウドウと共に雷門に事情を説明し、ラグナロクで戦うこととなる「エルドラドチーム02」に神童(キャプテン)、倉間、狩屋、天城、アルファ、ベータ、ガンマ、エイナム、ルジク、オルカ、ガリングというメンバーを揃えて、自身はその監督を務め、ギルに追い込まれた神童に、アルファ、ベータ、ガンマのボール保持率と走力のデータを教え、「エルドラドチーム02」の勝利に導いた。
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