ネマガリダケとは? わかりやすく解説

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ねまがり‐だけ【根曲(が)り竹】

読み方:ねまがりだけ

イネ科植物山地群生し、高さ2〜3メートル地表を横に走り、それから曲がって斜め上伸びる革質無毛竹の子食用にする。姫竹くまいざさちしまざさ

根曲がり竹の画像
根曲がり竹の画像
根曲がり竹の画像
ネマガリダケの水煮

根曲竹

学名:S. kurilensis
和名:ネマガリダケ

備考(別名・通称など):チシマザサ稈は丈夫で籠用材。筍は美味スズコ姫竹呼ばれ人気
根曲竹
ネマガリダケ(チシマザサ

根曲竹

読み方:ネマガリダケ(nemagaridake)

チシマザサ別称
イネ科高山植物

学名 Sasa kurilensis


チシマザサ

(ネマガリダケ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/11 05:51 UTC 版)

チシマザサ(千島笹[3]学名: Sasa kurilensis)は、イネ科タケ亜科ササ属英語版に分類される、大型のササ(笹)の一種。高山地帯に生え、ササ類では最も北に分布する。タケノコはアクが少なく、食用にされる。


注釈

  1. ^ a b (かん)とは、イネ科植物などに見られる、中空構造の

出典

  1. ^ a b c 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Sasa kurilensis (Rupr.) Makino et Shibata チシマザサ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年5月6日閲覧。
  2. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Sasa kurilensis (Rupr.) Makino et Shibata f. pseudokurilensis (Nakai) Sad.Suzuki チシマザサ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年5月6日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k 高橋監修 2003, p. 154.
  4. ^ a b c d e f g h i 金田初代 2010, p. 109.
  5. ^ a b 食彩の王国』”. tv asahi (ウェブサイト). テレビ朝日 (2012年7月14日). 2012年7月14日閲覧。 “夏にタケノコ?と驚きますが、実は春に出回る孟宗竹は18世紀に中国から伝来した外来種。古来、日本の山林に自生していたのはこうした笹類のタケノコだったのです。”:第434回「夏たけのこ」 7月14日放送回(紹介記事は「食材のリスト」経由で閲覧可能)。
  6. ^ a b c d 戸門秀雄 2007, p. 75.
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 主婦の友社編 2016, p. 110.
  8. ^ a b c d e 戸門秀雄 2007, p. 76.
  9. ^ a b 戸門秀雄 2007, p. 78.
  10. ^ 富山県富山市のかに面おでんと海鮮とろろ丼 孤独のグルメ”. BSテレ東. 2023年9月11日閲覧。
  11. ^ vfc_toyama. “すすたけ(ネマガリタケ)採りへ”. 野菜ソムリエコミュニティ富山(旧称ベジフルコミュニティ富山). 2023年1月30日閲覧。
  12. ^ 高橋監修 2003, pp. 154–155.
  13. ^ 高橋監修 2003, p. 155.
  14. ^ 大林国彦、鈴木晶久、廣島幸美「スピーカ用振動板素材ホロファイン」『シャープ技報』第51巻、シャープ研究開発、1991年12月、55-58頁、ISSN 02850362 


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