シュレッダー‐ダスト【shredder dust】
シュレッダーダスト
使用ずみ自動車および廃家電の処理過程で、それらをシュレッダーマシン(破砕機)にかけ粉砕する。そのなかから金属などの有価物を回収したあとの残りをシュレッダーダストという。使用ずみ車処理の場合、全車両重量の20~25%の割合で発生する。成分はプラスチック、ゴム、繊維などであり、埋め立ては管理型埋立て処分場に埋め立てることが義務づけられている。埋立て処分場の逼迫から、シュレッダーダストの体積減量化、あるいは埋め立て以外の処分方法の技術確立が急務となっている。
参照 ASRシュレッダーダスト
シュレッダーダスト
廃棄された自動車や電化製品などは工業用シュレッダーで粉々に粉砕されて、鉄などが回収される。その後産業廃棄物として捨てられるプラスティックやガラス、ゴムなどの破片をシュレッダーダストと呼ぶ。シュレッダーダストからは基準を超える水銀や鉛が流出していることがわかり、問題化している。
シュレッダー
(シュレッダーダスト から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/23 00:06 UTC 版)
シュレッダー(英語: shredder)は、対象物を切断破砕する機械の総称である。(切断式/せん断式)破砕機(はさいき)とも言う。
- 1 シュレッダーとは
- 2 シュレッダーの概要
シュレッダーダスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/20 07:12 UTC 版)
シュレッダーダストとは、対象物の破砕くずのことである。 ペーパーシュレッダーのシュレッダーダストである紙の細片については、繊維が短く切断されていることで再生紙の強度が低下したり、水に溶かす工程で流れ出やすくなってしまうため、再生紙としてリサイクルする用途には向かないとされている。そのため、そのまま廃棄処分されていた。しかし、紙資源のリサイクルに大きな関心が払われるようになった近年では、細片をそのまま袋に入れ、緩衝材として再利用されることも多くなった。また、シュレッダーで裁断された紙くずの回収・再資源化を行う業者、紙の細片からトイレットペーパーを製造する従来より小型の装置も登場し、再利用される機会も増えている。 産業分野におけるシュレッダーダストとは、対象物を破砕した後に有価物を取り出した残りの廃棄物のことを指し、産業廃棄物として最終処分の対象となる。近年では、自動車などに由来するシュレッダーダスト(主に再利用不可能なプラスチック)の処分方法や不法投棄などが問題化している。
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