ハイド伯爵家とは? わかりやすく解説

ハイド伯爵家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/06 19:20 UTC 版)

星界シリーズの登場人物」の記事における「ハイド伯爵家」の解説

リン・スューヌ=ロク・ハイド伯爵(ドリュー・ハイダル)・ローシュ 声 - 田中秀幸 / 森田順平ラジオドラマ星界断章併呑』のみ) 初代ハイド伯爵ジント父親故人惑星マルティーニュ生まれで、地上での名前はロック・リン。 親友のティル・コリントを秘書として、ハイド星系議会議員経て政府主席となる。帝国暦935年に妻を亡くし息子養育コリント夫妻依頼する帝国暦945年星界軍流砂艦隊侵略を受け、主権放棄初代ハイド伯爵となる。帝国暦952年ハイド伯国の3ヵ国連占領後処刑された。 ハイド門から来襲した星界軍対し抵抗するではなく帝国邦国となる代わりに、自らが領主になる」ことを認めさせる。これは、星系住民には極めて卑怯な行為受け止められ裏切り者売国奴」との謗りを受けることとなった。さらに、この件に関してごく一部議員にのみ(秘書ティルにすら話さなかった)話して内諾得ていたこと、叙爵見返りとしてマーティンの対宇宙防衛システム制御引き渡したことも致命的となった地上世界出身者貴族にまで登りつめることはままあるが、領民国民士族経て叙爵されるのが普通であり、帝国外の人間がいきなり貴族となった極めて珍しい例ロック行為裏切りではあるが法的に正当なものであり罰することは出来ないため、星系政府議会から特別立法までされた上で処刑される降伏後は、定期的な通信をした以外、ジント再会することなく世を去った本編では一度台詞登場せず(アニメわずかな台詞オリジナル)、降伏過程ハイド伯国統治状況などは不明な点が多いが、星系市民の反アーヴ感情のため軌道塔の完成を見ることはなかった。ジントの言によれば地球とは別個に進化したマルティーニュの生態系極めて貴重な資源みなしており、有効に活用すればハイド伯国豊かになるだろうと考えていた。しかし、帝国貴族領主になればその富は独占され星系市民には行き渡らない考えてハイド星系市民領主となって交易に携わらなければならない主張していた。後にジント領民政府交わした条約により彼の目論見はほぼ達成されるロックは、本来は領主選ばれた後、直ち辞任して星系議会領主任命権委譲し星系市民から領主選出するつもりであった。しかし、ドゥサーニュから、領主になれるのは帝国貴族のみだと拒否され市民から負託受けている以上無慈悲支配者受け入れわけにはいかない、と抵抗姿勢見せる。しかしドゥサーニュはロックマーティン対す誇り見て少し心を動かされハイド伯爵位は世襲とすること、自分指名する人間家臣として雇用すること、降伏後一緒に帝都へ行くこと、の3つの条件受け入れればロックハイド伯爵とするよう皇帝ラマージュに進言する提案ロック条件受諾し降伏選択し、ラマージュもこれを認めた。 スオッシュ 声 - 千々和竜策ラジオドラマのみ) マルティーニュの領民政府指名したハイド伯国代官。マルティーニュ出身初老の男性ロックとは知り合い幼いころジントにも会ったことがある取り決めによりマルティーニュに近づけず、伯国内の長期滞在許されないジント代わり軌道城館領主職務代行するディアーホの仔のうち純白の仔を引き取って育てている。 パーヴェリュア 声 - 小西克幸 (『星界の戦旗I』)/ 江川央生(『星界の戦旗II以降) ハイド伯爵家家臣。もと軍匠科従士長。地上世界出身者本名はアントン・パーヴロヴィチ・フセイノフ。パーヴェリュアという名前は星界軍に入る際にアーヴ風の名前に改名する必要がある誤解してけたもの優秀なエンジニアで、反応炉専門決断が遅い傾向がある。 帝国暦955年に軍匠従士長として突撃艦バースロイル着任帝国暦956年星界軍退役。ハイド伯爵家家臣となる。 サムソンとはバースロイル配属される以前からの付き合いで、慕っている。バースロイル配属されるときはサムソン部下として呼んでくれるよう頼んでいたし、伯爵家家臣となったのも、サムソン働きたかったのが主な理由だった。また、サムソン士族になるべきかどうか悩んでいたときに、身分なんて服みたいなものだから自由に着替えればいいと助言した。 アプティック門防衛戦の際に負傷して爆発寸前の艦に取り残されるが、自力救命ポッド発射させて脱出した助けに来たジント無駄足を踏ませたことになるが、結果としてジントとラフィールの絆を深めるのに一役買っている。

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