テン・リングス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/17 14:50 UTC 版)
テン・リングス(Ten Rings)は、マーベル・コミックに登場する架空の指輪。
注釈
- ^ ブルース・バナーは“ヴィブラニウム”製ではないと断定し、彼から“チタウリ”が作ったものかと聞かれたキャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベルも「こんな技術は見たことがない」と返答した。更にブルースは、シュー・シャン・チーから1000年以上前に父が入手したと伝えられると「熱ルミネセンスから見て、もっとかなり古そうだ」と分析した。
- ^ 火口で発見した、若しくは墓から盗み出したなど諸説あるが、具体的な入手経路は不明。
- ^ 10個の輪に書かれた漢字一文字は真上の輪から時計回りに“權”・“力”・“壯”・“偉”・“傑”・“勢”・“宏”・“雄”・“強”・“威”、となっており、組織が創設されて間もない中世時代には篆書体で書かれていたが、現代においては簡体字で記されている。
- ^ この時噴出した大水は、その場にいる人物にかかることなく取り囲む。
- ^ ジャクソン・ノリスや、“イエロージャケット”の披露会に参加していた男性構成員も身体の一部にこの旗章の絵図を彫っている。
- ^ 本部に掲げられている旗章と絵図が異なるのは、映画製作での裏事情のためであり、『アイアンマン3』にモンゴル文字をあしらった旗章が登場したことを知ったモンゴル政府が、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギへ「無形文化遺産であるモンゴル文字をテロリストグループに結び付けた」と苦情の手紙を送ったことから、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』に登場するテン・リングスの旗章は、前述の漢字をあしらった旗章にデザイン変更された[5]。
- ^ なお、テン・リングスの長の名称であると長年思われていた“マンダリン”とは、アルドリッチ・キリアンが“エクストリミス”不適応者の爆死事件をテロと世間に誤認させるためにテン・リングスの旗章と合わせて捏造したものであり、ウェンウー本人は名乗ったことはなく、「(その名称は)マンダリンチキンでも食べながら思いついたのだろう」と揶揄した。
- ^ その一方で、組織のものを盗んだ一味の親玉が、囚われても命乞いせずに自分を殺すよう進言してきた際には「自決するんだな」と言い残して解放するよう部下に指示したり[6]、マンダリンを名乗ったトレヴァー・スラッタリーを厭わしく思って処刑しようとした直前に、彼が即興で披露した芝居を気に入って捕虜とするなど、決して衝動的でもない面もある。
- ^ しかし、息子と娘の居所を把握してはいたようだが、決して2人をすぐに連れ戻そうとせず、シャン・チーに10年間・シャーリンにも数年間、それぞれの生活を送らせるなど、父親としての愛情を完全に失ったわけではなかった。
- ^ ウェンウーがシャン・チーたちを招いた食卓のシーンで彼も同席し、ウェンウーから「もう一人の息子」と呼ばれる未公開映像がある[6]。
- ^ 演じたフロリアン・ムンテアヌは、「レーザー・フィストは、ウェンウーを親父同然に思い、それでシャン・チーを妬んでもいる」と述懐している[7]。
- ^ 未公開映像では、ケイティ・チェンを激励し、彼女が落とした弓を捨て身で拾ってケイティに投げ渡した直後に“ソウルイーターズ”に魂を吸引されて絶命する最期を迎えている[6]。
- ^ この時に、ロイヤル・コート劇場前で一緒に写真を撮った母親には主役を演ると嘘をついたという。
- ^ このドラマの撮影で母親の葬儀に出られなかったとも言及している。
- ^ リア王を演じることが得意だと、キリアンが言及している。
- ^ 後にスラッタリーは、キリアンがBBCのプロデューサーと偽って自分に接触してきたとシャン・チーに説明した。
- ^ 加えて整形手術も施してもらい、高速ボートまで与えられたとトニーに証言した。
- ^ 「猿が馬に乗っているシーンでどうやって馬に乗っているように演技させたのか、未だに分からない」ともケイティたちに話した。
- ^ 『ケージド・ヒート』出演で銃の扱いを心得ているらしいが、彼はキリアンに信頼されていないため、偽物の銃を映像内で使用していた[8]。
- ^ 「今のはオフサイド」と口を挟んでいた。
- ^ 未公開場面では、ケイティが“ ドウェラー・イン・ダークネス”に矢を射る前に、発光する無数の鳳凰と共に空を飛ぶモーリスに跨りながらソウルイーターの群れに挑んでいる[6]。
- ^ これにより頭部の右半分に火傷を負った。
- ^ 機械工学や科学技術に精通するゲリラがいないのか、開発作業はトニーとインセンに任せきりで、両者を間近で見張り続けることが無かったほど、対応が甘かった。
出典
- ^ a b c d “MANDARIN'S RINGS”. 2022年1月21日閲覧。
- ^ a b c “【シャン・チー】マンダリン(ウェン・ウー)の強さ・能力について解説!【マーベル原作】”. 2021年11月20日閲覧。
- ^ a b c “映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の指輪の原作設定を紹介!”. 2021年4月21日閲覧。
- ^ a b c d ビジュアル・ディクショナリー 2019, p. 45
- ^ “‘Shang-Chi’s’ Ten Rings Logo Controversy Comes Full Circle”. 2022年8月19日閲覧。
- ^ a b c d e f 『シャン・チー/テン・リングスの伝説』ブルーレイ収録の未公開映像より
- ^ a b c d e 『シャン・チー/テン・リングスの伝説』劇場版パンフレット
- ^ ビジュアル・ディクショナリー 2019, p. 61
- ^ 『アイアンマン』劇場公開版
- ^ 『アイアンマン』テレビ朝日版
- 1 テン・リングスとは
- 2 テン・リングスの概要
- 3 参考文献
テン・リングス(腕輪)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 08:41 UTC 版)
「テン・リングス」の記事における「テン・リングス(腕輪)」の解説
10個ワンセットで構成される神秘的な功夫環。現時点でその製作の経緯は一切不明だが、これを片前腕に5個ずつ装着した者は不老不死の命を得られ、装着者の意思による巧みな遠隔操作で任意の数のリングを腕から射出し引き戻すだけでなく、腕から離れた5個のリングで形成した一筋のエネルギーを鞭のように振るってバリヤー生成・直接殴打・相手の捕縛・ブーメランの様に投擲といった多彩な攻撃に加え、足元にリングを射出することで装着者を長跳躍させるなど、想像を絶する超常的なパワーを発揮する武器として駆使できる。その物理的な攻撃力は、“ター・ロー”に存在する“ダーク・ゲート”や、“ドウェラー・イン・ダークネス”をも破壊・撃破可能であるほど非常に高い。装着者によって駆使した際に発する光の色とエネルギーの形状は異なり、シュー・ウェンウーが駆使すると紫がかった青で発光し、鋭い雷のようなエネルギーが迸るが、イン・リーやシュー・シャン・チーが駆使すると金色に輝き、帯のようなエネルギーが流れる。 中世時代にこれを入手したウェンウーは、このリングによって1000年の時を年老いることなく生きてきた。現代においてウェンウーがリーとの結婚生活の謳歌を決めると、彼はこれを手放し、屋敷の宝物庫に数年間死蔵された。しかし、リーが非業の死を遂げた一件が遠因で再びウェンウーの両腕に戻った。 そして2024年の清明節の日に、ター・ローを巡る戦いで、ウェンウーと対決することになったシャン・チーも父の腕から離れたこのリングを操ることに成功。その直後にドウェラー・イン・ダークネスを解き放ってしまったウェンウーの手からシャン・チーに託され、以降はシャン・チーがリングの所有者になる。 また、シャン・チーがこれをはめて初使用すると、リングから何らかのメッセージ/信号が発信され、それを“カマー・タージ”で察知したとウォンは語っており、そのメッセージに関する内容もまだ明らかになっておらず、膨大な数の人工物の記録を保管している“サンクタム・サンクトラム”にすらこのリングの記録はないなど、未だに謎多きアイテムである。
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テン・リングス(組織)
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「テン・リングス」の記事における「テン・リングス(組織)」の解説
現代から1000年前、シュー・ウェンウーが率いた軍隊を前身とし、彼が愛用するリングの名をそのまま組織名にあてて創設された犯罪組織。漢字一文字が書かれた10個の輪が、交差する2本の鈎を囲う絵図を組織の旗章とする。 各地に構えられた支部が独立した組織ではあるが、世界の覇者になることを目指すウェンウーの指導の下、誘拐、強奪、要人及び民間人攻撃などのテロ活動を展開し、数世紀をかけてあらゆる国家や政府を転覆してきた。 ウェンウーがリーとの結婚生活の謳歌を決意したことで数年間活動停止状態となったが、ウェンウーがリーを喪うと活動が再開され、超人たちが次々と登場し始めた21世記の現代においても、随所で暗躍する。
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テン・リングス(腕輪)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 08:43 UTC 版)
「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の記事における「テン・リングス(腕輪)」の解説
正体不明の素材と技術で作られた10個ワンセットで構成される神秘的な功夫環で、使用者に莫大な戦闘力と不老長寿を与える。犯罪組織“テン・リングス”の発起と名前の由来で、本作のキーアイテムである。
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テン・リングス(組織)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 08:43 UTC 版)
「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の記事における「テン・リングス(組織)」の解説
ウェンウーを筆頭に、世界各地に支部を構え、誘拐、強奪、民間人攻撃などのテロ活動を展開する犯罪組織。本作では、メインヴィランとして登場する。
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テン・リングス(腕輪)
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「シャン・チー」の記事における「テン・リングス(腕輪)」の解説
10個ワンセットで構成される神秘的な功夫環。ター・ローを巡る戦いで、ウェンウーと対決することになったシャン・チーは、“ドウェラー・イン・ダークネス”が解き放たれた際に、父からこのリングを託されて所有者となる。
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テン・リングス(Ten Rings)
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「マーベル・シネマティック・ユニバースの設定・用語一覧」の記事における「テン・リングス(Ten Rings)」の解説
シュー・ウェンウーを筆頭に、世界各地に支部を構え、誘拐、強奪、民間人攻撃などのテロ活動を展開する犯罪組織。ウェンウーが神秘の腕輪の力で1000年もの年月を生き存えたことから、数世紀をかけてあらゆる国家や政府を転覆してきた。
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テン・リングス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 00:47 UTC 版)
「マーベル・ワンショット」の記事における「テン・リングス」の解説
無国籍テロリスト集団。スラッタリーの身柄を確保するために、ノリスを派遣させる。
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テン・リングス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 14:13 UTC 版)
※この「テン・リングス」の解説は、「アイアンマン3」の解説の一部です。
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